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母と父認知の欠けが不都合に [2025年07月06日(Sun)]

250704114857357~2.JPG母は忘れる。当たり前にやっていたことをすっかり忘れてしまう。本能的に残っている技能もあるが、頭脳的な作業や思考は全く苦手だ。

夕方になって「ご飯だよ」と呼ぶと、「はーい」とよい返事が返ってくるのだが、なかなか食卓にやって来ない。実は分かっていないのだ。

「ご飯だよ」の声を耳で聞き取る
→ 言葉の意味するところを判断する
→ お腹が減ったから食べたい
→ テレビの前から立ち上がって食卓に向かう
→ その前にトイレに行っておこう
→ トイレに入る
→ 終えて再びテレビの前に行くのではなく食卓に向かう
→ 食卓につく
→ 席に座る

これだけの段階を踏んではじめて夕飯を食べられる。途中で思考が途切れてしまうと、止まる、忘れる。父は「怠けている」と言って叱る。母は落ち込む、機嫌を損ねる。おそらくその不調により脳細胞がたくさん死滅していくだろう。父に何度言っても、認知症は病気だと感覚的に分かってくれない。これは一生ついて回ること。

(ノウゼンカズラの花盛り。花の盛りは過ぎたとしても母よ父よ、生き抜けや)
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