安全に品質生産ついてくる [2025年10月03日(Fri)]
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工事現場には当たり前の標語。空気の存在になっている(特にわたしのような部外者には)。安全安心のために関係者は、日々その達成に心を砕いている。作業者とその家族が悲しみにつぶされないよう、道行く人々が被害を受けないよう全力で取り組む。 この言葉には続きがあると知った。【安全第一、品質第二、生産第三】がそれである。もう一世紀以上も前に、今や日本製鉄に買収されたUSスチール(トランプ政権は何かと日本政府に要求を突きつけるが)の社長が提唱した価値基準であるという。生産量が一番で労働者の安全は蔑ろにされてきたのが、資本主義の黎明期である。 USスチールが安全を第一に労働者の働く環境を改善した結果、製品の品質や生産性も向上した。それを受けて社会全体に広がっていったという。 労働災害による死者は全国で700名余り。これだけの方々が毎年命を落としている。50年前に比べれば五分の一になったとはいえ、悲劇はこんなにも多い。しかも死傷者数にいたっては13万人を超え、近年は漸増している。安全第一、言うは易く行うは難しだが、数字に落とし込まれた不幸の数々を少しでも減らさなければならない。 (ナツメが実った。ほのかな甘みがあるだけで美味しいものではないが、ともあれ秋はやってきた) |



