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長年の右手を替えて左手に [2018年10月07日(Sun)]

fumihouse-2018-10-07T10_22_00-1-thumbnail2.jpg左手を使ってみる。左に持った箸でものを食べると、箸を覚えたての外国人のようにぎこちない。重いもの、細かいものを摘まむのに苦労する。右利きにとって右手は万能の効用。

右手のフォークで押さえて、左手のナイフで肉を切ってみる。ぎこちなくて、引いて切るのではなく押して切る。フォークで刺す。おやっ、切れてないじゃないか、このへたくそ!

左で投げる。方向が定まらない、遠くへ投げられない。そもそも肩が痛くて肩が脱臼しそうだ。幼い日、父とのキャッチボールから始まって、右投げ何十年の歴史が全身をおおっている。筋肉の付きかたも全然違う。わたしは右で生きてきた。

何十年ぶりでギターを弾いている。クラシックギター、すなわちガットギターの深い音色に魅力を感じる。むろん上手に弾けるわけがない。練習する。右指で必死に爪弾き、左指をフレットにそわす。特に左の退歩は著しい。指間が広がらない、的確に押さえられない、苦しい。それでも左手を鍛えなければ、昔の音色はよみがえらない。

(愛らしく静かにたたずむミゾソバ。水辺に群生しソバの花に似ているから溝蕎麦。別名は牛の額。葉っぱが確かに牛の形)
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