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恋人の映像残る世紀なり [2019年11月30日(Sat)]

fumihouse-2019-11-30T23_08_00-1.jpgNHKスペシャル『映像の世紀』を見ている。加古隆作曲の『パリは燃えているか』。戦争の世紀・20世紀を20年以上に渡って描いてきたこの番組のテーマ曲である。戦争の悲惨さ、庶民の苦しみを描いたイメージが強いが、今回のテーマは恋人たちの愛。

人妻との恋を優先しイギリス国王を退位したエドワード8世。ナチスの宣伝大臣で演説とともに女癖が奔放だったゲッベルスと妻マクダ。おとぎ話と言われモナコ公妃となったグレース・ケリー。真実の愛を求めて映画監督と再婚したイングリッド・バーグマン。同性愛を迫害したナチスや戦後アメリカ。

運命の恋人たちには、栄誉もあり堕落もあった。旧時代の嗜癖に翻弄され、新時代をも切り開いた。運命の恋人たちが描いた愛の軌跡に感慨深く見いった。

(ほのかで柔らかな愛を描くサンタ印の雪だるま)
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