雪国で電車不安に立ち往生 [2018年01月12日(Fri)]
新潟・三条でJR信越線の普通電車が動けなくなり、今日昼まで混乱が続いた。昨日の夕方から15時間も列車内に取り残された客たちは大変な目に遭ったようだ。わずか数時間で50センチもの積雪で、いくら豪雪を伴う雪国とはいえ、運行するJRも相当なご苦労だったと思う。
430人の客のうちが5人が体調不良で救助された。残りの客も早く脱出したいのは山々だったと思うが、最寄りの無人駅まで数百メートル。線路を歩くのは危険過ぎるし、バスやタクシーも動かない。幸いに電気は通じ暖房も十分で、水や非常食も配布した。JRが安全第一を貫き通したのは評価する。人命第一は当然の判断だ。 雪国・新潟での異常な大雪。高速道路でも700台の車が立ち往生したというから、列車の異常もやむを得ない。ただ、思うのである。そうした事態に直面した被害者が欲しいのは情報だ。車内放送は十分だったのだろうか。今何を手配していて、見込みはどうなのか。見通しが客に伝われば少しは安心できる。そうした危機管理を、その場の乗員はきっちりやってほしいと思う。 (今朝の出雲市駅前から見た東の空。天国があるのでは、と思えそうなヘブンリー・ブルーが見えた) |