お前たち儂を汚すな功労者 [2019年04月11日(Thu)]
そりゃ「陰謀」であろう。最高権力者を追い落とそうと陰で画策したのだから陰謀に違いない 。絶大な力を持つ会長を特別背任の罪で逮捕するよう検察にリークしたのだから「策略」そのものだ。最高経営責任者を非難の嵐に巻き込んだのだから「中傷」以外の何物でもない。
ただの人となったカルロス・ゴーンさん。いやいや肩書きはなくなっても、世界一の吝嗇家(りんしょくか)として名を残した。ケチでは言い足りない。吝嗇と言わなくてはならぬ。吝嗇で足りなければ守銭奴だ。 数十億円の報酬をもらっておきながら、さらに1円でも多くせしめる。経営者としての権限を最大に活用した。飽き足らず、私用経費を会社払いに付け替えてせしめる。その所以は、日産やルノーを利益の上がる世界企業として再建したこと。これだけの功績をお前たち忘れたか!? と言いたいらしい。笑ってしまう。公私混同の吝嗇家として名を成すだろう。 「すべての時間を日産のリバイバルプランに捧げてきた」。「『コンセンサス』か『独裁』か、どちらかの選択肢しかない人たちは、リーダーシップの本質を理解していない」 まっ確かにそのとおりだ。だからこそ晩節を全うするために身辺はきれいにしておくべきだ。完全なる面汚し、不名誉この上ない。世界中の経営者にとっても他山の石となったであろう。 (完全無欠なる黄を示すのは今満開のタンポポ。晩節となっても黄色が衰えない) |