無駄球を投げて一球消耗す [2018年08月12日(Sun)]
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小説『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(岩崎夏海著,略称は“もしドラ” )で主人公みなみは、チームのイノベーションに取り組みました。その一つがノーボール作戦。投手のスタミナを消耗しないために遊び球は投げません。さまざまなイノベーションをやり遂げて、程高野球部は甲子園への切符をつかんだのです。 遊び球はバッターの目をそらし、次の球を狙い打ちされない工夫で、心理戦の要素があります。英語ではウエストピッチ (Waste pitch) 。捨て球ともいいます。要はムダ球です。 一球一球、ピッチャーは渾身の力を込めて投げます。他の野手も神経を研ぎ澄まして消耗していきます。次のゲームのことを考えたら消耗戦は最小限に抑えたい。が、負けてしまっては元も子もない。だからこそ高校野球は感動を呼ぶのですが、難しい選択ですね。 (10日ほど前の大阪。乳白色の雲かわ夕陽にきらめく) |



