観る者のいない客席閑古鳥 [2020年03月05日(Thu)]
オープン戦でホームラン。選手が喜び弾け、ガッツポーズ。大声援が飛びそうであるが、そうはならない。響くのは打球がスタンドの座席に当たって響きわたる鉄筋音とベンチのチームメイトの声援。プロ野球無観客試合。寂しいものである。見つめるのは報道とマスコットキャラクターも含めたチーム関係者のみ。
ラグビー、バスケットはもちろん、大相撲さらに春の甲子園までも無観客で行うという。寂しいことだ。客の応援を受けて燃える選手、声援が沸き立ち、さらに熱くなる一団、思いがけないパフォーマンスも生まれる・・・。いい循環が続かない。やむを得ないことではあるが、張り合いのないこと、この上ない。 (なぜか我が家の沈丁花の匂いは漂ってこない。寒さに当てられなくて香りが弱いのか) |