おずおずと白い濃霧が流れいく [2013年10月21日(Mon)]
夜中に濃霧注意報が出た
予報のとおり霧深い朝であった いつもは轟音を響かせる列車がゆっくりと進む おずおずと気後れしたように走る 宍道湖を見れば煙っている 山手を見れば白いもやもやが立ち上る うっすらと家並みが見える 水墨画の世界はなかなかのものだ 一瞬にして過ぎ去る景色 まいにち通る道なれどいつもと違って新鮮だ 松江につくころに太陽があかあかと見えだした 太陽と霧の勝負は明らかだ 霧の粒は日に照されて次々と蒸発していく 街中はいつもの松江にもどった 伯耆大山までは見えないが大橋川にはシジミかきの舟が浮かぶ 霧に始まるこの週が動き出した さぁさ進もう 自分らしさで邁進しよう |