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大雨を避けて青秋しとしと雨 [2018年07月07日(Sat)]

fumihouse-2018-07-07T21_23_16-1-thumbnail2.jpgこの旅行中晴れたのは、飛行機が雲の上空に達したときだけ。しかも帰りは、羽田空港から出雲行きが飛び立つ条件として、視界不良のため引き返すか他の空港に降り立つこともあり得ると提示された。

秋田空港から日本一深い田沢湖へ。田沢湖高原温泉に宿泊後、森吉山の高山植物を楽しむつもりだったのに風雨と寒さでゴンドラ駅から一歩も外へ出なかった。青森・大鰐温泉ではワイナリーで試飲してぐっすり眠り、翌朝は十和田湖から流れる奥入瀬渓流をガイドさんの案内で散策した。降る霧雨がオニグルミやブナ、カツラといった大木からしたたり落ちて雨カッパが手放せなかった。秋田の山岳近郊ではニセアカシアが爆発的に増えていると聞いた。花の季節は終わったが、丸い豆系の葉っぱの群落が確かに多い。ロープウェイで上がった八甲田山ではカッパこそ着たままだったが、山の小花が面白かった。三日目の温泉は鰺ヶ沢温泉。日本海を見下ろし、津軽のありようを決めてきた岩木山を見上げた。最終日の世界自然遺産・白神山地を歩いた。ガイドさんの津軽弁を理解できないところもあったが、雨を集めて木肌を雨水が流れ落ちるのを初めて目にした。ブナ林のふかふかの腐葉土の上を歩くのは気持ちがいい。バスは一路青森空港へ。羽田経由で出雲へ向かった次第。

10キロ以上の上空にもかかわらず高層雲が太陽を隠していた。着陸が近づいて降下すると雲が晴れた。下空には一面の雲海。しばし沈もうとする太陽と追いかけっこするフライトを楽しんだ。さらに下降し雲に入る。揺れる、機体が軋む。雲の層を過ぎたが、別の雲の層が控えている。いよいよ着陸時間が迫っても雲は晴れない、下界が見えない。見えたと思ったら滑走路は目前だった。おかげで無事に出雲空港に降りて、私の夏休み旅は終わった(広域で大雨の被害。被害に遭われた方、犠牲になられた方にお悔やみ申し上げます)。
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