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ガンジーは物に託して心知る [2014年08月30日(Sat)]

fumihouse-2014-08-30T22-16-41-1-thumbnail2.JPG聖教新聞8月28日付け「名字の言」に、インド独立の父ガンジーのエピソードが紹介されていました。国民の思いを忘れず、感謝を絶やしてはならないというガンジーの決意が示されています。

≪独立運動で各地を回っていた時、一人の少年が鉛筆を寄付した。長さ3センチほどのそれを、ガンジーはずっと大切にした。小さな鉛筆でも、子どもにとって大事なものだ。そうした国民の「思い」を忘れて、私の政治活動はあり得ない≠ニ▼一つの物、ささいな言葉の奥にも「心」がある。その「心」を感じ、自らも心を尽くして応えていく中に、人間としての崇高な生き方がある≫

ガンジーの偉大さが伝わってくる一方で、わたし自身のことを考えます。いろいろな「物」に「心」を込めて贈り物をしたり、されたりします。日頃お世話になっていることに感謝し、何かの見返りに、迷惑をかけたお詫びに、恩義や利害のために、旅のお土産などいろんな意味で贈り物をします。そのたびに物が増えていきます。食べてしまって形が残らない場合もありますが、食べすぎのもととなって体重という物が増える場合もあります。

物が増えるのはそれだけではありません。安かったり、今だけ特別という誘い文句に衝動買いしてストックが増える場合もあります。旅の記念に持ち帰ったり買い求めた物も収納スペースを侵していきます。趣味の物、仕事関係の物、あれやこれやと多いのです。どこかで断捨離をしていかないと、わたしたちの生活は破綻します。最小限の物しか持たなかったガンジーであれば、国民が大事な思いを託してくれた物を生涯持ち続けることは可能であったかもしれませんが、物にあふれた今の時代にあっては生活スケールを小さくしなければ快適性を犠牲にすることになってしまいます。

崇高なガンジーとは次元が違ってしまいましたが、たかが物といっても一筋縄にはいかないものですね。
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