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離れ過ぎ社会の距離とはこれいかに [2020年05月07日(Thu)]

fumihouse-2020-05-07T12_48_33-1.jpg新コロナ対策として、【社会的距離】という言葉が唐突に出回った。人類学者E.T.ホールによる「対人距離の分類」が元になっていると思う。

●密接距離 0cmから45cm/親密な距離。皮膚接触が可能。相手に触れたり、ささやくことができる。酒が入ると密になる。

●個体距離 45cmから120cm/親しい間柄で会話する距離。腕を伸ばせば相手に触れることが可能。お辞儀をしあう距離である。

●社会距離 120cmから360cm/会議・討議・ビジネスの距離。改まった用件を話したり、形式ばったビジネスライクな間合い。接触、飛沫感染を避けるために、親密な間柄でも2mを保つことになった。出来れば公衆距離が望ましいとも。

●公衆距離(公共距離) 360cm以上/講義・演説の距離。相手に個人を意識させない距離で、話す方は身振り手振りも必要になる。街中で接近しない距離でもある。

私たちは自分の領域を守って暮らしている。そこに知らない人が入ると不快や恐怖を感じ、親しい人であれば許す。これをパーソナル・スペースという。今回の社会的距離が定着すると社会のあり方、対人関係も変わってくるかもしれない。新しい生活様式とも言われ出した。変わるのは明らかだ。

(花ならば密接距離が可能。モッコウバラに近づくと安房郡香りを感じられる)
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