気に病むな心開いて穏やかに [2019年05月17日(Fri)]
ジェンダー論を振りかざすつもりは毛頭ないが、傾向として女性は男性より鬱病など心の病にかかることが多い。男性は女性に比べて自死する割合が女性より高い。これは何を意味するのだろう。
女性は友人や家族に対して心情を吐露し、苦しい胸の内を明らかにして、もやもやして整理がつかない状態であっても言葉にできると言えるのではないだろうか。すなわち「助けて!」と表現できるのだ。うまく発散できない場合は、心の病を発するが、命の危険に及ぶことはどちらかといえば少ない。 一方で男性は、感情を表に出して相手にみせることが不得意だ。弱味を出したくないというメンツの強さもあるだろう。自分の中に抱え込んで、ギリギリまで我慢して、結果としてパタッと折れる。それが自死だ。「助けてくれっ!」と言って心を開けないのだ。 そんな感覚が私にはある。あくまで比較的という意味だから、すべての男性は女性は、と限定はしないので念のために、改めて言っておく。 (アザミが健気に咲いている。きょうは金曜日、明日と明後日は休みという人も多かろう。リフレッシュして来週に臨もう) |