小学生ペンは内側知らぬとは [2026年04月13日(Mon)]
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ペンというものが欲しかった。それまでは鉛筆しか使ったことしかなかった(しかもHB)。シャレた同級生はペンシルケースなんてものを使っていたし、ペンで変身ごっこをしていたが、わたしには縁がなかった。 ある時ボールペンが手に入った。喜んだ幼い僕は、胸ポケットにペンを刺して遊び場に向かった。着いてポケットを見ると、あろうことかペンがない。キャップだけを残して本体はなくなっていた。ペンはポケットの外側に刺すものだとばかり思っていた(当たり前のことを知らない小学生)。緩んだペン本体は哀れに道端へ転がったのだろう。探しても見つけられなかった。 知識と運の乏しい哀れな小学生は(何年生かなぁ)、さぞや悲しんだことだろうなぁ(感情は覚えていない)。 (変身して、山桃の木肌のような怪獣をやっつける) |



