新元号古事記や書紀が選ばれて [2018年08月23日(Thu)]
新天皇即位による改元が来年の5月1日。元号は中国古典から採用するのが決まりだったが、日本のものも選択肢に入れて中央政府は検討しているという。古事記や日本書紀が候補になると、どんな言葉が選ばれるのか。楽しみな選定だ。
葦原中国(あしわらのなかつくに)を縮めて、「葦中」。天上の高天原と地下の黄泉との中間。すなわちこの地上世界は日本の国土が葦中。いいじゃないか(画数が多いけど)。イニシャルはAで、明治・大正・昭和・平成にかぶらない。 天磐船(あまのいわふね)から「天船」。日本神話の神々が乗る船、高天原からの定期便からとって天船。これも悪くない。 序にある言葉が「稽古照今」(古を稽(かんが)えて今に照らす/稽古とはいにしえを考察することなのか!)。略して「古照」、イニシャルはK。 天照大神が引きこもって太陽が消えた天岩屋戸(あまのいわやと)から名付けてもよい。岩戸としたら岩戸景気と紛らわしいから「天岩」。 日本の国土を創った天地開闢(てんちかいびゃく)。混沌とした世界が天と地に分離して落ち着く。読み方は天地(あめつち)だ。終わりのないノスタルジア、山陰デスティネーションキャンペーンの追い風にしたいとは、我田引水過ぎるのか。 ともあれ新元号まで残すところ8月。システム面や心理面でうまいこと馴染んでくれるといいのだが……。 (きのう見つけた朝顔。ゴーヤに日除けの座を奪われて朝顔はとんと少なくなった) |