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ゴンザレス心に届く至芸なり [2021年04月11日(Sun)]

fumihouse-2021-04-11T19_06_49-1-thumbnail2.jpg『ホセ・ルイスの至芸〜アルフォンシーナと海』を幾度も聴いた。聞き惚れた。硬質で太い芯の回りを甘い衣で包んだ音と表現したい。弦がビビるほどの強音の響き、消え入るようでも透き通った弱音。豪気さと清澄さの両者を備えたダイナミックレンジの広さ。激しい振幅とリズミカルな曲の運びにラテンの空気を感じ、胸に染み入る。

ギターは撥弦楽器である。弦を爪で弾く。ホセ・ルイスの音は足が長い。弦をこする擦弦楽器であるかのような錯覚が起こる。ギターの奥深さを余すことなく示す演奏だと思う。

現代ギターの父・セゴビアの演奏は何度聴いても飽きない。音質や音量の幅が多彩で、ミスタッチですら魅力となる。私はゴツゴツした演奏と評するが、ゴンザレスの演奏もそれに通じる。師弟関係にある二人には相関がある。

セゴビアは賞賛したという。「ホセ・ルイスの音色の美しさは無類だ。良い音の出し方は彼に学びなさい」と。ゴンザレスはあるときは土臭く歌い、転じてエレガンスに舞う。喜怒哀楽を自在に弾き分けて、聴く者の心の奥深く届ける。素晴らしい演奏だと思う。かえすがえすも、早くに亡くなられたのが残念だ。享年65歳(1998年)、7度目の来日公演の直前だったそうだ。

(ウマノアシガタもまた自然界の至芸なり。暖かい陽光に輝いて足元を賑やかにしてくれる)
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