勝ち負けに不条理な生死伴いて [2019年05月01日(Wed)]
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前作「インフィニティ・ウォー」では、サノスが全宇宙の生命のうち半分を殺した。ヒーローたちも例外ではなかったが、残りの者が奇想天外な手法で反転攻勢に向かう。 最後のシーンで、キャプテン・アメリカが「自分の人生を歩んでみたかった」と述懐した。ヒーローとしてのものではなく、人として自身の生き方をしたいとの言葉に心が動いた。もし、別の人生を選択することができたらと、たら・ればで考えてみたいことは誰にでもある。激しい戦いを繰り広げるヒーローたちにはもっともな願望であろう。人間も同じだ。しかし、たらればはない。覚悟を決めて今を生きよ!と言われたような気がした。 心ひとつにサノスと戦う絆の強さに胸を打たれる。自己犠牲のもと他のヒーローを救おうとした。皆が同じ気持ちで戦ったからこそ、最強の敵に打ち勝つことができた。 確かに勝った。しかし、どんな勝利にも必ず犠牲者を伴う。不運にも弾丸が体を貫き、爆発に身が裂かれる。そして死んだり重傷を負う。若いスパイダーマンが無邪気にも勝った勝ったと喜ぶ姿にその感を強くした。 (赤系統の色でも噴き出す血の赤はいかん。淡紅色の芝桜は誰をも幸せにする) |



