北斎を見たくば松江に来るがよし [2022年06月05日(Sun)]
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初回展示でわたしの目を引いたのは『赤壁の曹操図』。赤壁の戦にあって曹操は大敗するわけであるが、直前の曹操は機嫌が良い。長い槍を持って戦船でポーズをとっている。この戦いでは一敗地にまみれるが、やがて戦国の世を駆け上って覇者となり、多くの国を従える。この絵では曹操は王者としての風格も見せる。 新しい試みとして「かぞくの時間」が設けられていた。子どもが大きな声を出してもよし、とする家族優待時間である。何人かの子どもが父母とともに楽しげに展示物を眺めていた。ねぇねぇと母を呼ぶ子の姿が微笑ましい。 新しいのは他にもあった。入場料を払ってもらうのは半券のチケットではなく、QRコード付きの紙。入口で読み取り機にかざす新システムが導入されている。でもキャシュシュレスではなく、キャッシュのみの決済。ここはなぜか旧態依然。 (美術館横の湖畔に出た。この日の宍道湖は凪いで透き通っていた) |



