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微笑まし青春映画よおもてなし [2013年05月23日(Thu)]

__tn_20130523203440.jpg県庁おもてなし課』は爽やかで透明感のある青春映画である。原作は近頃話題の有川浩。主役である高知県庁職員の掛水(錦戸亮)と臨時職員の多紀(堀北真希)との恋物語に、新進の小説家である吉門(高良健吾)と佐和の恋を織り混ぜてテンポよく進む。

もちろん恋が主ではないのだが、観光の促進、故郷への想い、公務員と民間目線、企画を実現する仕事の進め方、知る人ぞ知る名所の発見と提示いった映画のテーマが、二組の男女が少しもどかしく恋物語を展開することによって補完され魅力を増すのである。

役所の予算の取り方など現実にはあり得ない設定もあるが、微笑ましく楽しく観た。多紀の輝く笑顔、さらさらと流れる髪。しっかり者のアルバイトとして周囲には一目置かれている多紀ではあるが、実は背伸びして不安だらけであることを掛水に打ち明ける。打ち明けるなら僕に話してよ、と思わせるほど凛々しくも可愛らしい堀北だった。錦戸の無邪気で澄んだ笑顔、やる気にあふれた若者らしい所作振る舞い。実にみずみずしくて気持ちがいい。海に向かって掛水が叫ぶシーンがある。「仕事させろ!!」。多紀も同調して「もっと仕事したい!!」と大声を繰り返す。純粋に求める気持ちが響いてきて好感がもてた。

利益を追求する民間ではない。だが高知のよさを発信し、外から人を呼び込むことは高知にとっての利益に直結する。県民にとって広い意味での福祉が向上することが、県庁組織の目的である。課された制約、例えば予算や制度的なハードルを乗り越えて、人を巻き込んで目的の達成に邁進するのが、県庁も含めた行政の使命である。

「広い意味での福祉」といったが、「おもてなし」ということは広い意味で、単に接遇や客あしらいのことではない。外から来た客を喜ばせ厳しい現実があることも知らしめながらもそこに魅力を感じさせる。住む人自身がそこが好きで堪らなくて魅力を感じているから、楽しみつつ暮らし続ける。去る人がまたここへ来たいという想いに後ろ髪を引かせながら、送る人はそこの魅力をさらに磨いて待つ。

おもてなしとは何だろう。掛水の台詞をはっきりとは記憶をしていないのだが、高知全県をレジャーランドにしていくためには、いいところが‘ある’だけでは不十分。いいところに‘気づき感謝’できること。さらに心に響くように‘表現’していくことが大切なのだ。そんなふうな台詞があったと思う。故郷や今住むところの魅力を内外に発信するにあたって、私にできることは何だろう? たくさん考えることのできる映画だった。
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