熱中し光陰の如く過ぎにけり [2020年12月12日(Sat)]
![]() 熱中して過ごす光陰は矢のごとく過ぎ去っていく。それは去り往くだけではない。技と力、心根の優しさも含めて人の心に染みとおる。生きる光陰に鮮やかな虹を残して人びとの心に感動を刻む。 多くの困難はあったであろうが、氏にとって「ギターの音はめくる快感で片時も離すことができない麻薬のようなものです。それはまた自分の心を全て打ち明けることのできる親友」だったという。楽器を通して音楽を奏で、聴く者の魂をも鳴らすべく、今後も益々活躍なさる。 人間は生身である。だから100周年はない。しかし、氏の魂から溢れ出るギターへの愛情、音楽への傾注、誰をも音楽を好きにさせようとする意欲・・・その共鳴が人を巻き込み、100年200年と続いていくことは間違いない。そのためにも、まずは60周年に向かって、門脇先生、どうぞお元気で! |