週末にかいほうされて壊れてく [2014年07月04日(Fri)]
列車は走る どうどう走る 谷越え山越え 川越えて 波越えて ズンズンすいすい走ってく
緑がまぶしい 夕陽もまぶしい 空がまぶしく 目を細め 列車に乗って走ってく 横揺れ縦揺れズンズンががん チーテクパーテク 走ってく 空へ雲へと走り去り トンネル抜けては 空もどる 止まらぬ果てに走ってく かき分けかき分け進んでいくと 地上の楽園いくだろか 考えなしに走ってく 走っていると思っても 実はただただ座ってる ケツの下から熱い体温 列車の体温感じてる 太陽熱が水平線 太陽光って 帯は海中続いてる 長きにわたり走ったら ようやくついに駅に着く 着いたら着いたでまた発車 行き着く先はどこでしょう わたしはどこへいくのでしょう いっても行っても終わりなし たまには止まり 玉の汗 列車といってもただ2両 この編成で列車かよ それならなんとも仕方ない 人が少なきゃ仕方がないさ さびしくて 雲が高いぞ 梅雨空よ 雨の切れ間に空高し 澄んだ空気が広がって 山山 田んぼ 家家が クッキリ見えてクッキーだ いやいやラッキー キョロキョロと観光客が窓に食いつく この珍しい景観に 来てみてよかった ねえあなた 隣のかれしに話しかけ わたし幸せ ここに来て ようこそ石見へ出雲へと おもてなしなといたしましょ さあて今から週末に 向かて楽しみあるかいな |