• もっと見る

Main | 映画»
<< 2024年03月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
検索
検索語句
月別アーカイブ
カテゴリアーカイブ
最新コメント
https://blog.canpan.info/fumihouse/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/fumihouse/index2_0.xml
最新トラックバック
マスクして花粉隔てて春喫す [2024年02月14日(Wed)]

fumihouse-2024-02-14T07_34_09-1-thumbnail2.jpg今朝は10度超えてますね
コート脱ぎました
きのうはコートのライナーを取ったのですが
きょうはコートを置いてきました
厳冬二月、のはず
疾風迅雷で春がやってきています
一気呵成に春です
近所の庭に福寿草の蕾が見えました
昼間の気温上昇で開ききることでしょう
疾風怒濤に春が来たということは
花粉もたくさん飛ぶということ
マスクしてます
外を歩くときは不快ですが
花粉症発現防止のため
やむを得ません
春の陽気にマスク
悲しい風物詩となりました
でも春はうれしい
きょうはどんなことがあるんだろう
いやいや、どんな一日かは、わたし次第

(夕方に天気は崩れる予報だが、今の晴れ間を楽しもう)
コチコチの冬よサヨナラ東風が吹く [2024年02月05日(Mon)]

fumihouse-2024-02-05T08_02_35-1-thumbnail2.jpg今日は一日雨が続くようだが、春が来た。昨日4日も金曜2日も東風(こち)が吹いた。冷たく肌を刺しはしたが、明らかに東から吹いてくる風。春が来た。

童謡『春よ来い』(作詞:相馬御風)はこう歌う(2番)。わが家の花桃はどうだろう。

  春よ来い 早く来い
  おうちの前の 桃の木の
  蕾もみんな ふくらんで
  はよ咲きたいと 待っている

春は一気に来ないのはもちろんだ。寄せては返し、私たちを喜ばせては冷え込んで気落ちさせる。前三後一で春はやって来る。殊に春待つ、北陸にもやって来る。はよやって来い、幸も引き連れてやって来い。

(昨日の出雲市駅。陽光がきらめいて青い空。山が光り輝いた)
人は皆アレという間に年をとる [2024年01月31日(Wed)]

fumihouse-2024-01-31T18_24_19-1-thumbnail2.jpg華やかな元日が混迷の極みに達し、多くの人を厄災に引き入れた。飛行機の衝突事故が起こった2日は、陰鬱な天気がさらに不安を増した。数々の事件や災害が人々を苦しめた1月だが、今日で終わる。あれよという間の「往ぬ」1月。土曜日は節分、翌日曜は立春。身を切る寒さを感じなくなったことからすると、春は間もなくと思われる。バレンタインデーの狂騒を経ると、2月はあれまっと「逃げる」。オリンピックイヤーにつき1日ほど長い月ではあるが、逃げ落ちることには違いない。3月は「去る」。年度末の慌ただしさに、桜が咲く狂乱も加えて4月はやって来る、「尻込み」するほどに。5月は「ゴーッ」と過ぎ、6月は「ろくでもない」ほど早足で、7月は「質入れ」て金を工面し、8月は「ハメられた」ように週替り、9月は「苦労暇なく」トントンと、10月は「ジュウジュウ」焼肉食べるうち、11月は「イチイチ」伺いを立てるうち、12月は「十二分に」秋を楽しむことなく、あっという間に過ぎて1年が終わるのだ。

(今朝の淡いピンクをまとった空に、キリッと冷えた空気が気持ちよかった)
雪ズレて行きずりの雪落とす朝 [2024年01月26日(Fri)]

fumihouse-2024-01-26T17_58_53-1-thumbnail2.jpg松江の積雪はところによって異なるが、わたしの職場近辺では25センチというところ。西側のスレート屋根の庇には吹き溜まりになることもあって、30センチ程度の雪の層ができていた。一昨日は軽い雪でサラサラだったが、昨日の朝は重い湿ったボテボテ雪ということもあって、層が目立つほど圧縮された。

気温が上がって雪が解ける。雪解け水がボトボト落ちていく。庇の雪がズリズリと位置を変えていく。雪が庇をはみ出して限度を超えると、やがて重い雪はボタッと落ちていく。雪遊びをする園児に被害が及ばないよう、伸縮する長いモップでかき落とした。

子どもの頃を思い出した。屋根から曲面を描いてギリギリ持ちこたえている雪庇に向かって棒を突いた。穴が開いて青空が見えた。棒が届かない高い所は雪玉を投げてぶち当てた。穴が空くと爽快だった。いくつか玉が当たって雪がドサッと落ちるたびに、みなで快哉を叫んだ。子どもの雪の思い出は楽しい。
繰り上げて最終列車よサヨウナラ [2024年01月23日(Tue)]

fumihouse-2024-01-23T08_08_22-1-thumbnail2.jpg「最終列車を繰り上げて運転いたします。お帰りの際にはくれぐれもご注意ください」と、松江駅の改札の駅員が拡声器で伝える。松江駅発出雲市駅行の最終列車が19時50分。警報級の大雪のためである。今夜から明後日にかけて、こちらでも20センチを超える積雪が予想されている。

今夕わたしはJRを利用しない。2日間のホテル暮らしとなる。駅前のホテルに滞在し雪に備える。仕事を休みたいのは山々であるが、今週は休めない。肝を据えて松江に滞在することにした。

バスの外は牡丹雪(出雲弁でダンベ)が風に舞って降りしきる。家々の屋根が白くなり、雪景色の1月23日となった。

(昨日の朝は穏やかな空だった。淡いピンクが好ましい)
底過ぎて朝はそこなり底冷えに [2024年01月20日(Sat)]

fumihouse-2024-01-20T08_01_27-1-thumbnail2.jpg朝の底は過ぎた模様。1月3日から1月12日までの日の出が7:17で最も遅い。「朝の底」というのは、ラジオで耳にした初めての言葉。言い得て妙と言える。暗い朝、天気が悪ければいっそう暗いものだ。気分も上がらない。寒さも手伝って、底にいる気分になるようで、感じがつかめる。

一方で昼の底(わたしの造語)は12月3日から12月9日までが16:54で、日の入りが年間で最も早い。晴れていれば空気が澄んでつるべ落としの如く、暗くなっていく。雨が降っていたときには、夜が早くから忍び寄ってくる。

さあ、来週は寒波が来襲する。底冷えし、雷獣の如き雪起しの雷も鳴るだろう。去年の同時期にあった大雪ほどはないと信じたいが、寒さの底はこれからやって来る。今季は暖冬。これで冬の底にしてほしい。

(1月17日水曜日7時18分、底抜けに明るい一日を予感させた空)
雨のち晴れて笑顔なり [2024年01月11日(Thu)]

fumihouse-2024-01-11T18_30_22-1-thumbnail2.jpg昨日はあいにくの雨
よく寝て よく食べて出勤
連休明けの四勤の二日目
邁進した
雨を晴れにするくらいの笑顔で頑張った
応えて今日は良き晴れ間が広がる
夜中のトイレにも起きず万々歳
腹巻きで温めてぬくぬくしたのが正解だ
仕事ではトホホが続いたが
今日も一日笑顔で乗り切った
明日もよき一日を

(今日の青空と言うには青すぎる)
儚くも気宇壮大に星眺む [2024年01月06日(Sat)]

fumihouse-2024-01-06T21_55_37-1-thumbnail2.jpg見上げると満天の星。ウォーキングしてキョロキョロしながら、時折立ち止まって星を眺めた。見惚れるまでの冬の星空。なかでも冬の大三角形が素晴らしい。オリオン座左肩の赤色巨星ベテルギウスを頂点にして、右には青白く全天一明るい大犬座シリウス、左には白面の貴公子子犬座のプロキオン。巨大な正三角形である。恒星はいつも変わらない。雨でも雪でも曇っても、昼間であっても変わらず輝き続ける。何十年何百年の彼方から変わらぬ輝きを届けてくれる(過去の光ではあるが)。何万年か経過すれば各恒星や太陽の固有運動や銀河系宇宙の自転運動により星座は崩れていくとしても、人間の一生ては変化を及ぼさない、不変である。星を眺めるのは気持ちいい。

(白い牡丹は萎んで枯れていく。その儚さもまたよろしい)
暮れゆくや朝昼晩と曇り空 [2023年12月26日(Tue)]

fumihouse-2023-12-26T15_38_04-1-thumbnail2.jpg今朝の出雲の気温が4℃。ふつうの温度だが、外に出るとやはり冬だ、風もあり寒い。冷たさがしみて頭が痛く感じる。昨夕帽子を忘れて帰ってきたせいで頭が寒い。帽子をかぶると体感気温が2℃上がるというがそのとおり。わたしにとって雨や雪よけとしてもよく、冬には欠かせない。列車やバスに乗ればスマホや本を載せるのに適し、膝掛け代わりに暖を取ることもできてよろしい。昨日は傘まで持ち帰り忘れてしまった。年末には忘れ物に注意。歳末は刻々と暮れていく。

(寒々しい欅の冬木立。時折明るさの覗く朝の空)
休んでも休み足らずとダラ漢が [2023年12月25日(Mon)]

fumihouse-2023-12-25T18_11_28-1-thumbnail2.jpg休むのはたいそう大切
ゆったりとバッチリと過ごした休みの翌日
仕事の能率が上がる(状況にもよるが)
ゆったりバッチリとはのんべんだらりではない
張りあいのなかった翌日ほど疲れるものはない
忙しかった休日こそ心身をしゃんとさせる
年末年始にむけてやること盛りだくさん
これやるぞ!と決めて休む
予定を押さえて順ぐりに動く
そう真剣に休む、懸命に楽しむ
レジャーホリックというのではない
アクティブにいこうよ
あと数日で年末大型の休み
さあ何しようかな

(アール・ヌーヴォー調のランプ。店内を柔らかに照らし語らいを深くする)
今の今重ねて今が未来へと [2023年12月23日(Sat)]

fumihouse-2023-12-23T22_57_03-1-thumbnail2.jpg今は不思議
昨日の今はここにはない
今の瞬間が積み重なって 1日となり1年となる
人の一生も今を集大成したもの
でも今はどこにも残っちゃいない 跡形もない
明日を心待ち 恋い焦がれた今はない
焦りに落ち込んだ今は消えた
いろんな今があった これからも
良いときも悪いときも
それでも今を集めてかけがえのない一年がある
今ってやつは不思議なもんだ
今を束ねて年が暮れていく

(宍道湖岸の珈琲館から冬の夕景。時折、天使の階段が見える)
ザラザラと雪道風道通り道 [2023年12月22日(Fri)]

fumihouse-2023-12-22T08_23_33-1-thumbnail2.jpgザクザク歩く。滑らないように、踵から付けずに靴裏全面を地面に乗せて穏やかに歩く。それでも滑る。道路の傾斜、凹凸、雪の層、凍った部分とそうでない部分の塩梅、靴の微妙な角度によって滑るときがある。歩幅を広げることは厳禁だ。

昨夜のザラメ雪が凍った上に粉雪が積もっている。出雲で積雪1センチというところ。日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)が鳥取あたりから北陸一帯にかかって大雪を降らせている。幸い島根では少ないが、それは沿岸部のみ。中国山地の懐深く、邑南町では30センチを超えたようで彼の地の人々は難儀されていると思う。皆さんどうぞ安全であれ。

(雪のヤマは越えたのか、それとも明日の朝まで油断はできないのか)
息吐いて染まる空気に冬目深 [2023年12月19日(Tue)]

fumihouse-2023-12-19T18_22_25-1-thumbnail2.jpg今朝ふと気がつくと、吐く息が白い。今年初めてかもしれないし、単に鈍感だったに過ぎないかもしれない。一昨日日曜日は今朝よりも寒かったはずだが、息は白かったのか? 車に乗ってあちこち出かけたんで、外気に触れるたびに白かったんじゃないだろうか。案外寒さしのぎにマスクをしていて、息が漏れなかったのかもしれない。まっそんなところだろうね。いずれにせよ、明日の夜からは超寒気団がやってくる。凍結に注意、スリップに注意、風邪ひきに注意ですぞ。

(南天がたわわに実っている。赤く紅色に、丸くまるまると、)
師走かな波状に寒さ押し寄せて [2023年12月18日(Mon)]

fumihouse-2023-12-18T17_41_53-1-thumbnail2.jpg冬は始まったばかり。だのに、早く緩やかな風に吹かれて、めくるめく陶酔にボーっと浸りたい。温かい花の波にも洗われて、厳しかった冬を忘れよう・・・。が、厳しい冬は今日ここにある。

暖冬というが、冬はやっぱり寒い。波状的に寒波が押し寄せて、体は凍え、指はかじかむ。温かい室内から寒風に責められると気持ちが怯む。夕方の光はいくぶん明るくなるが、正月半ばに向けて朝はさらに遅くなる。寒いと布団から出られない、二度寝してしまう、コタツにはまり込む。春よ早く来てくれや。ソメイヨシノという絶世の美女が咲き誇る季節よ。早く来てくれたまえ。
冬が来て強風冷え込み震えつく [2023年12月17日(Sun)]

fumihouse-2023-12-17T23_11_27-1-thumbnail2.jpg予報どおり冬が来た。極厚の寒波を連れてやってきた。雪がちらつき屋根は白くなった。昨日タイヤを替えてぎりぎりセーフ。深夜の今、強風は止んだようで、冷え込みはそれほどでもないが、朝までの最低気温は昨日と同じ1℃。明日は列車が順調に動いてくれたら嬉しい。

(今頃はこの葉牡丹の上にも雪が積もっているかもしれない)
乱高下身体が悲鳴あげている [2023年12月15日(Fri)]

fumihouse-2023-12-15T18_09_30-1-thumbnail2.jpg夏の名残の気温か、22℃予報が出ていた。朝から南風が吹いてほわっと暖かかったので、コートは置いてきた。東日本では冷気が流れ込んで北風が強いというが、明日は西日本でも冬がやってくる。それでも出雲で雪が降ることはあるまいが、念のために冬用タイヤに交換することにしよう。あーあ、変な天気。地球沸騰化のなせるわざ。バスに乗っている。雨脚も強くて、すでに寒い。コートを着てくればよかったなぁ。この週末、風邪をひかないようにいたしましょうぞ。

(今夜はピンクの山茶花でもって、暖を取った気分になりましょうぞ)
二週間眠れば正月楽しいな [2023年12月14日(Thu)]

fumihouse-2023-12-14T18_46_03-1-thumbnail2.jpg師走も後半に入る。たくさんの楽しみが目前にあるはずだが、眼前の業務に追われて歳末を感じていない。唱歌『お正月』(東くめ作詞・滝廉太郎作曲)はこう歌う。

♪もういくつねると お正月
 お正月には たこあげて
 こまをまわして 遊びましょう
 はやく来い来い お正月♪

待ちきれない子供の気持ちをよく表している。気ぜわしいが大人も同じであろう。正月だけではないが、待ちに待って、いよいよその日が来ると意外に本番はあれよという間に過ぎていく。愉快だな、楽しいなと思う余裕もなく過ぎていくこともある。

お楽しみの最高潮はおそらく前日だ。当日に向けて日に日に気持ちが高まってウキウキ。待ちわびてもうすぐその日なり、と感じるうちが華である。その日までがんばってやっていこうという気持ちが大切だ。お楽しみの前の日までを存分に楽しもう。

(山茶花サザンカ 咲いた道 焚火だタキビだ 落ち葉たき)
亀虫と紙ガムテープとの相性を [2023年12月07日(Thu)]

fumihouse-2023-10-17T07_06_43-1-thumbnail2.jpgこの秋、カメムシ大発生。寒くなった今も南向きで暖かな部屋には生息している。奥まったカーテンの高い所、あるいはカーペットの裏側に張り付いている。死んだ奴らもいるが、しぶとく生き抜く連中が多い。

紙のガムテープを15センチくらいに千切る。接着面をカメムシの背中にそっと当てて、ゆっくりと擦る。裏返すと、背が張り付いたカメムシは健気に足を動かしている。実に愛らしい、などと感心して眺めてはいけない。張り付きが弱い紙ガムテープだと逃げられる恐れがある。ともかく素早い処理が必要だ。

接着が強い布ガムテープならいいのではと言うなかれ。折り畳んでカメムシを閉じ込めるには紙がちょうどいい固さだ。布だと隙間が出来てしまって具合が悪い。四角四面に折って四方をガッチリ貼り付けると、奴は液を出してガムテープを濡らす。まともに臭ったら超弩級の臭いにやられてしまうが、紙で四角く折り畳んで閉じ込めてゴミ入れの奥深く入れてしまえば臭わない。いつまで奴らと付き合うことになるのだろう。
ヒタヒタと寄せる冬波あたたかし [2023年11月22日(Wed)]

fumihouse-2023-11-22T19_14_14-1-thumbnail2.jpgわずか一ヶ月前まで陰を縫うように歩いていた。木陰や建物の影で日中の太陽を避けていた。ところが今はどうだ。日を浴びることが喜ばしい。今日のように風がない昼間は上着など着ずに、スタスタ歩くのが気持ちいい。太陽の暖かさを全身に受けて、心が温かになってくる。

それでも冬の足音はヒタヒタと寄せてくる。今年は暖冬気味だとは言うが、週末にかけて冬型の気圧配置がやってくる。北西の風も吹くだろう。明日の勤労感謝の日は午後から雨の予報。さらに翌日は雪の予報。晴れてほしいなぁ。

(去年のケヤキはもっと赤く色づいていたが、今年は全体としてくすんでいる。この枝は相当マシな色づきだ)
春を待つ夕闇迫る暗い道 [2023年11月17日(Fri)]

fumihouse-2023-11-17T18_27_16-1-thumbnail2.jpg春を待つ
風雪を耐え忍ぶ
夕闇が迫る暗い道
弱音を吐きそうになる冬空
冬来たりなば春遠からじ
通り過ぎるのを待とう
禍福は糾える縄の如し
不幸せばかりに染まる日々はない
春はそこにある
きっと芽が出る暖かに
明日は雪の予報
厳寒は未だ来たらず まだ十一月
出雲大社にてただいま会議中とか
神在月の神々はいつもの寒さも連れてきた

(今朝の光彩はこの時季出雲の朝にふさわしい)
青天の歩く花咲く晴天なり [2023年11月02日(Thu)]

fumihouse-2023-11-02T17_52_04-1-thumbnail2.jpg本日も晴天なり
外は暑い 秋晴れ
ずんずん歩きたい気分
そのとおり歩いた
長閑なり 朗らかな陽気
異例ずくめの夏から秋へ
11月は木枯らし吹く月のはずだけど
おやおや
寒くなる兆しはないですな
せめてきょうの青空のように清々しくありたいね

(カッシアという元気印に咲く黄色。アンデスの乙女とも言うそうな)
満月に負けぬ冬空綺羅キラッと [2023年10月30日(Mon)]

fumihouse-2023-10-30T19_11_20-1-thumbnail2.jpg満月と木星が並んでいます。良きかな夜空。おやすみなさいといきたいところですが、今朝の光景です。5時半に外へ出ると、木星は夜半の明星(よわのみょうじょう)と言うだけあって明るい。満月にも負けません(負けてるけど)。

そして金星は明けの明星。実に見事です。?マークのしし座が天高く、1等星レグルスもしっかり見える澄んだ空。北斗七星の柄杓はひっくり返り、柄のカーブを伸ばすと乙女座スピカに当たります。ほんの1ヶ月前には夕暮れ時に見えていたのに早くも朝に鞍替えです。

それでも主役は冬の星座たち。冬のダイヤモンドが綺羅に輝く朝露の朝でした。そう、露が多いので草はしとどに濡れています。雫を集めて屋根から落ちる音が聞こえる。カラリとしたいい音です。やがて冬がヒタヒタと攻めてくるうちに、露は霜となって大地を冷やす。あ〜あ。

今日も一日小春日和でした。ほぼ日本晴れの青空を見上げた人は多かったでしょうね。眺める余裕のなかった人は、夜空を見上げてみましょうか。さて、今日は笑顔の一日となりましたか?

(ピラカンサスも露に濡れて、朝の太陽に照らされていたことだろう)
鴨渡り臆病どもが飛ぶ水音 [2023年10月26日(Thu)]

fumihouse-2023-10-26T18_07_46-1-thumbnail2.jpg鴨がやってきた。近くの川に5、6羽が群れている。初のお目見えだ。

どの当たりから渡ってきたものやら。羽を休める間もなく、濁った水面にくちばしを入れて餌を取るのに忙しい。

何を食べるのやら。水中の虫か、それともプランクトンを掬うのか。藻かもしれないな。鴨というやつは草食か、肉食ではあるまいが雑食か。

どんな顔してこの出雲の水に浮かんでいるのやら。川べりに近づいたら、大鳴きして飛び去った。臆病なのはいつもと変わらない。

(もしかしたら、熟れる前に木から落ちて腐って流れる、カリンの実を食べてるのカモ)
鰯雲少しはこの秋見せてくれ [2023年10月21日(Sat)]

fumihouse-2023-10-21T23_15_11-1-thumbnail2.jpg錦秋も来ないうちから初冬がやってきた。ぽかっぽっかりの羊雲を見ていない、満天を覆う鱗雲も見ないうちに冬型の天気が襲い来る。最低気温が十度を超える程度。今朝は寒かった。昼は冷たい雨も降った。東日本北日本では、山間部では雪になっている模様。

写真はJR境港線の後藤駅の近くで見た彩雲。寒々しい冬空、寒さに震えるような背高泡立草。冬の気配が漂う。風があったら厚いコートが欲しくなりそうだ。
秋の日はつるべ落としよ寂しかな [2023年10月11日(Wed)]

fumihouse-2023-10-11T18_02_47-1-thumbnail2.jpg夕方6時になると暗い。秋分から半月。空気が澄んできたことも併せて、秋の日はつるべ落とし。あれよという間に暗がりが足元を覆ってしまう。駅から家路を急ぐ頃は真っ暗。小懐中電灯と反射タスキが欠かせない。なんか寂しい。

お店屋さんは暑さの盛りからハロウィン商戦に入っているが、もはやマンネリ化している。秋の行楽を終える頃、世の中はクリスマスの明かりに照らされる。今年もあと80日ほど(干支は何だったかな?)。それもまた寂しい。うかうかしてはいられない。

(金木犀が朗らかに香っている)
木星と併せて彩りフジバカマ [2023年10月03日(Tue)]

fumihouse-2023-10-03T17_46_13-1-thumbnail2.jpg木星は現在の夜空に輝く宝石。どっしりと煌々と綺麗である。昨夜、木星を見てから布団に入った。よく眠れた。宝石と眠りは相性がいいのかもしれない。

朝は一番の冷え込み。寒かった。夏布団に体を縮めて潜り込んでいた。空気が澄んでいただけに、放射冷却で地面はよほど冷やされたものだろう。

午後になると空はどんより。いつ雨が降ってもおかしくない雲行きだった。本当に秋の空は気分屋さん。女心と秋の空、いや男心と秋の空? 今夜は木星のキラメキは見られそうにない。

(秋の主、フジバカマ。ほんの淡い藤色をしている。淡い感じでチョロリと伸びるのも好ましい)
棚引いて霧の進軍足留む [2023年09月29日(Fri)]

fumihouse-2023-09-29T07_34_44-1-thumbnail2.jpg宍道湖から生まれた深い霧。目覚めると日の出前の戸外は白い闇。窓を開けるとひんやりした空気が入ってくる。晴天になる前ぶれは嬉しい。

出勤の頃、天上の霧は晴れた。豊かな青空が広がっている。日本海に沿った北山山系に霧の帯がたなびく。霧の進軍だ。ミニ侵攻によって列車は少々遅らされた。宍道湖に沿って霧は粛々と進軍し、30分もすれば消え去るであろう。

ようやく来た、秋らしい涼やかな晴天が。きょうは秋を満喫しよう。中秋の名月もある。澄んだ満月を心ゆくまで楽しもう。

(霧に濡れた水滴の蜘蛛の巣が見えますか)
酷暑には大気の川が流れ込む [2023年09月19日(Tue)]

fumihouse-2023-09-19T18_18_58-1-thumbnail2.jpg「大気の川」が流れているそうです。地上には川があり水が流れます。大気の川は、大量の水蒸気が川のように動き回るそうです。その水蒸気は大雨をもたらします。気温が高い熱帯に大気の川はありますが、亜熱帯化した日本にも大量に流れ込んできます。水蒸気ですから雲にはなっておらず、目には見えません。

この夏は毎日湿度が高かった。高い海水温で蒸発が進み、飽和寸前まで大量の水蒸気が供給されます。気温や山脈、前線など何らかの刺激によって水蒸気の飽和状態から、雲が生まれ発達し、たちまち大雨。水を貯めたビニールに穴を開けたようにして、大気の川は決壊します。一所集中して雨が降る。線状降水帯が幾重にも発生する。反対に周辺は雨に恵まれない。そんなことの繰り返しだったのだと思います。豪雨と日照り、この夏は酷い夏でしたね。

(タマスダレです。花の世界はすでに秋盛りです)
熱冷まし夕立欲しや過去のこと [2023年09月10日(Sun)]

fumihouse-2023-09-10T21_12_04-1-thumbnail2.jpg夕立があった。5時くらいまでの20分間。車外温度表示は27℃から見る間に25℃まで下がった。先月までの酷暑にあってどれだけ夕立が欲しかったことか。期待に反して夕立が来たためしがない。積乱雲が上空に張り出し降りそうな気配もあったが、雨にはならなかった。恨めしい暑さが夜中、明け方まで続いた。夜に熱が冷めきらないうちに灼熱の太陽が照り辺り一帯を熱の渦に包む。ともあれ最強の夏は終わった。

(こんな入道雲はこれからも出てきそうだ)
人間をいかに責めるかこの自然 [2023年09月08日(Fri)]

fumihouse-2023-09-08T18_05_27-1-thumbnail2.jpg朝起きて窓を開けます。温度計を見ると、夢の23℃台。秋が来ました。昼が暑いとはいっても、もはや灼熱はないのです。わずか10日前には、秋が来ることすら信じがたい日々が続いていました。

それがどうですか。夜が寝やすくなりました。エアコンや扇風機が止まったとは言って目が覚める、風が当たり過ぎて寒くて起きる、そんな寝不足の状態はありません。嬉しい秋です。昼間は蝉しぐれがありますが、晩夏の哀愁が漂います。肌を焼き、鼻腔を圧する熱は消えました。

いずれにせよ、過去最強の夏は過ぎました。苛烈さが予想される秋台風や冬将軍が来るかもしれません。地球沸騰化の時代にあっては、穏やかな季節が長く続くなんて期待はできません。もちろんこの夏、痛めつけられた身体は十分に回復していないことでしょう。どうぞご自愛くださいね。

(鷹の爪。熱く辛そうですが、食欲の秋でもあります)
| 次へ