信頼し担保なしでも信じると [2015年02月16日(Mon)]
信用と信頼という言葉は心理学においては、はっきりと区別されるのだそうだ。
≪「信用」とは、しっかりとした裏付けをもとに信じることであり、「信頼」は根拠を求めずに信じることと定義される。つまり、相手を信じる際に”条件を付けるかどうか”という違いだ。≫ (2015年1月9日付け聖教新聞「名字の言」) 信頼されると自信になる、がんばれる。反対に信頼することは難しい。相手が期待に応えてくれないのではないかと疑心暗鬼になり、手をかけたくなる。途中で修正を入れたくなる。自分がやるのが速いとか、なんだかんだと言って仕事を取り上げてしまいかねないのが現実だ。そうなれば持ちかけていた自信は一気に萎んでしまうだろう。 名字のコラムニストは、心理学者のアドラーの言葉を引いて、信頼することの大切さを訴える。信頼とは裏付けや担保がなくても、裏切られても、相手を信じることだと。相手を信じ抜いていける信頼関係を築いていきたいと思う。 |