人により楽しいことって違うんだ [2019年06月07日(Fri)]
松江市営バスに乗るとアミューズメント会社のコマーシャル動画が流れており、二カッとしながら楽しんでいる。
「県境瞬間移動」が面白い。外回り営業の待ち時間に、何か楽しいことないか? と課長氏。島根鳥取瞬間移動しませんか? と部下。ハイッ島根、ハイッ鳥取!と県境線を一足に横飛びをくりかえす社員。若いから軽々と跳ねる。課長は息も絶え絶えに、これ楽しいか? そしてコマーシャルの主は「楽しいって、何だろう?」と投げ掛ける。 「無重力遊び」もいい。次のアポまで時間がある、何か楽しいことないか? と部長氏。無重力ごっこしません? と部下。ガラス張りのビル壁に半身を隠して、出した半身をガラス面に写して体が浮いているように見せかける。スマホで部下に写されながら、これ楽しいか? と部長氏。そして「楽しいって、何だろう?」。 企業が顧客にアミューズメントを提供する。楽しさは人それぞれだが、顧客は満足する、あるいは不満に思う。娯楽だけではない。仕事も勉強も話し合いも、参加者が受け身ならば、面白くない。アイディアを出して他人の意見を引き出し、達成感を得られれば必ず楽しくなる。楽しいって、面白いものだ。 (ごきげん顔の子どもがいる。描いた人もさぞや楽しかろう) |