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平和とは身近な人の安寧から [2016年07月29日(Fri)]

fumihouse-2016-07-29T17_20_18-1-thumbnail2.jpgかの男は「日本国と世界平和の為に」と称して相模原市の施設で残忍な事件を起こしました。衆院議長への手紙や事件前のSNSでもって、重度障害者が安楽死させられる革命的な世の中にするため自分は先駆けとなって数百人を抹殺する、その後は心神喪失を理由に2年で自由の身にしろ、5億円の支援をせよ、とほざいています。

悪いことと知りつつ敢えて行う確信犯ではなく、信念から正義の行為であると信じる狂気の沙汰ではありますが、かの男は心神喪失や心神耗弱ではありません。厳正に裁き、その思想は誤りだったと反省させてから刑に服させなければなりません。

平和とヒューマニズムを装っていてもテロリズムです。究極のエゴイズムであり、快楽主義的な発想がかの男にはあったのでしょう。抵抗のできない弱者を狩る残虐ゲームの発想です。老人がギャンブルするのをなじる発言もありました。おそらく彼の矛先は病者も含めた弱者全体に向けられています。たまたま事情をよく知る施設にいた弱者を標的にしたのでしょう。明らかに猟奇殺人です。

そして優生思想です。劣等な子孫(彼らが言うところの)の種を断ち、優秀な血統を増やすことにより民族全体の繁栄を図ろうとするナチスも取り入れた発想です。

弱者を取り除くと集団は強くなるというのは錯覚です。彼らは弱肉強食が正しいと考え、不適者は生存する価値がないと信じているようですが、違います。進化論にあってもすべてが同じく変異するわけではありません。変化した先で環境が激変すれば一気に滅びてしまうかもしれません。多様性が必要なのです。地球という社会では、人間だって弱者ですし(ジャングルや砂漠で独りで生きられる人はほとんどいない)、今は強者だと胸を張っていても、いつ立場が逆転するかはわからないのです。

人間という種がとった生存のための方法は、集団を保って生き抜くことでした。社会をつくって力を合わせるのです。そこから導かれるのは、障碍者や困難をかかえる人たちを守って共に生きていくことなのです。一見効率が悪いようでも、人間にとって共生することが未来へつながります。考え方を発展させれば「人権」の尊重という理念につながりますが、それは後の話です。

共生や協働の幅が広がれば広がるほど、戦う相手(他民族だけでなく自然環境も含めて)が少なくなればなるほど、人間総体としては平和になります。かの男の思想は間違っています(思想というほど高尚ではないが)。事件を受けて、全国手をつなぐ育成会連合会は緊急声明を出しました。まさにそのとおりです。

≪私たちの子どもは、どのような障害があっても一人ひとりの命を大切に、懸命に生きています。そして私たち家族は、その一つひとつの歩みを支え、見守っています。事件で無残にも奪われた一つひとつの命は、そうしたかけがえない存在でした。(中略)国民の皆様には、今回の事件を機に、障害のある人一人ひとりの命の重さに思いを馳せてほしいのです。そして、障害の有る無しで特別視されることなく、お互いに人格と個性を尊重しながら共生する社会づくりに向けて共に歩んでいただきますよう心よりお願い申し上げます≫

結局は誰もが死にます。オレは強いと粋がってもいずれ死ぬんです。ならば気持ちよく死んでいきたいし、共生の考えを広めつつ良い社会を次世代につなげていきたいものですね。

(夏の太陽のもと輝く百日紅。サルがスベってツルツルと、白い衣が涼やかだ)
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