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体罰に染まればあとには引けないぞ [2013年01月19日(Sat)]

__tn_20130119191511.jpg興南高校野球部の我喜屋監督が、朝日新聞のシリーズ「スポーツと体罰」でこう語っている。

≪子供たちに手を出したくなる時は、よくあります。何度言っても部のルールを守れなかったり、練習での態度が悪かったり。でも、そんな時は両手で後ろをぎゅっと結び、我慢します。感情が先走ってはいけない。「言い聞かせる」ことが大切。「殴り聞かせる」という言葉はありません。≫

殴られることが常態化すれば、仮にそれが愛の鞭だったとしても、暴力は次の世代に引き継がれる。殴られて育った者は反射的に殴る、叩く、つねる、押し倒す。冷静ではいられない衝動が教師や親を押し包む。教育といらだちは渾然となってしまうのだ。この監督はそのことをよくわかっていらっしゃる。

また同シリーズで前橋育英高校サッカー部の山田監督がこう語っている。

≪暴力をしてはいけないが、大阪の桜宮高の体罰問題をきっかけに腫れ物に触るような指導になってしまうことを危惧する。子供と向き合って根気強く何度も話しかけ、正直にぶつかる。指導者にとっては大変なことかもしれないが、決して逃げてはいけない≫

子供は純真で染まらずよい方向へ伸びようとする、という意見もあるしそうした子供も多い。しかしワルはいる。「よおー、あんた暴力ふるったらクビになるんだろ?オレがなに言っても怒ったらいけないぜ。手が出たらおしまいだよな」などと言い放って教師を手玉にとる奴らも出てくるにちがいない。そんな心配をしている。