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『ふみハウス〜徒然の心に残る日々』 [2026年04月01日(Wed)]

DSC_3472.JPG徒然なるまゝに硯に向ひて心に移りゆくよしなしごとを書きつく…徒然草のように。私は旅するようにゆったりと、かつ鵜の目鷹の目で日常をとらえます。
[ふみハウス リンク集]
啓蟄後山が笑って春は成す [2026年03月06日(Fri)]

250309140937102~2.JPGきのう3月5日から二十四節気の啓蟄(けいちつ)が始まる。地中に閉じこもっていた虫や蛇など(蟄)が、這い出てくる(啓)季節だという。

啓蟄のころは、山笑う季節の到来。木々が眠りから目覚め芽吹く。春もみじと言われる色鮮やかで華やかな山に至る直前、なんとなく山の体積が増えたような気がする。山も野も川も春の喜びに浸る前段となる、素敵な季節。

 故郷やどちらを見ても山笑ふ

正岡子規の句である。病床に伏す子規は松山の山々を思慕したであろう。東京で山を見ることもかなわなかったのではなかろうか。

地上に咲く早春の一番はクロッカス(わたしにとって)。続いて沈丁花が芳香を漂わせて、初期の春は完成する。桜花爛漫の時は来て、春が爛熟するのは間もなくだ。
ジェイコブソン響き麗しフレタなり [2026年03月05日(Thu)]

250324084355136~2.JPG美貌の主である。品格まことによろしく、満員の客席に満遍なく女神のような上質な笑み(女神に出会ったことないけど)を振りまく。ロングドレスを颯爽と翻して歩く。実に凛々しい。それでいて謙虚である。ギターの音色は多彩で、甘みも深さも申し分ない。細やかに大胆さも兼ね備えでクラシックの響きを堪能することができた。楽器は米国のジェイコブソンとか。芯のある素晴らしい音である。

村治佳織のデュオコンサートを松江・プラバホールで楽しんだ。ピアソラ「リベルタンゴ」が最も心地よかっただろうか。マイヤースの「カヴァティーナ」は弾けなくなって久しい。まろやかなあの曲を再び弾きたいと思った。ゲーム音楽の新境地「ファイナルファンタジー」のギター版も楽しめる。「ニュー・シネマ・パラダイス」「A列車で行こう」、有名なナンバーもなかなかのもの。

中盤以降、困った客が出てきた。残響があるうち、演奏者も余韻に浸っているうちに拍手をかき鳴らすのだ。繊細な音、プラバホールの良い残響を楽しみたいのに、フライングされるのはかなわない。村治佳織の熱烈ファンか、よほどの目立ちたがり屋か。拍手は演奏者が目を開け、顔を起こしてからにしてほしい。

デュオの片割れ弟の村治奏一氏の演奏もよかったことを申し添える。名器フレタの音色が響き渡った。
東風と雨月は食われて雲隠す [2026年03月04日(Wed)]

250309142852669~2.JPG東風(こち)が吹いた
横殴りとは言わないが
雨が降り続けて傘をさす
突風に吹かれ傘揺れるが
持つ左手に右手を添える
手袋は持たず冷たいが
きのうは皆既月食の夜
赤銅色が見事だと言いたいが
夜中まで雨は続いた
きょうも雨模様なり
それでも春はここにある
あだ討ちは仇討ちならず人生かす [2026年03月03日(Tue)]

240513162438067~2.JPG映画『木挽町のあだ討ち』は単なる時代劇かと思いきや、思いがけず人情噺のミステリー仕立てで楽しめた。しかもホロリとくること多く、文化文政、200年前の江戸の人情味を彷彿とさせてくれた。

「あだ討ち」と言うとおり確かに父の仇を討った。だが、仇討ちといえども仇討ちにあらず、徒花の「あだ」。人の命を無碍に失わない温かさに満ちたあだ討ち。決して無駄に終わることのない、感謝に彩られた実のある花が咲いた。人の心は徒花にはあらず。

それでいて、苦しむ者を助け、驕り高ぶる権力の亡者を奈落に落とす。歌舞伎小屋という虚実織り交ぜた雑多な集団が正義の鉄拳を食らわす、その痛快さに心躍った。
死の床で仕事か愛か人えらぶ [2026年03月02日(Mon)]

260223173834070.JPG死の受容について、そのプロセスを提示したのが、エリザベス・キューブラー・ロスである。1.否認と孤立、2.怒り、3.取り引き、4.抑うつ、5.受容の5段階。

そのキューブラー・ロスにこういう言葉がある。

≪死の床で、『もっと仕事をすればよかった』と言う人は一人もいません。みんな
 『もっと愛する人と時間を過ごせばよかった』
 『もっと自分らしく生きればよかった』
         と言います≫

最期に人は、親密な(であるべき)他者への愛と、自分への愛を大切にしたかったと、後悔とともに振り返る。どんなに精いっぱいやったと思っていても、振り返ればああすればよかった、こうも出来たのではないかと、悔やむ心が出てくるのは誰しも同じであろう。なおさら、今の一念が大切。

(菜の花が咲いてきた。春はいまここにある。春を楽しみたい)
やりたしのときは短し三月や [2026年03月01日(Sun)]

260228105225623.JPGおよそ3月ほど短いものはない。あくまでわたしの感覚的なものだが、3月は短い。1月は往ぬ、2月は逃げる、3月は去るという。2月が暦上短いのは当然だが、31日ある3月も、転勤、配置換え、引継ぎ準備、引っ越し、年度替り、社会全般の移り変わり、近頃は花見まで3月に集中している。忙しくて時間が足りないのは当然だ。きょうは3月1日。忙しく動き回った。あすもまたバタバタする。短い3月を大切にしよう。

(三月来訪とともに咲く、紫色のクロッカス)
窓開き心明かして明日を見て [2026年02月27日(Fri)]

240513162452420~2.JPG【窓】の語源は「間戸」と聞いた。吉田兼好の有名な言葉、「家のつくりようは夏をむねとすべし」で分かるとおり、日本の夏は蒸し暑く不快だ。夏に過ごしやすいように風通しがよく熱をため込まないよう、日本の伝統家屋は作られてきた。近年の気候変化により、暑さの度合いは増しているだけになおさらだ。

しかし、冬の寒さだって耐え難い。忍び込む隙間風、断熱力の弱い壁床や天井。古から日本人は寒い時季を耐え忍んできた。熱中症は毎夏の話題の中心だが、ヒートショックをはじめとした寒さ故の死者は、熱中症の三倍もあると聞いて驚いた。

窓は「窻」の略字。竪穴式住居に開けた「穴」と「心臓」の象形から生まれたのが「窓」。戸や壁の間に空けた穴。暗かった住居に窓を付けて開けたとき、心も明け放たれたことだろう。

窓には煙を外へ出す穴、すなわち煙突の意味もある。目は心の窓とも言う。毒素を抜き、目だけでなく五感も見開いて外界の空気を取り入れよう。
相対と絶対湿度湿度になんのその [2026年02月26日(Thu)]

250309140529355~3.JPG絶対湿度と相対湿度の区別が分かっていなかったので、備忘録として記す。

飽和水蒸気量がポイント。空気が蓄えることのできる水分の限界量であり、気温が高いほど飽和水蒸気量は大きくなる。水蒸気を水に、室内空間をコップに例えると、
 ​気温が高い=空気のコップは大きい
 ​気温が低い=空気のコップは小さい
具体的に例えると、
 コップ容量100cc、水50cc→50%
 容量が200ccになると、水50ccのままで→25%

気温が高いと相対湿度はぐんと小さくなるわけだ。冬に肌や喉が乾燥しやすいのは、暖房をつけると空気中の水分量は変わっていないのに相対湿度が下がるから。夏にジメジメするのは、飽和水蒸気量が大きくなり、空気が水分を多量に含むから。

冬場に多い​結露もこれが正体である。暖められた室内の空気がアルミサッシの窓際で冷やされると、容量が急に小さくなって、入りきらなくなった水蒸気が液体化して溢れて(この時の温度を露点という)、結露になる。カビだって生えやすい。洗濯物は乾かない。なるほど、よく分かった。

(シクラメンだって適度に湿り気が必要だ)
ヒマできたカネとカラダときかぬなり [2026年02月25日(Wed)]

250309141357074~2.JPGいつか、暇が出来たら〇〇したいと考えている限りは、その時は永久に来ない(たぶん)。「時間」と「金」と「健康」の3つは同時に揃わないと言われるが、まさにそのとおり。

体は元気でも、先立つものがない。金はふんだんに持っているが、忙しくて好きなことに時間を使えない・・・・よくある話だ。そうするうちに、健康を損ねたり、不慮の出費にあたふたとする。やがてあの世に行く時がやってくる。あ〜あ。やりたいことは優先的にこなしていきたいものだね。人生は有限なり。まずは一日を有益に使い切っていこう。
最悪かアルミサッシの熱と冷え [2026年02月24日(Tue)]

260223173436583.JPGアルミサッシは最悪、というレッテルが貼られる。熱伝導率が極めて高いがゆえに、結露して内側の木材やカーテンレールを濡らすばかりか、埃を呼び込み、カビやダニの元となる。当然、冷暖房効率は落ちる。現在の主流は、すべて樹脂で作られた樹脂サッシか、アルミの強さと樹脂の断熱性を合わせたアルミ樹脂複合サッシである。

アルミの熱伝導率は、樹脂の1000倍、木の1200倍とも言われる。鉄と比べても4倍にもなる。結露は現代の高気密・高断熱住宅には天敵。アルミサッシは時代遅れとなった。海外では普及しなかったアルミサッシが、なぜ日本では広がったのか。グーグルGeminiに聞いてみた。

かつての日本にとってアルミサッシは、救世主であったと。圧倒的に耐久性が高く、メンテナンス性が良かった。それまで主流だった木製サッシは、腐る、隙間風が入る、鍵の掛かりが悪くなるといった弱点があったが、アルミは腐食に強く、変形もしにくい。しかも開け締めがスムーズで使いやすかった。一度設置すれば長く使える画期的なものだった。こうした使い勝手の良さが当時の日本人の心をつかんだ。燃えない素材であるアルミは防火性能が高いという点でも重宝された。

​高度経済成長期の大量供給のニーズに合わせて、規格化された住宅を安く大量に作るためには、軽量でコストが安く加工しやすいので、アルミサッシは全国へ普及していったという。

Geminiはアルミサッシを次のように擁護した。​
≪「最悪」という評価は、あくまで「現代の断熱基準に照らせば」というお話。かつての日本の住環境を支えた功労者であることは間違いありません≫

さらに、≪​もし、今お住まいのアルミサッシの結露にお悩みであれば、自分でできるDIYやリフォームの費用感について詳しくお調べしましょうか?≫
と健気にも提案してくれた。

(暖房のよく効いた室内から咲き始めた福寿草を眺めるか、寒くても外でしげしげと愛でるのか、どちらがお好み?)
クロッカス五輪終わって春一番 [2026年02月23日(Mon)]

260222153954803.JPGきのうの強い南風に対して、気象台が春一番宣言を出した。中国地方で春一番宣言が出されたのは、2021年以来5年ぶりだそうだ。毎年それなりに強めの風は吹いていたが、条件を満たさなかったという。

各方面で春一番の条件は異なるようで、中国地方では、@立春から春分までの間で、A日本海付近に低気圧があって南寄りのやや強い風が吹き、B最高気温が前日より高くなる。Cかつ、複数の地点で条件を満たすこと、だそうだ。

一昨日に比べると、きのうの温かさはそれほどでもなかった。というか、一昨日は暑いくらいの日和だったから、条件Bには疑問符がつくが、まあいい。久しぶりの春一番宣言を聞くのは嬉しい。

(春一番とともにクロッカスが満開を迎えた。春が始まった)
古民家の伝統構法光る春 [2026年02月22日(Sun)]

260221114946127.JPG古民家の歴史は縄文時代の竪穴式住居に始まる。中央から遠く隔たった田舎では、明治の頃までその掘立小屋だったようだ。弥生から古墳時代には高床式住居ができて神社様式につながる先端建築があるものの、居民は竪穴式。

やがて飛鳥・奈良時代に大陸から革新的技術が導入されて、瓦葺きの大伽藍が建造される。聖徳太子は四天王寺では大工の神様と崇められ、尺の代わりに差し金を持っているという。日本建築の基礎はこの頃に始まり、革命的に構築されてきた。

平安時代は日本風の寝殿造となったが、鎌倉・室町時代に武家風の質実剛健さと合理性が加わると、複層階構造でコンパクトになる。貫で柱を確実に接合し、仕口・継手が精緻になる。

特に大地震が多発した鎌倉時代には、復興を早めるために材料や建築方法をパターン化、マニュアル化する必要にも迫られた。室町時代には書院造りとして日本家屋の伝統様式が完成する(金閣寺や銀閣寺が代表)。大工道具もさらに発展した。ここで伝統的住宅の、すなわち古民家の基礎は出来た。ただし庶民まで普及するのは、まだまだ先だ。

安土桃山時代には城郭建築に併せて造られた城下町が、全国に広がった。普請のニーズが高まっていく。江戸時代に町方大工に技術が伝えられて、道具もさらに発展し、建設の槌音が全国に響いていく。建築が庶民の手にも届くようになったのだ。

鳥取・大山町にあるお宅を訪問した。玄関の引戸を開けると固く引き締まった三和土(土間)。見上げると、梁と桁が交差する三層からなる重厚な骨組み。6寸もある大黒柱をはじめガッチリした柱と土壁のありさま。囲炉裏や竈門(リフォームされて今はない)の煙に燻されて、飴色になった天井や柱が暖かい春の光に輝いていた。

(圧倒されて写真を撮り忘れていた。外から見た伯耆大山は、春の陽射しに輝いて青山洋々)
真正に暴く端から言葉見ゆ [2026年02月21日(Sat)]

260221122614242.JPG【訐(あばく)】
通常は「暴く」と書くが、夏目漱石の『こころ』ではこの字が出てきた。言葉が干上がるというのか。それとも、言葉を干していくうちに、真正なる意図が見えてくるのかもしれない。

通常「暴く」とは、土を掘って取り出すこと。ただし辞書の用例に「墓を暴く」とあるように、よいことをやっているイメージはない。ということで、人の秘密や欠点を探り出して、公にする。相手が気づかないでいることを明らかにして、相手のためになるというよりは、暴露することになる。そこで用例は、「正体を暴く」「不正を暴く」。

暴く立場、暴かれる立場にはなりたくないなぁ。

(今年始めて見た出雲富士こと、伯耆大山。安来あたりから見る絶景は、訐く必要などない。春が来る)
真正に暴く端から言葉見ゆ [2026年02月21日(Sat)]

【訐(あばく)】
通常は「暴く」と書くが、夏目漱石の『こころ』ではこの字が出てきた。言葉が干上がるというのか。それとも、言葉を干していくうちに、真正なる意図が見えてくるのかもしれない。

通常「暴く」とは、土を掘って取り出すこと。ただし辞書の用例に「墓を暴く」とあるように、よいことをやっているイメージはない。ということで、人の秘密や欠点を探り出して、公にする。相手が気づかないでいることを明らかにして、相手のためになるというよりは、暴露することになる。そこで用例は、「正体を暴く」「不正を暴く」。

暴く立場、暴かれる立場にはなりたくないなぁ。

(今年始めて見た出雲富士こと、伯耆大山。安来あたりから見る絶景は、訐く必要などない。春が来る)
律動と美の交わったミラノリンク [2026年02月20日(Fri)]

260220071320602.JPG悔し涙の銀メダル、嬉し涙の銅メダル。当然勝って最高金メダル。ミラノ・コルティナ五輪の花、フィギュアスケート女子フリーは決着した。

坂本花織は銀、中井亜美が銅メダル。そして金は米国のアリサ・リウ。坂本は序盤は難なくこなした。後半のコンビネーションが単独ジャンプになってしまったのが、悔し涙のもと。しかし最後のオリンピック見事に飾った。

最終滑走17歳の中井。冒頭のトリプルアクセルをはじめ、大技を揃えた。構成の多彩さという点では分が悪いのか、銅メダルとなった。ショート首位の際の笑顔弾ける姿は見られなかったが、光彩に満ちた嬉し涙の銅メダル。

米国歌「星条旗よ永遠なれ」が流れる。アリサ・リュウは余裕のあるジャンプを次々と成功させ、ダンシングもすばらしかった。会場はスタンディングオベーションで美女の滑りを喝采した。

(ミラノの空は今、どんな色をしているんだろう)
競争し対決姿勢勝負あり [2026年02月19日(Thu)]

250309141931487~2.JPGオリンピックの競技は、【対決型】と【競争型】とに大別される(冬季五輪に限らず、スポーツ全般に言えるが)。

【対決型】アイスホッケー、カーリング

冬は少ない。夏は柔道、レスリング、サッカーなどガチガチの対決が多いのに。カーリングは静かなようでも格闘技。相手チームのストーンに直接攻撃を加える。

【競争型】フィギュアスケート、​アルペン、ボブスレー、リュージュ、スケルトン、ノルディック複合、スキージャンプ、クロスカントリー、バイアスロン、スピードスケート、ショートトラック、スノーボード、​フリースタイルスキー

横一列に並んで、あるいは順々にスタートしタイムや得点を競う。 距離や速さ、美しさを基準に従って競い合う(ショートトラックは対決型に近いが)。

これらとても、自分のもつ力を発揮しようと思えば、相手との対決姿勢なくしてはできないことだ。ライバルとの精神的駆け引きは見えざる対決バトル、決闘(デュアル)である。

オリンピックはもう終盤。明日朝はフィギュア女子のフリー。世界の注目が集まる。
競争し対決姿勢勝負あり [2026年02月19日(Thu)]

オリンピックの競技は、【対決型】と【競争型】とに大別される(冬季五輪に限らず、スポーツ全般に言えるが)。

【対決型】アイスホッケー、カーリング

冬は少ない。夏は柔道、レスリング、サッカーなどガチガチの対決が多いのに。カーリングは静かなようでも格闘技。相手チームのストーンに直接攻撃を加える。

【競争型】フィギュアスケート、​アルペン、ボブスレー、リュージュ、スケルトン、ノルディック複合、スキージャンプ、クロスカントリー、バイアスロン、スピードスケート、ショートトラック、スノーボード、​フリースタイルスキー

横一列に並んで、あるいは順々にスタートしタイムや得点を競う。 距離や速さ、美しさを基準に従って競い合う(ショートトラックは対決型に近いが)。

これらとても、自分のもつ力を発揮しようと思えば、相手との対決姿勢なくしてはできないことだ。ライバルとの精神的駆け引きは見えざる対決バトル、決闘(デュアル)である。

オリンピックはもう終盤。明日朝はフィギュア女子のフリー。世界の注目が集まる。
熊本へヘブン一家と筋嘆く [2026年02月18日(Wed)]

240511104224044~2.JPG朝ドラ『ばけばけ』。ヘブン一家は松江を離れて熊本へ。残念ながら一気に魅力が薄れた(筋書きとしては)。熊本の人には申し訳ないけど。

ヘブンは創作力が衰えた。日本の古い良きものがないと嘆く。女中が高い給金をもらうからと言って、トキにも母にもなんにもさせない、遊ぶことすら。こんなパワハラにはガツンと言ってやってほしい。父は詐欺まがいの小豆相場に引っかかりそうで不条だ。

あ〜あ、実につまらん、と思いませんか。軽妙で愉快な掛け合いと人情の機微を楽しめる進行に早く戻ってきてほしいと思う。
流れゆく美しきかな男女舞い [2026年02月17日(Tue)]

250428173438803~2.JPG流麗でリズミカルで、実に楽しげな演技であった。前半のショートで失意の5位。技術の修正だけでなく、気持ちをいかに切り替えたのか。心ないSNSでの中傷もあったであろう。

多くのプレッシャーを跳ねのけて、三浦璃来と木原龍一のペアは、後半のフリーで会心の演技を見せた。しかも世界歴代最高得点をマークした。逆転の金メダル獲得。おめでとう。すべてを出し切った世界一、渾身の演技に多くの人が魅了された。

(牡丹は花の王者。好みもあるが、豪華絢爛、王者にふさわしい)
流行性感冒防止帽子煩 [2026年02月16日(Mon)]

250320102046860~2.JPGインフルエンザの流行中とのこと。去年の11月はA型だったが、このたびはB型が流行っているらしい。あちらこちらで学級閉鎖がされているようで、小さな子のいる家庭では気が気でないことだろう。もらい受けて親まで感染したら大変なことになると、用心されている人も多かろう。

人込みでは一応マスクを着ける。大声でしゃべりまくる人たちから距離を取る。何よりも免疫力を落とさないよう、食事と睡眠に気をつけようと思う。読者の皆さんもご用心を!

(きれいな椿を見るのもよし。気が休まって抵抗力をつけるかも)
クルマにて宴会偽のアルコール [2026年02月15日(Sun)]

260215143512165.JPG大きな宴会に参加した。祝賀会である。クルマで行かざるを得ず、ノンアルコールビールで通した。近頃のノンアルコールは美味しい。本物のビールと比べても遜色ない。コースの料理を次々と平らげながら、ノンアルを飲む。口に含むとまろやかに喉を潤す。料理を咀嚼する。実に旨い。すっかり飲み過ぎて、酔っ払った(ような)。
戦いに対戦型と記録型 [2026年02月14日(Sat)]

260213183137099.JPGミラノ・コルティナ五輪を楽しんでいる。種目ごとに勝負のつけ方が異なっている。そもそも、速さを競うのか、美しさを競うのかによって、スコアの計算法が大きく違う。

■時間を競うもの(レーシング)
 アルペン、スピードスケート、ボブスレー、クロスカントリー
■審判の採点によるもの(ジャッジング)
 スノーボード、モーグル(時間も加味)、フィギュアスケート
■直接対決するもの(マッチ)
 アイスホッケー、カーリング、ショートトラック
■距離を競うもの(ディスタンス)
 スキージャンプ(飛型点や風の加減点という採点要素もある)

しばらくはオリンピック中継に釘付け状態になる。

(ショッピングセンターに集められた雪の山。こんな汚い雪や氷は五輪会場にはないだろう)
どうしても五輪の跳躍泣き笑い [2026年02月13日(Fri)]

fumihouse-2026-02-13T10_20_31-1-thumbnail2.jpgミラノ・コルティナ2026オリンピックは折り返し点にきた。NHKのオリンピックソングは、back numberの「どうしてもどうしても」。

 どうしても あぁ どうしても

中継番組が始まるたびに、スタジオにカメラが切り替わるたびに、ニュースのスポーツコーナーのたびに、この曲のサビが繰り返し耳に入る。完全に刷り込まれてしまった。

選手たちにとっては、どうしても出場したかったオリンピック、どうしても獲りたかった上位入賞あわよくばメダル、どうしても伝えたかった感謝の言葉の数々。

若い頃にやったスキーもはるかに縁遠く、今どうしても贔屓にしたい種目があるわけではなく、どうしても推したい選手がいるわけでもない。どうしてもと望むと望まないのに関わらず、五輪が終わる頃、春は満面の笑みをもってやってくる。
雪玉が大きくなって汚れ雪 [2026年02月12日(Thu)]

fumihouse-2026-02-12T16_18_58-1-thumbnail2.jpg雪ダルマをつくる
雪玉に丸めて転がす
雪をつかまえて大きくなる
砂や泥を巻き込んでぐんぐん大きく
面白いぞ楽しいぞ
やがて自重で動けなくなる
にっちもさっちもいかない
形は悪い
しかも汚れている
反対に柔らかくて乾いた雪だと汚れない
しかし固まらない
絵に描いた雪だるまはない
失望し途中で放り投げる
かわいそうな雪ダルマのなりそこね

(雪だるまの上には溶け始めたツララがぶら下がる)
白き道踏ん張りどころ怪我するな [2026年02月09日(Mon)]

fumihouse-2026-02-09T12_44_13-1-thumbnail2.jpgブサイクに歩く。
いくぶん前かがみになって歩く、
真っすぐブレずに。
前方2メートルに視線を置きながら歩く、
むろん背中は丸まって。
足裏全体をぺったりと付けて歩く、
足指で地面の感触を確かめつつ。
ちょこちょこっと小股で歩く、膝を軽く曲げて。
時間に余裕を持ってゆっくり歩く、焦りは禁物。

雪道、なかでも圧雪した道を歩くときは注意が必要だ。滑ったとしてもこの姿勢ならば体勢を立て直せる。もちろん立て直したはずの踏ん張った足が滑ってしまえば転倒の憂き目に遭うが。

ブサイクと言ってしまったが、体の弱ったお年寄りの歩き方である。怪我のリハビリ中の方、障害をお持ちの方の歩きでもあろう。そういったひとの不自由さにも思いを馳せながら、とりあえず元気なうちは、真っすぐに背筋を伸ばして大股で歩いていこう、雪の日以外は。

(ユリオプスデージーのように、すくっと気持ちよく歩きたい)
立春後荒れ雪ひとの動き留め [2026年02月08日(Sun)]

fumihouse-2026-02-08T19_14_54-1-thumbnail2.jpg2月初めの暴風雪や大雪は「節分荒れ」と呼ばれる。暖冬であっても不思議と節分の頃に寒波がくるのだが、ここ当分は1月中に寒さのピークがやってきて、節分には春めくことが多かった。

今年はいつもとは違った。1月の中盤から寒気が居座って鳥取以北に大雪を降らせた。出雲は幸いに一度だけ積雪10センチというのがあったが、すぐに溶けた。

ところが昨日からの雪。朝起きると10センチ、その後吹雪きながら粉雪が降り続き、午後には25センチほどの積雪となった。20センチを超えるのは何年ぶりだろう。しかも立春まで過ぎている。

駐車場と道路を近所の人も一緒に雪かきした。乾いた雪で重くはなかったが、回数を重ねるとさすがに汗だくになる。行ったり来たり、スノースコップやスノーダンプを使って運ぶうちに歩数は8000歩を超えた。今夜の解散総選挙速報は夢の中で聞くことになるだろう。

(クルマのフロントは雪に覆われて見えなくなった)
コルティナと話題集めるミラノかな [2026年02月07日(Sat)]

fumihouse-2026-02-07T09_56_23-1-thumbnail2.jpgイタリアというと、世界に冠たる食文化。ピザやパスタ、リゾット、ジェラート、ティラミス、エスプレッソなど豊富な素材を活かした地方色ある料理で、コミュニケーションを楽しみながら食事するイメージがある。

美しい建物と景観は世界遺産に多くが指定され、数ある美術品を楽しめるイメージもある。それらを造ってきた巨匠たちの息づく街を歩き回るのもすばらしい体験だろう。ファッションとデザインの国、陽気なラテン系気質も魅力的だ。

​歴史、芸術、美食、そして青い海。それらを背景として、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックが始まった。「調和と響き合い」 をテーマにして、17日間の開催となる。解散総選挙を明日日曜にぶつけてきた理由がよく分かる。

(線路をたどるとイタリアに行けるか。いいや行けない。飛行機に乗らなくちゃね)
わからないわかったつもりのわからない [2026年02月06日(Fri)]

fumihouse-2026-02-06T16_14_35-1-thumbnail2.jpg【分からないことを分かっていないと、
 分からないことは分かりません】

松山ケンイチ演じる安堂裁判官が、心に残る言葉と態度で温かい雰囲気を醸し出す。NHKドラマ10『テミスの不確かな法廷』には心安らぐ。なかでも印象深いのが冒頭のセリフである。発達障害の特性を持つ安堂が、検討の過程で口にする言葉だ。

人間誰しも実は分かっちゃいない。分かったつもりでも誤解しているケース、急ぐから分かったことにして先に進んだがつまづくケース、常識と考えてスルーしていたが根本が理解できていないケース、分からないと言えなくてうやむやにするケース……難解過ぎて分からないことも含めて、多くの「分からない」がある。

分からない状況を認識していないと、真の理解は出来ずに霧の中に立ち入ってしまう、という警句に聞こえる。安堂が誠実に裁判に向き合うほど、分からない状態は増えていく。日々生活するなかで、物事を分かったつもりになって片付けてしまうことが、いかに多いかを感じさせてくれる。分からないことは分からないと正直に言おう。

(美しい花は美しいおいうのに理屈はいらない)
急ぎくぎバカでなくとも抜けるもの [2026年02月05日(Thu)]

fumihouse-2026-02-05T16_29_12-1-thumbnail2.jpg【間抜け】とは、バカやとんまの異名。ばかげたことをすることや、そういう人のこと。蔑称ではある。ドジやら、おっちょこちょい、あわてんぼうとも言う。

「抜け」で示されるとおり、気がつかないでやり過ごしてしまうこと、注意力のなさを揶揄(やゆ)したり、やらずもがなの余計なことをして害を与える人を責めつつも、愛らしく思う表現だ(むろん口調による)。

「間」に注目すると別様の意味合いが出てくる。間のとり方が的確でない、間が悪いということだ。急かされて焦ると、陰影や柔らかさが消えて言葉が平板になる。言葉を詰め込んで一気呵成にしゃべってしまう。言葉数は多くなっても相手には伝わりにくい。【間抜け】そのものだ。意外と私たちは(わたしは)間抜けに陥りがちだ。

(きょうの宍道湖対岸は霞んでいる。春が来たように錯覚するが、週末は大雪が見込まれている。この冬積雪最高が10センチ余り。それを超えるドカ雪の可能性もある)
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