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パトロン脚長おじさんあらあらら [2020年05月26日(Tue)]

fumihouse-2020-05-26T22_49_29-1.jpg『あしながおじさん』を読んだのは初めてのこと。著者のウェブスターが女性であることも知らなかった。百年以上前に出版されたこの本(谷口由美子 訳)で、ここまでワクワクできるとは思いもよらず。

孤児院のリペット院長との陰気なやり取りが続くことを覚悟していたが、早々にジュディは大学に送られ、存分に羽を伸ばし、天国のような学生生活を謳歌する。孤児院出身だと周囲には明かせなかったが、彼女は天性の明るさと好奇心、粘り強さでもって成績優秀な女子学生となり、やがて小説家として出世していく。それを援助したのが、あしながおじさん。顔も素性も表さないおじさんに、ジュディとともに私も歯噛みした。ほとんど全編がジュディの手紙で、あらゆる手紙文の形式を網羅したかのような楽しませ方だった。結末がまた微笑ましく、日本語訳も素晴らしい。

ADHDを思わせるような手紙の振幅。喜んで悲しむ、楽しんで怒る、上気して落ち込む・・・。ジュディの感情はジェットコースターのように下りたり上ったりを繰り返す。ADHDでないことは、彼女が努力家で勉学を楽しみ、友人とも仲良くやっていることでわかる。若い、特に快活な女の子はこんなところかもしれない。

日本だけのことか、欧米でも共通のことかは知らないが、「あしなが育英会」など遺児奨学金の出資者を束ねる団体がある。この作品によって実に多くの子供たちが助けられたことと思う。

(水玉模様のひとつの一つにも、喜びや悲しみがあるかもしれない)
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