霜月のブーゲンビリアの懐かしい [2012年11月05日(Mon)]
木枯しだ 木枯しの前哨か
冬将軍の偵察部隊 ほんのジャブかな軽い風 鉛色の雲が重なる 冬型気圧配置の典型だ 帯状の雲が日本海を渡ってたどり着く 山に当たってとどまって 灰の色した雲を作るぞ 冷たい空気がやって来る 冬の最中になったなら 白い小雪がさらさらと 重いべた雪ずんずんと 重い水分吸い取って 山が空気を吐き出すと 瀬戸内太平洋側乾いてる 今はまだまだ秋の暮れ 揺れる日だまり楽しもう 今は6時だ 真っ暗で 秋の夜長はまだよいが 冬の寒さに当てられて 芯から冷えてぶるぶると 震えるあの冬 いやだもう 列車の中はぬくぬくと 汗が出るほど暑苦し 外へ出たなら地獄の吹雪 あああ想像するだに恐ろしい 今はまだ秋 霜月の深い風情を楽しもう (写真は、松江イングリッシュガーデンの温室に咲くブーゲンビリア) |