春の海ひねもすのたりのたりかな [2023年01月10日(Tue)]
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春の海が作曲されたのは百年近く前のこと。小学校において観賞用音楽として指定されているようだ(道理でわたしも知っている)。和風を強調する場面ではイメージがピッタリなのだろう。正月には、テレビ、ラジオも含め箏曲だらけと言っていい。商業施設では宮城道雄に尽きる。琴と尺八(たまにバイオリン)で奏でるゆったりした調べは、気分一新する正月にふさわしい。 じゃあ、どうして「春の海なの?」と尋ねられても、さあ、知りません。ひょっとして、与謝蕪村の句「春の海 ひねもすのたり のたりかな」から連想されて誰もが知るところになったのではないか、と想像する。でも答えにはなってません。 (和風の灯ではあるが、光源は蝋燭ではなく、純な和紙で覆われているのでもなかろう。和洋折衷なのだ) |



