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太陽とともに進むは発電で [2013年09月23日(Mon)]

__tn_20130923181039.jpg清水の舞台から飛び降りて太陽光発電システムを設置すると7月末に書いた。ちょうど一週間前に始まって二日間で工事は終了した。国の補助金(太陽光発電普及拡大センターJ-PEC)、出雲市の補助金の手続きは完了し、発電と売電を見える化できるエネルギー管理システム(HEMSヘムス)も10万円定額補助もあとは振り込みを待つばかりだ。私は単に最小限の書類を書き判子を押しただけ。ぜんぶ事業者にやっていただいた。

パネルの製造元はQセルズ。ドイツらしい剛健な造りをしている。発電効率を中心に耐久性や実績という点でパナソニックの製品HITと競い合う存在のようであるが、屋根の形状などからQセルズに決めた。併せて上記のヘムスと、給湯システムの三菱エコキュートも備えた。エコキュートとは夜間電力を利用して空気中の熱を集積した省エネ技術であると、実はこれまで知らなかった。エアコンや冷蔵庫にはもはや当たり前だとか。

太陽光パネルを設置して以降、天気が気になる。ずっと晴れが続いている。幸い発電は順調で昼間の使用電力をカバーするばかりか、売電分も確実に稼いでくれている。電気器具はムダに使わないという節電意識も強くなった。いいことには、屋根が焼けなくなった。パネルで太陽熱を反射してくれるために部屋が涼しくなった。リビングが劇的に過ごしやすくなったことに感動している。

契約した事業者は、有限会社ソーラープロジェクト大社。出雲市内の会社であり 、県内では屈指の設置件数を誇る。打てば響く受け答えがあり、質問に対しても納得できる回答が返ってくる。その場でわからないことは後日確実に返答がある。誠実である。そして社員に活気があり、担当分野は決まっていても一人ひとりの守備範囲が広そうだ。ホームページも充実しており、微に入り細をうがつ説明がある。顔と名前入りのスタッフ紹介で親しみがわくのがなんともよい。清水の舞台から飛び降りる決断をする際の決め手は、なんといっても人であるが、そうした人情と技能との出会いがあったことに感謝したい。

もちろん今後の気象はわからない。どんな過酷な夏が毎年やってきて太陽光パネルを痛めつけるかはわからないし(パネルは高温過ぎると発電効率が落ちる)、 巨大台風や竜巻の危険性だってある。保証は完備しているけれども、この世に不運はつきものだ。それでも私と家族は舞台から飛び降りて、小さいながらも太陽とともに進む航海に旅立った。

(写真はQセルズの発電パネル。ソーラープロジェクト大社の斐川ショールームに展示してある)
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