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『ふみハウス〜徒然の心に残る日々』 [2021年07月23日(Fri)]

DSC_3472.JPG徒然なるまゝに硯に向ひて心に移りゆくよしなしごとを書きつくれば…徒然草のように。私は旅するようにゆったりと、かつ鵜の目鷹の目で日常をとらえます。ふみハウス〜徒然の心に残る日々は、Yahooジオシティの閉鎖により2019年3月31日をもって消滅しました。
[ふみハウス リンク集]
高速でコロナ終息いかぬもの [2020年05月27日(Wed)]

20200503_105018_compress7.jpg高速で吹き出す風。コンビニやファミレスのトイレに設置してあるハンドドライヤーという機械(エアータオルともいう)をわたしは使わない。細菌やウイルスを拡散するからである。濡れた手を数秒で乾かすこの機械を以前は重宝していたが、この数年使わなくなった。

このたびのコロナ禍でどこも使用を中止している。どの店もクラスターの発生は抑えたい。悪評判を立てたくないのは当然だ。ペーパータオルもコストがかかる。それでなくても客は減り、席詰めの間隔を広げるなどの措置で収益は落ちる。

よって、風と共に去りぬ水滴は布と共に乾きぬ、ことになる。さて、映画館はいつになったら解禁されるものやら。

(艶やかに白いハナミズキ。艶やかな女優の主演映画を見たいものさ)
パトロン脚長おじさんあらあらら [2020年05月26日(Tue)]

20200519_154001_resize_35.jpg『あしながおじさん』を読んだのは初めてのこと。著者のウェブスターが女性であることも知らなかった。百年以上前に出版されたこの本(谷口由美子 訳)で、ここまでワクワクできるとは思いもよらず。

孤児院のリペット院長との陰気なやり取りが続くことを覚悟していたが、早々にジュディは大学に送られ、存分に羽を伸ばし、天国のような学生生活を謳歌する。孤児院出身だと周囲には明かせなかったが、彼女は天性の明るさと好奇心、粘り強さでもって成績優秀な女子学生となり、やがて小説家として出世していく。それを援助したのが、あしながおじさん。顔も素性も表さないおじさんに、ジュディとともに私も歯噛みした。ほとんど全編がジュディの手紙で、あらゆる手紙文の形式を網羅したかのような楽しませ方だった。結末がまた微笑ましく、日本語訳も素晴らしい。

ADHDを思わせるような手紙の振幅。喜んで悲しむ、楽しんで怒る、上気して落ち込む・・・。ジュディの感情はジェットコースターのように下りたり上ったりを繰り返す。ADHDでないことは、彼女が努力家で勉学を楽しみ、友人とも仲良くやっていることでわかる。若い、特に快活な女の子はこんなところかもしれない。

日本だけのことか、欧米でも共通のことかは知らないが、「あしなが育英会」など遺児奨学金の出資者を束ねる団体がある。この作品によって実に多くの子供たちが助けられたことと思う。

(水玉模様のひとつの一つにも、喜びや悲しみがあるかもしれない)
きょうだいを持って自身の行き先を [2020年05月25日(Mon)]

20200514_211626_compress25.jpg【きょうだい児】という言葉を知った。自分の兄弟姉妹に、障碍者がいる人のことをいう。

親は障碍のあるきょうだいに手を取られて、自分をかまってくれない。無視というほどではないにしても、きょうだい児は寂しい思いをしている。親も大変なんだから、自分がなんやかんやと言って困らせたくない。甘えたいのに、言いたいこともあるのに我慢している。相談できる人もいない。孤立感を抱えているところに、きょうだいのことでからかわれて傷つく経験もする。きょうだい児の悩みは尽きないのである。

きょうだいは障碍をもっていて可愛いそうだ。かといって哀れんでばかりで接するのはしんどい。枠に押し付けられた義務感にがんじがらめになっていく。きょうだいを嫌いになる子もいるようだ。世間的に引け目に感じる必要などないのに、そんなきょうだいがいることで悶々と悩む。親も大変だし、きょうだいも快適そうではない。自分もたいそう不自由だ。この生活がずっと続くのか、と不安を抱えていくのは生きづらい。

人によっては、きょうだい児は幸せになってはいけないと考えることがあるそうだが、きょうだいと一緒に生きるか、関わりを最小限にして別に生きるか。それを決めるのは、きょうだい児自身。自分の人生の選択権は自分にあると、大上段に構えてやっと自分を納得させる。どの道を行くかを選択しても、必ず心に引っかかる。それは家族だから、血の呪縛だから・・・きょうだい児って大変だ。
占いで動きのきっかけ作ろうか [2020年05月24日(Sun)]

20200428_124608_compress85.jpg占いなど見たこともないが、docomoのマイマガジンで、きょう5月24日(日)の星座占いがふと目についたので開いてみた。

12星座のうち、牡羊座の全体運は1位なのだそうだ。「ネットの口コミを参考にすると、お得な情報をゲットできそう。スマートフォンや鞄を新調してみて」と書いてある。以下次のとおり。

○恋愛運/二人きりの時間を作ってみて。愛が深まりそう。
○仕事運/難航していた仕事が終わりそう。新たなスキルが身に付くかも。
○金運/使っていない物は処分をして。リフレッシュができて、金運もアップしそう。
○ラッキーカラー/イエロー
○ラッキーアイテム/週刊誌
○お助けアクション/ストレッチをしてみよう。

金運では、昨日特別給付金の申請書を投函した。カラーのうちイエローが一番好きだ。ストレッチは毎日15分ほどやっている。仕事運が面白い。これを機会に「新たなスキル」を身に付けようかなあ。

(カラスノエンドウは今は実をつけている。子供の頃は草笛を作ったものだ)
蔓延し暦を転じた新コロナ [2020年05月23日(Sat)]

fumihouse-2020-05-23T09_06_16-1.jpg今年は西暦2020年。A.D.2020年とも書きます。A.D.はラテン語でAnno Domin(神の年)の略だそうです。2020年前はB.C.1年です。キリスト誕生前でB.C.(before Christ)。これはなぜか英語。

さて今年をA.D.元年と名付けます。いやいや、令和でしょ? いや違うか、令和2年だ・・・というなかれ。今年がA.D.元年ならば、去年はB.C.1年です。西暦の話ではありません。

A.D.は、after diseaseです。新型コロナウイルスという病原によって引き起こされる疾患が社会に不健全な状態を巻き起こし世界を震撼させました。今年が元年です。それ以前は、before CORONA(B.C.)となるわけです。

緊急事態宣言は解除されても第二波、第三波の可能性は高い。新しい生活様式が求められ、それに慣れた人びとは病気の恐れがなくなっても、昔には戻らない。まさに時代が変換したのです。

(有史以前にも野原一面に咲く花が見られたことでしょう)
身体が意識を変える人変わる [2020年05月22日(Fri)]

fumihouse-2020-05-22T21_06_39-1.jpg≪身体が意識を変える
 悪い習慣も身体が変えてくれる≫

フランスの哲学者、メルロ=ポンティの言葉だそうです。気が乗らない、動くのが億劫だ、やろうと思っても出来ない・・・。そんなことはよくあるものです。苦手意識がある、失敗した経験がある、ほかの人が上手にやるのを見た・・・。

ポンティは言っています。気乗りのしない意識を変えるのは身体であると。思い切って、ちょびっとでいいからやってみる。着手して身体が動けば意識も変わる、と。

ゲーテも言いました。
≪今日手をつけないものが明日仕上がったためしはなし。一日だに無駄にできない。できることから決心をつけ、勇気を出してむんずと掴まえる≫ (ファウスト第1部)

さあ、明日からやってみますか。いや、明日では遅い、今からですよ。

(唐撫子も身体性を持つのかも。ピンクに身体を染めて、見て見て!と主張する)
色褪せて埃まみれて負けまいと [2020年05月21日(Thu)]

fumihouse-2020-05-21T12_52_24-1.jpg希望は色褪せる。希望は埃にまみれる。希望は砕ける・・・・そうしないための方法はただ一つ。日々新たにすること。ひたすら磨き続けること。あきらめず繕って補うこと。それしかない。

(紫蘭だって綺麗に咲きたいと願っている(はず)。そんなん、シランって言うかな)
濃厚なフェロモン満載シイの木よ [2020年05月20日(Wed)]

fumihouse-2020-05-20T21_06_38-1.jpg初夏の匂いが降ってきた。どこからか渡ってくる濃厚な匂い。新生の木の薫り。シイの木の花が咲いた。スダジイやマテバシイ、ブナ科の樹木の花である。数週間遅れて栗の花が咲いて似た匂いを発する。

樹冠を広く覆う萌黄色の輝き。あちこちで第二の新緑とも言うべき淡いクリーム色が目立つ。そこから発信されるフェロモン満載、初夏の匂い。離れた場所にあっても風に乗って運ばれる。人によっては臭いと嫌うが、私はまんざらでもない。風のない夜の闇にどこからとなく来た匂いが充満していると、夏への移り変わりを感じる。

とはいえ、今日は再び冷えた。明日も冷える。風邪をひかないようにいたしましょう。

(紅ウツギもまた初夏の花)
負けないは勝つことの異名諦めず [2020年05月19日(Tue)]

fumihouse-2020-05-19T21_12_24-1.jpg映画『インビクタス - 負けざる者たち』は、南アフリカで開かれた1995年ラグビーW杯で白人と黒人の混成チームが快進撃を見せ、南アフリカの新生の象徴となったことを描いている。国づくりの礎はネルソン・マンデラ、黒人初代大統領である。その言動に何度も涙をぬぐった。

そのマンデラが繰り返し口にする言葉がある。英国の詩人ウィリアム・ヘンリーの「インビクタス - 負けざる者たち」の詩なのだそうだ。

≪私が我が運命の支配者
 私が我が魂の指揮官なのだ≫

どこかへ行ってみたいと望む、スケジュールなどの壁がある、諦めるのか。何かを始めてみた、邪魔が入った、やらない理由にして自分を納得させるのか、工夫してやってみるか。「私は我が運命の支配者、我が魂の指揮官」ならば怯まずに進んでみよう。3ヶ月後、ひとつの勝負が見えてくる。

(ナンジャモンジャの花は季節という枠組みに従って咲く。春を汝の指揮官として咲く)
セゴビアが励ます日本の60年 [2020年05月19日(Tue)]

fumihouse-2020-05-19T00_37_22-1.jpgアンドレス・セゴビアの1959年東京コンサートのCDを聴いています。戦後14年、日本の復興期、高度経済成長期が始まった頃とはいえ、まだ戦争の爪痕は残ります。グラン・ソロのアレグロ(フェルナンド・ソル作曲)など鳥肌が立ち、聴くうちに勇気が出てきます。セゴビアは当時の日本人をこう励ましています。

悩み多き日々に格闘することは大事だよ。でも悩みにとらわれてはいかん。希望をもって勇敢に邁進せよ。日本は素晴らしい国だ。みんな頑張れよ・・・と。

素晴らしい演奏に固唾を飲んで全身を耳にして聞き惚れる聴衆の気配が漂っています。聴衆にも熱い息吹を感じます。日本のギター界をつくっていこう、音楽を創造しよう、世界の日本にするんだ・・・と。それから61年。もう生きている人はほんのわずかでしょう。当のセゴビアも鬼籍に入っています。60年前の熱い時代の息吹を感じながら聴いています。

(蜜柑の花は地味だが、柑橘の芳香があたりに充満する。良い実をつけよう、大きくなろうという意欲に溢れている)
美しい可能な限り鍛練を [2020年05月17日(Sun)]

fumihouse-2020-05-17T18_35_32-1.jpgもう亡くなって30年以上になるが、巨匠アンドレス・セゴビアが述べている。「客観的に言えば、ギターは人類が創造した中で最も美しい楽器だと思います」と。

コンサートホールでは音が小さくてもなお、クラシックギターは他の楽器にない美しく繊細な音が出せる。音に魅入られて深淵に立ち入ろうとすると、思いがけず障壁は厚い。あの豊潤な響きが出せないのに歯噛みする。なぜ鍵盤楽器が出来たかといえば、弦楽器が難しいからなのだ。左右の手指を同調させるのは大変なのだ。まっ、下手くそな私はそれなりの進歩を楽しんでいる。

セゴビアが言った「最も美しい楽器」の所以は音と響きの豊かさだが、実に多彩な表現技法がある。

アポヤンドは、弾いたあとに隣の弦に寄り掛かる弾き方。ギターらしい深い音色が出る。アルアイレは上の弦に寄り掛からないが、タッチが熟達するとアポヤンドに近い音で響く。アルペジオは分散和音。フォークギターでもやるが、細いスチール弦とナイロン弦とを比べると音色の豊かさが断然違う。

ストロークは一気に弦を渡る。フォークギターのように上下にジャカジャカとかき鳴らすこともあれば、親指で柔らかく下ろすストロークもある。ストロークでも激しいラスギャードは情熱のフラメンコ。小指から順に人差し指までバネを弾くように力強く流していく。

根本のブリッジ近くを弾くと硬質な音で緊張し、サウンドホールまで上ってくると柔らかで甘い音となる。ビブラートをかけると音が震えて情感までが揺れてくる。ハーモニクスは宇宙的。1オクターブ高い倍音が響いて不思議な世界が醸し出される。

ピチカートは飛び石を渡るよう。右手の平の付け根をブリッジに乗せて弦をミュートさせると音程つきでボンと伸びない鈍い音が出る。タンボーラはパーカッション。右手親指の側面でブリッジを叩くと打楽器になって楽しい。タバレットも打楽器だ。6弦を持ち上げて5弦に交差させて押さえると小太鼓の音になる。

クラシックギター(昔はガットギターと言った)は伴奏で歌や他の楽器と合わすこともあれば、独奏するとメロディと伴奏が一体化する。ベートーベンが「ギターは小さなオーケストラ」と言ったとおり、音楽としては多様な表現力を持つ。ただし腕が必要だ。頑張ろっと。

(ギターの胴のくぼみを思わせるハナミズキ)
身体を離して拡げる文明観 [2020年05月16日(Sat)]

fumihouse-2020-05-16T08_35_34-1.jpgWHOがソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の確保)を言い換えている。

WHO曰く。感染防止のために人との間隔を取る意味合いであるのに、ソーシャルには「社交」の意味があることから、他人と疎遠になるという誤ったイメージが広がるのを恐れる、と。言い換えは「フィジカル・ディスタンシング(身体的距離の確保)」。

確かにそう思う。人間は社会的動物。ひと同士が助け合い、競争し合い、励まし合い、蹴落とし合い、尊敬し合い、軽蔑し合う・・・。良きにつけ悪しきにつけ、複数のひとが関わりあうことで社会を形づくり、文明を進歩させてきた。「社会的距離をとる」と表現してしまうと、社会を崩壊させて、人間が本能的に保ってきた実益を拒否するような語感があるではないか。

新しい生活様式では身体的距離を保ちたいものだが、物理的に離れることは心理的にも遠くなりがちである。幸いに私たちには言葉がある。言葉を伝える文明の利器もたくさんある。工夫して新コロナを封じ込めよう。

(道端でシラーをしかと見つめよう。ただし地下茎部分は有毒だとか。フィジカル・ディスタンスをとろう)
乾いてて寒くて湿る週末や [2020年05月15日(Fri)]

fumihouse-2020-05-15T21_15_10-1.jpg乾いている。乾燥注意報が出ている。近ごろ手がカサカサになる。手を洗う回数が増えて乾く。石鹸で念入りに洗うと、さらに乾く。時折ハンドクリームを使うが、焼け石に水、乾燥肌に乳液? 状態だ。

寒くなっている。寒冷前線が張ってきて冷たい空気が降りてきた。半袖とベストでは寒さを感じるので薄手の上着を羽織った。新緑の山並みが垂れ込めた雲に覆われた。やがて雨が降りだした午後。

湿っている。ジメジメではないが、適度な湿り気で乾いた木々や草が喜んでいる。シュレーゲル雨蛙が鳴き出した。キュルキュルコロコロと一匹が鳴き出した。やがて近くで呼応する同類。掛け合って仲間を求める。

(万華鏡はアジサイ界のプリンス。島根県生まれの王子さま。母の日にはたくさんプレゼントに使われたことだろう)
欲少な需要は忽然消えていく [2020年05月14日(Thu)]

fumihouse-2020-05-14T18_35_47-1.jpg山陰中央新報の見出し、『需要蒸発 底見えず』に目を引かれた。新コロナ感染拡大が続く現状にあって、自動車業界の需要が落ち込んでいる様を現している。業務用自動車は、物流業界以外はあまり動いていない。自家用車は特に都会にあっては、これだけ家に篭るようになると、不要不急そのもの。新しい需要は生まれそうにない。まさに需要は蒸発した。経済は人間の欲で動いていることが改めてわかる。いま人類が持つ欲はただひとつ。早くコロナ禍が終息してほしいと。

(人類始まって以来最大の経済的不況がやってくる。しかし花は淡々と変わらずに咲いている)
マスク顔どんな姿か顔見せて [2020年05月13日(Wed)]

fumihouse-2020-05-13T21_09_03-1.jpgマスク顔が当たり前になった。初対面からずっとマスク顔しか見ていない人がいる。困るのだ。どんな表情でしゃべっているのか、顔にどんな感情が出ているのか、判断できない。

よく知っている人は目の表情で十分推し量れるが、知らない人はそうもいかない。しかもマスクを通した声はくぐもって聞き取りにくい。ゴムで頬が引っ張られて口は十分開いていない。本来その人が持つ声を知らないままに付き合っているのである。自ずと人柄も分かりにくい。

堪らなく暑い時季は間もなくやってくる。口や鼻に熱がこもる。息がしにくい。熱中症の危険は高まる。島根の緊急事態宣言は解除される見込みだが、3密自粛の現状は変わらないだろう。私たちはマスク顔でずっと交流することになる。あーあ。

(道端の雑草もさまざまな表情で語りかけてくれる)
怯えさせ想像させて支配する [2020年05月12日(Tue)]

fumihouse-2020-05-12T20_46_43-1.jpg恐怖政治の独裁者 と いじめのモンスター。この両者は似ている。

前者は秘密警察を使って逮捕し、投獄して拷問する。暗殺も辞さない。暴力によって意に沿わない者を弾圧する暗黒政治。密告は奨励され、人々を相互監視の状態に追い込む。壁に耳あり障子に目あり。ないかもしれないが、常に恐怖の霧に包まれて気が休まることはない。

後者は対象を悲嘆に暮れさす。配下も使って、無視し、ものを隠し、薄ら笑いで不審がらせ、陰湿な言葉の暴力もふるう。いじめられた者は恨む。悔しくて歯噛みする。数々の出来事がフラッシュバックして天を仰ぐ。思い出すたびズタズタに心が張り裂け、泥沼にはまる。次に狙われるのはいつかと怯える。

独裁者もモンスターも、四六時中監視して縛っているわけではない。しかし、一度強力な被害者意識を植えつけると、相手方は勝手に見えない恐怖に怯え続けてくれる。奴らにとっては思う壺の状態なのだ。

似ている。恐怖に支配されている今に似ている。ワクチンは出来ていない。対症療法としての抗ウィルス薬も不十分。姿の見えないウイルスそれ自体が変幻して私たちに恐怖を与える。恐怖政治の独裁者も、いじめモンスターも生んではいけない。負けてはいけない。新コロナを封じ込めよう。

(ストロベリーキャンドル (紅花つめくさ)は地獄の業火で人を焼かない。緩く穏やかな春を彩る)
出張はひとの心の癒しなり [2020年05月11日(Mon)]

fumihouse-2020-05-11T20_59_42-1.jpg57都道府県のうち16県は出張で初めて足を踏み入れました。公用の出張で行かせてもらった私の都道府県紀行は、三分の一が出張で成り立っています。ありがたい話。かつて島根県に59市町村があった時代に(今は19市町村)、全市町村に行けたのも出張があったおかげです。

不要不急の移動をしない緊急事態宣言下では、自粛警察も含めて、なかなかの強制力で環境閉鎖を進めてきました。よほど必要で喫緊でなければ動きません。出張もありません。

出張で会議に行く。泊まりがけで各地から集った人々と酒を酌み交わす。むろん今は3密でできません。帰りまでの時間を使って有名どころの観光地に立ち寄る。土産物を買い、当地の風物や人情に触れる。移動距離が多いと疲れはしますが、思い出が刻まれます。もうできないでしょう。

不要不急かもしれません。しかし、楽しみが広がり、経験値を増し、人生を豊かにしてきたことは間違いありません。新しい生活様式とやらでは、出掛けるのではなく、メールやテレビ電話で用事をすますようになるでしょう。残念ですね、やむを得ないとはいいながら・・・。

(赤ツメクサは、全国津々浦々の野に咲いていることだろう)
パチンコの喧騒楽しむ依存症 [2020年05月10日(Sun)]

fumihouse-2020-05-10T08_53_24-1.jpgオレはパチンコ大好きオヤジだ。世間では依存症っていう名前の病気らしいが、好きなもんは好き!でいいだろ。玉が入ったときの快感がなんとも言えねえ。パチンコ屋のやかましさも気分が上がるな。台に向かうとワクワクして良いことが起きそうな気がする。勝ったときは最高だよ。大負けすると落ち込むけどな。生活費に困るけど親の年金でなんとかやってるよ。

オレは年とった両親といっしょに暮らしている。仕事帰りに「趣味を楽しむ」のが好きだ。日雇いの仕事が減ってきて、新型コロナとやらが流行ったせいだ。稼ぎは少ないながら、台に向かうのが楽しみで細々とやってるんだ。

この前なじみのパチンコ屋へ行ったら閉まってるじゃないか。コロナで自粛だとさ。近くの店もおんなじだった。でも、東京都が嬉しいことをしてくれた。休業要請に応じない店を公表するんだとさ。こちとらネットは使わねえ、ガラケーでググるとやらもしない。東京が店の名前を教えてくれたおかげで、台にありつけた。なじみの顔も見えたぜ。奴らも台を求めて流れるパチンコ難民だな。

もうすぐ10万円もらえるそうじゃないか。世帯主のオレの口座に振り込まれると30万。親は半分ボケたようなもんだから、これで今までの負けを取り返す。悪いとは思うけど、わかっちゃいるけど止められない。これが依存症ってやつなんだろうな。

(パチンコの代わりに、ラベンダーの薫りでも嗅いだらいかがかな)
篭る日にギター抱えて音を聴く [2020年05月09日(Sat)]

fumihouse-2020-05-09T21_56_18-1.jpg一歩も外へ出ない1日だった。雨がしとしと降っていたこともある。ステイホームが続いている。おかげで本も読んだが、ギターの練習がたくさんできた。アルハンブラ宮殿の思い出(タレガ作曲)のうまく弾けないところを集中して練習もした。小品の名曲を楽譜から選んで弾いてみることもした。ガットギターの音色が心地よく響く。コストの舟歌、ヘンツェのノクターン。初見だがそれなりに曲になる。楽しい。もちろん、暗譜して何度も弾いて曲想をつけてはじめて人前で演奏できる。柔らかくて甘い音、芯のある情念を廃した音、ブリッジ寄りに硬質な音、ハーモニクスの宇宙的な音・・・クラシックギターを奏でるのは面白い、飽きない。明日も同じように過ごしたいとは思うが、そうは問屋が卸さない。

(さりげなく咲く春菊の花。固くなった葉を食べることはもはやできない。春に咲くから春菊なのだなあ)
田園に激突十字路地獄見る [2020年05月08日(Fri)]

fumihouse-2020-05-08T19_55_45-1.jpg交通安全講習で、【コリジョンコース現象】を習った。事実としては知っていたが、その名を知らなかった。備忘録として書く。

コリジョンの意味は激突。十勝型事故、田園型事故とも呼ばれる。平坦で広い田園コースの続く十勝平野で多発したことから名付けられた。自動車だけでなく、航空機同士の衝突もあるとか。もちろん霧や雲で遮られたわけではなく、視界は良好である。

人間の視覚は、動いているものに比べて停止しているものを見つけにくい。双方が同じスピードで交差点に近づくと、相手の車が視界に入っても止まっているように脳が認識してしまうのだそうだ。高速のまま進入して事故が起こる。特殊な錯覚ではなく全ての人に起きる。交通事故の死者に占める割合が1割というから驚きだ。

周囲が田畑で見通しはよく障害物はない。相手は見えているのだが、動いている事実は見えていない。恐ろしい事故を起こさないよう、交差点ではよくよく注意しておこう。

(紅群れ咲く躑躅の丘が美しいのは、錯覚ではない。歩くとツツジが薫る)
離れ過ぎ社会の距離とはこれいかに [2020年05月07日(Thu)]

fumihouse-2020-05-07T12_48_33-1.jpg新コロナ対策として、【社会的距離】という言葉が唐突に出回った。人類学者E.T.ホールによる「対人距離の分類」が元になっていると思う。

●密接距離 0cmから45cm/親密な距離。皮膚接触が可能。相手に触れたり、ささやくことができる。酒が入ると密になる。

●個体距離 45cmから120cm/親しい間柄で会話する距離。腕を伸ばせば相手に触れることが可能。お辞儀をしあう距離である。

●社会距離 120cmから360cm/会議・討議・ビジネスの距離。改まった用件を話したり、形式ばったビジネスライクな間合い。接触、飛沫感染を避けるために、親密な間柄でも2mを保つことになった。出来れば公衆距離が望ましいとも。

●公衆距離(公共距離) 360cm以上/講義・演説の距離。相手に個人を意識させない距離で、話す方は身振り手振りも必要になる。街中で接近しない距離でもある。

私たちは自分の領域を守って暮らしている。そこに知らない人が入ると不快や恐怖を感じ、親しい人であれば許す。これをパーソナル・スペースという。今回の社会的距離が定着すると社会のあり方、対人関係も変わってくるかもしれない。新しい生活様式とも言われ出した。変わるのは明らかだ。

(花ならば密接距離が可能。モッコウバラに近づくと安房郡香りを感じられる)
有り難し当たり前からもっと欲し [2020年05月06日(Wed)]

fumihouse-2020-05-06T09_09_34-1.jpgいいことがあると「有り難い」と思って感謝の心がわいてきます。それもずっと続くと「当たり前」になります。当たり前ながら感謝の気持ちは薄れ、やがて「もっともっと」と欲に目が眩みます。これは人間の習いと言えるでしょう。

【欲】。谷と欠からなるこの漢字。谷は「左右にせまる谷、その谷の口の象形」から容の字に転じ、物を入れる器となりました。欠は「人が口を開けている象形」から、食べ物を口に入れる、すなわち「ほしい」を意味します。【慾】と書くと、欲深い人間というものの宿痾(しゅくあ)さえ感じることができるでしょう。欲には際限がありません。森鷗外は『高瀬舟』で書き示しました。

≪人は(中略)万一の時に備える蓄がないと、少しでも蓄があったらと思う。蓄があっても、またその蓄がもっと多かったらと思う。かくのごとくに先から先へと考えてみれば、人はどこまで往って踏み止まることが出来るものやら分からない≫ 

ディケンズの『クリスマス・カロル』で、守銭奴スクルージは改心しました。強欲で冷たい人格を改めたのです。すると感謝の気持ちが広がり、生きることの喜びで満ちたのです。自分のためだけに向けられていた「欲」が、他人の幸せを願う「欲」に転じました。

もちろん欲があるからこそ人間は前へ進めます。夢を見続けるということは、欲を忘れないということですね。

(きのうはステイ・ファーム。焼いた草のなれの果て)
年月日いつのことやら過去記す [2020年05月05日(Tue)]

fumihouse-2020-05-05T08_05_09-1.jpg日本エアシステム(省略形JAS)は、かつて出雲空港に乗り入れた航空会社であるが、2004年に日本航空(JAL)が吸収。全日空(ANA)とあわせて三大航空の一翼を担っていたものの、航空業界の激変に飲み込まれた。東亜国内航空(TDA)と称した時代もある。

≪この夏、日本エアシステムが出雲〜札幌線を開設します。身近で気軽な北海道を感じてください≫

わが家の納屋に埃だらけの団扇があった。7月19日から8月31日まで週3便の就航を伝える広告である。当時は北海道へは羽田空港で乗り継いでいたのが、直行できるというので夏休みの北海道を楽しむひとが引きも切らず利用していたと思う。その当時がいつなのか、日付はあっても年がわからない。平成でも西暦でもかまわないが、年代がわからないのが残念だ。

備忘のために月日を書くことは多い。手紙を書いたり、伝言を残す際もそうだが、月日は書いても(時間までも)年まで書き記すことはあまりない。公文書はさすがに年月日を書くが、業務用の記録には意外と年まで記さない。その場はいい。

しかし、何年か経って見返すと、記憶の底に沈んでいつのことやらわからない。ましてや先人が作った文書ならなおさらのこと、平成のことなのか、昭和にさかのぼるのか、全く不明のことがしばしばある。未来の私のために、未来の誰かのために、年月日を記そうと思う。
10万円一律給付で景気浮く [2020年05月04日(Mon)]

fumihouse-2020-05-04T11_08_13-1.jpg橋下徹氏が10万円一律給付について、「スピードを重視するため一律申請とするが、給料がびた一文減らない国会議員、地方議員、公務員は受け取り禁止をルール化すべき」と述べて、賛否が割れている。

仮にそうなったとして、受け取りを禁じられたひと、自粛するひとが明らかになると、実際に困っている人が特定されるかもしれない。ネットで公になって詮索を受けるかもしれない、お前ホントに困ってんのか?と探られでもしたら、申請することを躊躇するだろう。手挙げ方式で給付するやり方では困っている人には届かない。公務員バッシングで人気取りなんて迷惑だ。

受け取りを自粛することが善しだという風潮ができれば、社会を分断することにもなろう。赤字国債が莫大になるという問題はあるが、皆が受け取ってさっさと消費しよう。この店はつぶれてほしくない、ずっと残ってほしいサービスなど、それぞれが判断して消費を広げることが制度の趣旨に沿っている。貯金はせずに誰もが使う、自分磨きのために使う、寄付もいいだろう。

今はお金が回らないことが問題なのだ。一律給付を実行した上で、困難に遭遇している方々には別の支援を進めればよいかと思う。困難を乗り越えるために。

(黄色いガザニアは太陽の花。陽光を浴びて自光するかのように輝く。きらびやかな勲章のようだ。別名 勲章菊)
有事にて戦い尽くせや公務員 [2020年05月03日(Sun)]

fumihouse-2020-05-03T10_47_05-1.jpgある公務員の弁。卓見です。「民間や個人で対応できない社会的課題に、あらゆる財源、人材、権限を投入して対処するのが行政の務め」であり、仕事がなくなる、大幅に収入が減るという方々が増えている中にあって公務員が身分保障されている意味は「本来は有事に対応できるように与えられたもの」だと。彼は新コロナ対策に日々追われる身ですが、今の状況は「公務員冥利に尽きる」と、意欲にあふれて邁進しています。

多くの市民が強烈なストレスと困難を抱えているこの「有事」が早く収束して、ウイルスの暗躍が一日も早く終息を祈っています。そして医療や衛生に従事し、物流や景気対策に励む労働者に幸あれ、と願っています。

(小手鞠が満開となった。外に出て手まりで自由に遊べる時はいつ来るのやら。手鞠で遊ぶなんて、ないか)
春が来て早くも一部は秋が来る [2020年05月02日(Sat)]

fumihouse-2020-05-02T12_46_45-1.jpg竹秋の季節だ。麦秋でもある。薫風薫る春にもかかわらず、秋とはこれいかに。

竹の葉が枯れてハラハラと落ち始め、新緑が濃くなる一方で竹林は異相となって茶化していく。山の色彩が対比的に美しい、生命力に満ちた季節だ。大麦が実って畑作地は茶に染まる。田んぼは水面が光って青空を映す鏡面になる。広い農地が最も美しい季節だ。

季節は移りゆく。世も動いていく。人間模様も変わる。もちろんウイルスと人間の位置関係も刻々と変わっていくはずだ。

(麦秋は進む。来週あたりから刈り取りが始まるだろう)
人間は世界覇者だが天地無用 [2020年05月01日(Fri)]

fumihouse-2020-05-01T19_53_12-1.jpg【不要不急】

すぐに必要とするものではなく、急いでもいない。いらないと言ってもよい。重要ではない、無用な事柄や状態ということだ。

不要不急の外出をひかえようと言われて、もう二月近くになるが、不要不急とは個人のとらえかた次第である。傍目には余計なことに見えていても、当人には差し迫った喫緊のやり残しだったり、買いたいものだったりするわけだ。

外出規制のストレスでどうしようもなく不快だ。爆発寸前まできている。そんな人に出かけるな!待て!たむろするな! と責め立てるのは情け容赦ない感じがする。不要不急だの、無用だの、これらの言葉が最小限になる世界が早くやって来てほしい。

(ツツジは大型連休のころに満開となり、百花繚乱の初夏の入りを寿ぐ。いつもはそうだが、今年はどうなることやら)
会いたいけん収束させて会いたいなあ [2020年04月30日(Thu)]

fumihouse-2020-04-30T20_54_41-1.jpgきのう4月29日付け山陰中央新報で島根県が提供して全面広告を出した。

≪早く会いたいけん、
 今は帰らんでいいけんね。≫

ステイホーム週間と銘打った(わたしは、チャレンジングウィークと)この大型連休を前に、ふるさとを指向する都会人の帰省を止めさせる目的である。都会に住む人が地方紙を見ることはないが、故郷の母が伝えてくれる(父ではない)と信じての文面であろう。広告はこう続く。

≪県外に住むあなたが大切だと想うひとに、/どうかそんな言葉をかけて欲しい。/そのひとを守るために今は会わないことにしませんか。/ここ島根で生まれたそのつながりは、/距離に負けるほど弱くはないと思うのです。/近いうちに、いつも通り会える日が必ず来ます。/島根県≫

電話が使える。ウェブ電話では映像も交えて交流できる。互いのつながりを信じて、元気でいさえすれば「いつも通り会える日が必ず来」る。「近いうち」はいつなのかはわからない。しかし必ず来ることは間違いない。

(白い藤の花。ゴールデンウイークで遠出をすると決まって目についたのが、山藤の紫色だった。去年のきょうは平成の大晦日と称して賑やかだった)
ひげを剃り気分朗らかパラダイス [2020年04月29日(Wed)]

fumihouse-2020-04-29T15_21_43-1.jpgステイホームをいいことに、休日はひげを剃らないのが続いている。外に出る場合もマスクをしているから、無精ひげでも無粋ではない。

頬杖をついたり顎や喉を触ると手にヒゲが当たる(感染予防のためには触ってはいけないのだが)。たまには肌を休めるなどと理屈をつけるのだが、新コロナとは別に陰鬱な気分になってくる。顔がどよーんと濁っていく。2日も剃らないと鏡に映る私は邪悪なる人に見えてくる。

鼻の下から口回り、顎からもみあげにかけてチマチマとゴミがひっつく感じが一日中ぬぐえない。自ずといろいろ積極的にやってやろうという気にはならない。このご時世、テンションを高めるためにひげを剃ろう。

(耕す前の田んぼで凛々しく咲く蓮華草。赤紫色が爽やかである)
人間の主権回復いつの日か [2020年04月28日(Tue)]

fumihouse-2020-04-28T12_53_29-1.jpgきょう4月28日はサンフランシスコ講和条約が発効した日(1952年)。GHQの占領が終わり日本が主権を回復した。もちろん、沖縄、奄美、小笠原がアメリカから返還されたのはずっと後で、沖縄基地では今も残虐な蹂躙が続いている。主権はどこにある?状態だ(経済的恩恵はもちろんあるが)。

日本国が第二次大戦後に主権を回復したのが4月28日ならば、日本と世界各国が主権を回復するのはいつになるだろうか。自由に他人と会い、会を催し、イベントで気分を高め、経済活動も活発にできる・・・。夏か、秋か、それとも年越しか。

新コロナにすっかり主権を奪われた私たち。ニュースは全て新コロナの現状と対策に費やされ、電話や対面でも話題は新コロナばかり。忍従の経験は人間をひとまわり大きくするのは確かだが、いい加減終息が見えてきてほしい。終息まで行かずとも、収束でいい、ワクチンと特効薬の登場を心待ちにしたいる。ともあれそれまでは、医療や衛生、物流に携わる方々、どうぞよろしくお願いします。無事を祈ります。

(林檎の花が咲いている。咲けよ咲け咲け、花よ咲け)
宿直し子ども見守り起居ともに [2020年04月27日(Mon)]

fumihouse-2020-04-27T17_33_15-1.jpg【宿直】は「とのい」と読む。大昔、律令時代において宮中で昼夜にわたり貴人の警備を行う役割だ。今で言えば、VIPを警護するSPといえようか。

現代は「しゅくちょく」と読む。昼勤務の他に夜勤シフトで働くのが宿直である。ただし交通や人通りが途絶えた夜間にぶっ通しでする道路工事や電気工事は宿直とは言わない。休憩時間として睡眠が許される環境にあるのが宿直だ。むろん有事となれば眠る暇はない。

睡眠のリズムが崩れる。環境や寝具が違えば眠りも浅い、または眠れない。自ずと体調を悪化させ、疾患リスクが高まる。わたしもこの4月から月数回の宿直をするようになった。児童自立支援施設のわかたけ学園で宿直し、入所児童の見守りや世話をする。

家庭や学校にうまく適応できない児童に対して、職員が起居を共にしながら、生活指導や対人関係を学び自分の力で社会生活ができるよう支援するのが、児童自立支援施設の役割である。まずは職員が健康であること、これが肝心だ。たとえ新型コロナ蔓延期が来たとしても感染してはいられない。

今夜はわたしの当直。子どもたちが無事で何事もなく時が過ぎますように。よく眠れますように・・・。

(白雪芥子は木陰に咲く地味な花。英語名スノーポピー)
新コロナどっちが強い新ゴジラ [2020年04月26日(Sun)]

fumihouse-2020-04-26T12_01_27-1.jpg新型コロナウイルスに感染し入院加療の上、[生還]退院したJFA会長の田嶋幸三氏が、今朝のサンデーモーニングでインタビューに応えた(Webカメラ)。【新コロナ】と表現したのが印象に残る。

風邪症候群を引き起こすコロナウイルスの一種、コビッド19と名付けられた新型コロナウイルス。初期症状では鼻水や咳、発熱、筋肉痛や倦怠感などを伴い、嗅覚・味覚障害が生じることもある。サイトカインストーム(免疫系大暴走)を招くと正常な臓器まで攻撃されて死に至る。

これを一言で、新コロナと言い表した。【新ゴジラ】みたいで的確な表現だ。その恐ろしさをゴジラに託してイメージできる。ゴジラは強大である故に恐ろしい。放射熱線は地球の裏まで届きそうに強力だが、折り合いをつけて共存ができそうな具合である。

コビッド19は目に見えない。ちまたにあって姿を見せない難敵である。獅子身中の虫とは、組織内にあって組織全体に害悪をもたらすまので、見た目は従順な組織人である。ところがヒタヒタと組織を悪を浸潤させて力を弱める。運命共同体たる地球号は最大の組織体。獅子身中の虫はウイルスばかりではないが、この【新コロナ】との激闘は当分続いていく。

(芝桜も盛りを過ぎて春は着々と進む。外出の機会も少なくなったが、目に見える自然や命の営みに目を凝らしたい)
基本知り守破離でやがて超越す [2020年04月25日(Sat)]

fumihouse-2020-04-25T18_18_35-1.jpg■お笑いに限らず、常識をバカにする奴に、常識を超えたことは絶対にできない。

■最初から全力でいかない奴は、その時点で先がない。

■ムダなことでもなんでも知ってた方がいい。知らないと損をすることはあっても、知ってて損することはないから。

■何もしてない奴が「じゃあ、お前ちょっとやってみな」って言われることはあり得ない。普段から何かをやり続けているから、誰かの目にとまって声をかけられるんだ。

以上、志村けんの言葉。お笑いに限らず、日本にとっても大切なひとを亡くした。合掌

(常識を忘れないでと、勿忘草(わすれなぐさ)が清々しい)
3密はウイルスの奴に蜜の味 [2020年04月24日(Fri)]

fumihouse-2020-04-24T20_58_16-1.jpg3密からゼロ密へ。大型連休(チャレンジング・ウィークと言うのだった)が山場です。未来のために外出を少なくし、感染のリスクを最小限にしましょう。自分は大丈夫と思うなかれ、です。

密閉は隙間なく閉じられた環境にあり、密集は隙間なく人が集まっており、密接は隙間なくくっついている。3密とは、いずれも人間同士が密度の高い状態にあります。

ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)を保ち、会話は距離をとりマスクを着けたまま話す。いつまでこうしなくてはならないんですかね。在宅勤務や特別休暇で職場の行き来をなくし、密にならないようにする。接触機会8割の削減は難しいようですが、緊急事態宣言は一定程度の強制力でもって環境閉鎖を強めてきました。

オンライン帰省、一人で買い物、通販利用、遠隔診療、オンライン飲み会、飲食持ち帰り・・・偶発的に感染者と接して3条件を満たしてはいけません。見えない敵が相手なのですから。

三密とは、密教で仏の身・口・意の三つを指すそうです。行動したこと、口に出して喋った言葉、心に思ったことは、仏ならずとも宿業として生命に刻まれます。三密は人間の理解を超えているので密。ウイルスは密。秘かに忍び寄り人の体に宿ります。難敵に英知で挑むときは今なのです。

(目立たないダイコンの花だって密かに蜜を出す)
夏近づいて震えているよエールかな [2020年04月23日(Thu)]

fumihouse-2020-04-23T20_43_37-1.jpgこの冬は事実上ありませんでした。二度ほど5センチの積雪がありましたが、コートはほとんど薄手。天気の良い日に出歩くと汗ばむ陽気が多かったような。桜が咲く頃まではそんな調子でしたから、最速で桜が咲くことになりました。

それからです、冷え始めたのは。幸いに強風がありませんでしたので、ソメイヨシノは長く楽しめました。今や桜花はほとんど落ちましたが、この数日の寒いこと。きょうなどは職場でも薄手のダウンコートを着ていました。スーツの上着を着たまま執務をすると肩が凝りますから。

でも凝りました。ガチガチに凝ってます。普段の4月後半なら半袖で過ごしたい日中になることも多いのですが、今年は冬を連れてきて春が滞っています。それどころかコロナ禍まで引き連れてきたではありませんか。

(モクレンは暖かい日和に春を連れてやってくる)
ケラケラと漢字が笑う人を見て [2020年04月22日(Wed)]

fumihouse-2020-04-22T18_47_07-1.jpg4月10日の虚構新聞が面白い。新型コロナウイルス感染対策として、政府が一部の漢字の使用自粛の要請を検討していると。なぜかと言えば、該当する漢字には「人」の字が複数含まれ、しかも密集しているため、ソーシャル・ディスタンシングが保てない危険な状態にあることが理由であると。

確かに、「傘」「卒」「俎」「俠」「挾」など該当する字がたくさんある。虚構新聞氏はこのままいけば、
≪ 感 染 し た 「 人 」 が 漢 字 の 中 か ら 脱 落 す る な ど 漢 字 崩 壊 を 招 く お そ れ が あ る こ と か ら 、 感 染 が 収 束 す る ま で は 、 原 則 的 に 「 か さ 」 「 カ サ 」 の よ う に か な 表 記 に 置 き か え る よ う 要 請 。 ま た 、 使 わ ざ る を 得 な い 場 合 で も 、 人 の 部 分 を 2 メ ー ト ル 以 上 離 し て 書 く よ う 強 く 呼 び か け る ≫と警告する。わざわざ文字間を一字分空けて記事を配信しているではないか。

実に楽しませてもらった。不確実な災禍の時だからこそ笑いが欲しい。ケラケラニヤニヤして免疫力を高めよう。

(ケラケラと黄色の菜の花)
作らない持ち込ませずとも侵入す [2020年04月21日(Tue)]

fumihouse-2020-04-21T18_30_27-1.jpg非核三原則は「つくらず、もたず、もちこませず」の三つです。安保条約の相手方アメリカに守る義務はありませんが、いちおう日本の国是と言われています。もう60年も前に公明党が言葉にし、これを明快に打ち出した結果、沖縄返還も合わせてノーベル平和賞をもらったのが佐藤栄作元総理です。

「つくらず、もたず、もちこませず」は今回の疫病を彷彿とさせます。組織や施設、家庭において感染予防のために、誰もが必死に働いています。そこで出てくるのは、新型コロナウイルスに感染しないこと。ウイルスを体内に取り入れて奴らを莫大に複製させない。すなわち「つくらず」。不用意な行動によってウイルス保有者にならない。すなわち「もたず」。外から帰ったら手洗いをしっかりする。すなわち「もちこませず」。

見えないウイルスですが、手に触れるものは何でも汚れており、常に手にはべったりとペンキがこびりついたイメージを持つとよいそうです。姿を隠してどこからでも侵入してくる侵略者に、注意しようではありませんか。

(コビッド19ウイルスがピンク色に染まっていてくれたらいいのですけどね)
崩れてく正しく着けてもマスクなり [2020年04月20日(Mon)]

fumihouse-2020-04-20T18_13_30-1.jpgマスクの正しい着け方は、誰もが知るようになった。

1 鼻をカバーし、鼻と頬のカーブに合わせワイヤを曲げる。
2 あごの下までマスクをしっかり伸ばす。
3 顔とマスクがぴったり付くようにして一丁上がり・・・・とは、なかなかいかないものだ。

なぜなら不断な修正作業が必要だから。大きめの声で話すとズレる。大あくびをしても崩れる。走ったり、ふと手が当たってもフィットしなくなる。痒くなって何気なく触るのは良くないことだが、ついやってしまうもの。水や珈琲を飲む時には外さなければどうしようもない。

マスクはウイルスを広げないために不可欠だが、感染の防御にも役立つとわたしは思う。だが、汚れた環境から自己防衛するためには一瞬たりとも気は抜けない。汚染されたマスク表面を触らないなんて、わたしには出来そうにない。

(綺麗な色だが、この生地はマスクに適さない。マスクの自作をFacebookに載せる人が増えてきたが、わたしはやったことがない)
白湯飲んで自然の滋養を感じてる [2020年04月19日(Sun)]

fumihouse-2020-04-19T12_18_12-1.jpg白湯(さゆ)は甘い。湯沸し器から熱湯を出してミニ水筒に入れる。熱い時分は味わいがないが、少し冷めて飲みやすくなると幾分甘みを感じる。この美味しさは何だ。7割を水分が占めている人間のからだが欲するからだろうか。斐伊川の伏流水という自然の恵みからくる甘みだろうか。わたしの喉を通って胃に流れ込み、やがて全身の滋養となる。

ひところ炭酸水ばかり飲んでいた。炭酸が辛味のように口中と喉を刺激して快感だが、空のペットボトルが増えすぎてかなわない。集積所へ持ち込む手間も必要だが、中国がリサイクル用としての使用済みボトル引き取りを拒否している現状で、日本の処理能力は限界を超えている。

まっそんなこともあって、家でも職場でもちかごろは白湯入り水筒を持っていく。足りなくなったら職場の電気ポットから継ぎ足す。白湯を流し込んで一緒に食べるチョコは格別に甘くて美味しい。

(色はないが白湯をイメージするとしたら花ニラかなあ)
巣作りに励むつがいがクチュクチュと [2020年04月18日(Sat)]

fumihouse-2020-04-18T20_20_26-1.jpgツバメの巣作りが始まったようだ。オスとメスが交互にせわしなく飛び回って泥や草の葉を運んでいる。一匹が飛ぶと、片方は巣を守る。

飛び回ることだけがせわしない感じの理由ではない。鳴き声である。クチュクチュキュキャッって鳴いている。ちょうど盛りを迎えたシュレーゲルアオガエルに似ているが、あれほど規則的ではない。奔放で上機嫌な赤ちゃんのような鳴き声。赤ちゃんが唾を吐き出すような愉快な音だ。

ツバメやアオガエルは彼らの世界に生きている。人間は違う世界。人間にあっても、一月前とは全く異なる世界となった。対岸の火事だったものが、今は火が迫っている。さあ明日も静かに動かずに過ごそうか。

(山吹色が鮮やかな八重山吹。自然の摂理のままにこの時季に咲く)
肉汁が緊急事態のシジミなり [2020年04月17日(Fri)]

fumihouse-2020-04-17T21_45_48-1.jpg我が家でシジミ。久しぶりの蜆汁。Lサイズの大きい宍道湖しじみ。こんな大きなやつに近頃お目にかかったことがない。肉は厚く、噛むとじわっと肉汁が出てくる。お目にかからないのは、もちろん買わないからなのだが、大きなのは旅館や飲食業に優先して流通していく。ところがコロナショック。観光客はおらず、集団での会食は避けるよう望まれる昨今、シジミの需要も少ないと見える。だから我が家の食卓に黒々した大きなシジミが上ったことになるのだろう。きょうは緊急事態宣言が全国に拡大された。次々と新しい局面で非常事態は進行していく。

(シジミではない。桜吹雪舞い散るあとの水面は淡いピンクに染まる。大きさが今夜食べたLサイズの蜆くらいだな)
垂れたりサクラの桃色春の際 [2020年04月16日(Thu)]

fumihouse-2020-04-16T21_12_59-1.jpgシダレザクラの色が麗しい。何色と言ったらいいのだろうか。

[薄桜]というには淡すぎる。[虹色]ほど赤みがかっていない。[紅梅色]にするとなかなかいいじゃないか。[薄紅]だと紅系統が強なくなって遠くなる。[桃色]かなあ。[薄紅梅]と呼んでも悪くない。うん、[淡紅藤]もよろしいようで。それとも、[薄紅梅]か? けっきょく、[桃花色]がよさそうに思う。

ソメイヨシノと同様に、シダレザクラもまた、青空に映える。桜の花は春の陽光のもと、暖かい戸外で楽しむのに相応しい。
陽光に馬の足形輝いて [2020年04月15日(Wed)]

fumihouse-2020-04-15T22_31_00-1.jpg「馬の足形」が咲いている。日の当たる野原に生える花。細い茎の先で風になびく姿は可愛らしい。一面に平がる群落は地味ながら美しい。

傾きかけた太陽から注がれる春の陽光を浴びると柔らかに優しいが、眩しい昼間にエナメルの光沢を発するほうがこの花にふさわしいと思う。彼らにもウイルスが感染することがあるのだろうなあ。
会うことは家に居てても出来るのだ [2020年04月14日(Tue)]

fumihouse-2020-04-14T22_42_44-1.jpgステイホーム。家にいてください。外に出ないでください。他人との交流を避けてください・・・・寂しい状況になった。どの個人も組織も厳しい対応を迫られる。

人間は社会的動物である。ヒトの生存戦略は社会を作り、互助でもって個体を機能的に保護することだけに、人間同士が会って顔を見合って行動することが基本である。仕事であれ、個人の楽しみであれ、同じことがいえる。

自宅に引き込もる人にしても、他人と関わることを根底から拒否するのではなく、関わろうとして失敗した結果、恐れて臆病になっているに過ぎない。人間は根本的に他者に会いたいのだと思う。

この事態にあって如何に会うのか。幸いに私たちには電話がある。メールだって、ズームやラインだってある(セキュリティ問題があるらしいが便利だ)。古風に郵便を送ると喜ばれる。さあ、こんな時こそ会うこと以外の方法で、他人に会おう!

≪人と会えないことは決して孤独ではない。他者に思いをはせる時、相手との絆は強くなっていく≫(「名字の言」聖教新聞4月14日付け)

(ゴールデン・ウィークは(チャレンジング・ウィークと称するのだった)、サツキやツツジの季節。百花繚乱の春の1日)
ゴールデンこのウィークを何とする [2020年04月14日(Tue)]

fumihouse-2020-04-14T00_05_00-1.jpgゴールデンウィークが近い。4月29日が昭和の日。2日置いて5月2日は土曜日で、6日の振替休日までが5連休。

人々は行楽に駆け回り、子どもたちの歓声が響き渡る。大人に笑顔が広がる。商売は大忙しで書き入れ時・・・・そんなわけはない静寂。寂しいばかりの静けさが漂う。静穏ではない。新型コロナに犯されているのではないか、自分は家族は、店でレジを待つ前の人は? 疑心暗鬼で心は穏やかではない。医療や衛生、輸送関係の従事者は目の回る忙しさにため息を漏らす。

このゴールデンウィークは、もはや黄金週間とは呼べない。では何と呼ぼうか。輝く陽光のもと誰もが喜ぶとは正反対に、皆が恐れおののき、ふて腐れていくから、【腐金週間】はどうか。偽物のゴールデンウィークとして、【フェイク・ウィーク】としてはどうか。亡霊のような街になってしまった現状から【ゴースト・ウィーク】と言うこともできようか。いずれも縁起が悪すぎる。

ならば、人類がウイルスに挑む時ということで、【チャレンジング・ウィーク】はどうだろう。必ず勝ってみせるとも。
マスクするこの日はいつまで続くのか [2020年04月12日(Sun)]

fumihouse-2020-04-12T12_11_36-1.jpgマスクをするとしゃべりにくい。唇が押さえられ、ゴムの引っ張りで口が開けにくく、はっきりと発音できない。当然相手にも判別しにくくて、聞き直しも増える。

聴覚障碍者も困っているようだ。相手の口の動きを読み取って会話しているのだが、マスクで口が隠される。相当支障が出ている模様。テレビでも字幕がすべてに付くわけではなく、必要な情報が遮断される。

マスクがなくても生活できるようになるのはいつのことだろう。

(クリアに三つ葉ツツジが咲いている。春の盛りのピンクなり)
一大事手帳に付けるバツが増え [2020年04月11日(Sat)]

fumihouse-2020-04-11T21_45_14-1.jpg軒並み予定がキャンセルになる。わたしが自分から止めたものもあるが、予定表に次々バツが付いていく。誰もがそうだろうが、こんな経験は初めてだ。仕事はもちろん、プライベートにも例外はない。

見えないウイルスとの闘争はいつまで続くのか。非常事態にあって政治党争は影を潜めたように思う。この場から逃走できればいいのだが、地球にいる限りコビッド19ウイルスは追いかけてくる。天然痘は痘瘡ウイルスによって起こされたが40年前に絶滅。人類は勝ったのである。

今は誰も使わないが、新型コロナウイルスの蔓延は疫病である。医学や公衆衛生の科学が未発達の頃であれば、知らぬ間に家族が次々と病で床に伏す。看病していた者もやがて具合が悪くなり、死に至る。路傍には死骸が散乱し、世は大混乱を催す。それが昔の疫病のイメージである。そんな世界を作ってはいけない。

医療や公衆衛生に勤しむ皆さま方、どうかお元気で! 運輸や食料生産など生存のために必要な活動に従事される方々もどうかよろしくお願いします。

(サボテンのトゲは痛い。花は可愛らしい。両者が同じ面にあり、二律背反している状況は今に似てないかい)
鳥取と島根が競い低いまま [2020年04月10日(Fri)]

fumihouse-2020-04-10T22_41_37-1.jpg【島】は鳥と山が合わさった漢字。渡り鳥が旅の途中で休む海中の山、すなわちそれが島。【根】は物の付け根。島の源は海中に根差して、岩肌が伸びて海上に顔を出す。

【鳥】は翼で大空を飛翔する。そして何を手に入れるのか、【取】るのか。

島根県と鳥取県。二つの県はよく似ている。人口は下から数えて2番と1番。二つ並んで中国地方。明治の廃藩置県で当初は大島根県に帰属させられた伯耆国と因幡国は、士族の大反対によって5年ほどで鳥取県として独立した。出自は同じだ。字も似ている。鳥と島、根と取、字格好が似ている。よく間違えられる。ひとつのライバル関係である。

そして新型コロナウイルスでも、島根がきのう、鳥取はきょう、続けざまに感染者が発生した。仲のいいことだ。感染者の数は競うようにして、少ないままで推移していくことを願う。

(アセビは小さい花を春の始めにたくさん咲かせる)
思い立ち旅に出るのはいつの日か [2020年04月09日(Thu)]

fumihouse-2020-04-09T19_49_58-1.jpg【思い立ったが吉日】という言葉があります。重い腰が上がらないときがあり、やろうと思っていも投げたままになっていることが結構多い。だから、気が向いたときにすぐ行動を起こすことを、この言葉は勧めています。旅行などはその典型です。いつか行ってみたいあの場所にいつ行くか。「今しかない」というわけなのですが、今はその時ではないようです。

緊急事態宣言が出ています。不要不急の外出を自粛してほしいと要請しても、やっぱり人は出回り、感染者の数は増えるばかり。特に東京でこれ以上患者が増え続ければ、医療現場は完全に機能不全に陥ります。

今回のパンデミックによる非常事態宣言は、甚大な自然災害や原子力事故、戦争や内乱に等しいのです。多くの国民の健康や生命を脅かす危険が差し迫っている有事です。できるだけ、ステイ・ホームでいきましょう。思い立ったが吉日は、いずれまたということで。

(鈴蘭水仙は垂れ下がった形が、鈴蘭のようで水仙のようで面白い。道端に咲いた花を眺めるのもよろしいようで)
ありがとう伝言板で医療者に [2020年04月08日(Wed)]

fumihouse-2020-04-08T21_04_16-1.jpgグーグルのロゴが変わりました。「医療従事者のみなさん、ありがとう。」として、新型コロナの治療にあたる医療関係者を応援しています。数日たったいまは「救急隊員のみなさん、ありがとう。」と。力強いメッセージです。

院内感染の恐れがあります。緊急搬送の途中で不測の事態が起こらないとも限りません。医療従事者や救急隊員の子供が差別されることも起こっているかもしれません。

このコロナ禍に立ち向かうには専門家の力が最も重要なのです。その方々の心が折れないよう、みんなが感謝していることを見える形で発信しようというグーグルの考えです。目に見えないものは存在しないに等しいのですから。

ツイッターでは「#公衆衛生研究者コロナ応援」というハッシュタグが用意されました。いまの危機を凌いでもらう一方で、一日も早くワクチンを開発してもらわなければなりません。医療に携わる人、公衆衛生や救急の現場で働く人、商売に苦悩する人々・・・どうぞ頑張ってください。

(風に揺れる大麦の穂のように、支援の波が起こってほしい)
渦潮か惨禍となるかこのコロナ [2020年04月07日(Tue)]

fumihouse-2020-04-07T22_45_55-1.jpgコロナ禍は安倍首相にとうとう緊急事態宣言を出させた。首相は今夕の記者会見で、「この2カ月で私たちの暮らしは一変し、行きたいところに行けない、みんなと会えない。かつての日常は失われた」と言葉を強めた。

さらに事態が深刻な諸外国に比べれば、不要不急の外出を控え慎みある国民の行動によって、なかでも医療従事者の献身的で勇気ある努力によって、多くの命が救われていることに感謝を表明した。

そして、全国民に対してこの緊急事態を乗り越えていこうと協力を求めた。経済も含めて未曾有の大惨事たる「コロナ禍」となるか、渦潮の奔流に流された程度の「コロナ渦」で済むのか。世界はもちろん私たち日本は瀬戸際にたっている。

(元気なタンポポ君よ、私たちに力を与えてくれたまえ)
風吹けば思索深まり友喜ぶ [2020年04月06日(Mon)]

fumihouse-2020-04-06T22_46_10-1.jpg【風が吹けば桶屋が儲かる】という慣用句は、何事かが起こると思いがけない影響があるときに使われる。風が吹くと土ぼこりが立つ・・・・・増えた鼠が桶をかじって桶屋が儲かるという因果。そんな場合もあることをイコール(=)で結ぶから、いかにもそんなことになりそうな感じになるが、本来は不等号(>)にするべきであり、それを繋げても可能性はほぼない。荒唐無稽なジョークだ。

真っ当な連関では、いま人が不要不急の外出を止めると、モノが売れなくなり、サービスを利用しなくなる。お金を出さなくなって経済が縮んでいく。そして大不況。明日に緊急事態宣言が出るというこの段階では、ごく当たり前の因果関係である。

異なる因果を考えてみよう。人が外出しなくなると、積んであった本を開いて読み進め、思索が深まる。思いやりある態度をとれるようになって、友に会えないまでも電話やSNSで温かい言葉をかけるようになる。落ちこんでいた友はやる気が出て、楽しみを見いだす。

圧倒的な収入減を前に苦悶する方々がたくさんいる。30万円の給付をするという政府の施策を早く実行してほしい。いずれにせよ、世の中は当分内省の時節に入る。考えることが過ぎて鬱状態になっては逆効果ではあるが、この危機は人を思索へと導いてくれる。

(レンギョウが咲けば春が来る。いや、春が来るからレンギョウが咲くのか)
感染症こころの中に感染す [2020年04月05日(Sun)]

fumihouse-2020-04-05T21_00_39-1.jpg3つの感染症に注意して負のスパイラルを断ち切ろうと、日本赤十字がアピールしている。

1つは「病気」そのもの。今回のコロナ渦はウイルスによる病気そのもの。見えない敵との戦いは当分続く。

2つ目は「不安」。ウイルスは秘かに身辺に忍び寄る。目の前の人かもしれない。店先でくしゃみをした、あの人。感染者だったら飛沫が飛んできて危ないかもしれない。家族は?職場の同僚は??? 不安は限りなく広がり、恐れの感情が高まっていく。

3つ目は「差別」。あの人はクラスターの一員だったらしいよ、困ったもんだねえ。どこそこの病院では集団感染したらしいけど、あの人はあそこで働いている、家人にも近づくな。挙げ句の果てに根拠のないデマを広げる。偏見と差別は際限なく人を苦しませ、差別を受けたくないと思った人が受診をためらう恐れもある。

日赤の訴えるとおり、「ウイルスは心の中にも感染する」。連鎖を断ち切り、戦いに勝利していこう。

(心置きなく美しい花を愛でたい。ペチコート水仙は優美である)
勇の字を必要としてこの時節 [2020年04月04日(Sat)]

fumihouse-2020-04-04T23_24_41-1.jpg勇敢であれ
 かつ臆病でなくてはならぬ

勇猛であれ
 かつ穏和でなくてはならぬ

勇断せよ
 かつ蛮勇を戒めねばならぬ
 (ふみハウス語録)
この春の初の体験勝利せよ [2020年04月03日(Fri)]

fumihouse-2020-04-03T23_34_07-1.jpg転勤になってばかりで、慣れない環境は疲れます。へとへとになって家に帰りつくのです。なぜ疲れるか。勝手が違うからです。わからないことばかりだからです。

通勤の方法や経路が違います。注意すべきポイントが異なれば当然疲れます。交通事情も違います。事務所の作りが違ってトイレの勝手ひとつとっても始めてのことばかりです。事務用品も何がどこにあるのやら、探して迷ってばかりです(近くの人に尋ねます)。

パソコンが違います。同じ機種ですが、キーボードのタッチが使い方の癖でしょうか、違うのです(Yが鈍くてミスが続きます)。日本語入力ソフトATOKをコピーし忘れたので、ひと昔に戻って不便です。

人間関係が一から始まります。知らない人が多いですから、まず名前を覚えることから始まります(まだ覚えてない)。関係先にも挨拶に行くと、そのたびに組織や人同士のつながりがこんがらがってきます。

ストレスからでしょうか。トイレが近い、喉が乾きやすい、窓の外を見てばかりです。違うこと、知らないことが多いのは疲れるのです。

違うことは悪いことなのか。そんなことはありません。新鮮です。楽しみです。ある面ワクワクします。好奇心が湧いてきます。だからこそ注意が散漫になって能率が上がらないのですが、まっそんな時もありますよ。新たな体験は人間を適度に活性化します。

しかし、コロナ渦の初体験はいけません。二か月前はのほほんとしていました。対岸の火事でどこ吹く風でした。それがどうですか。ニュースの大半はそればかりです。感染者や死亡者はうなぎ登り。何としてでもこの戦いに勝利して終わりがくることを祈っています。
コロナ渦は長期となるぞ腕上げろ [2020年04月02日(Thu)]

fumihouse-2020-04-02T20_45_14-1.jpg幾何級数的な勢いで増え続ける感染者。きょうは300人近くまできた。東京の感染爆発が医療崩壊の一歩手前まできているのが恐ろしい。知事は近県の首長と共同メッセージをまとめ、不要不急の外出や夜間の外出を控え、3つの「密」を避けるように求めている。島根、鳥取、岩手の3県は感染者が発生していないが、ひたひたと押し寄せるウイルス禍。終わりが全く見えない

ギタリストの浜野茂樹氏がメルマガでこう述べる。

《今は感染を抑えることが最優先でしょうから外出などもできるだけ控えたほうが良いですがその一方で、氣持ちが沈むのも問題です。でも、幸い私たちにはギターがあります。
(中略)家で過ごすのであれば普段より多めに練習して上達のキッカケにしても良いですよね。それに楽器の練習って、氣持ちを落ち着けるのには最適だと思います》

そうそう、そのとおり。ギターを弾こう。ギターの音色を楽しもう。新型コロナの終息を待とう。その頃わたしの技量は格段の進歩を遂げているはずだ。
エイプリルさあさ変わるぞ新年度 [2020年04月01日(Wed)]

fumihouse-2020-04-01T06_05_35-1.jpgきょうは4月1日、エイプリルフール。いつもは大嘘を書いて読者に喜んでいただくが、この時勢で嘘は書けない。フェイクニュースの出処として糾弾されそうだ。物言えば唇寒し・・・。

思うところあって、この際フェイスブックなどSNSやブログの投稿を、しばらく、止めることにした。やむを得ないが、こんな時もある。

きょうは4月1日、新年度の開始。転勤者が新しい職場に着任し、新入社員が仕事を始める。わたしもワクワク気分で新職場での勤務に就く。ソメイヨシノも満開となった。華やかに年度替わりに色を添えるが、今朝は雨で残念だ。明日には回復するだろう。桜吹雪を楽しみたい。

きょうは4月1日、エイプリルフール。皆さん、良い1日を(^-^)v
通勤のやり方変わる最終日 [2020年03月31日(Tue)]

fumihouse-2020-03-31T08_06_38-1.jpgわたしの定期券を改札のタッチパネルに触れさすたびに、ピピッと警告音が出る。期限切れが近づいたから更新を、という合図である。期限は2020年3月31日。列車での通勤もきょうで最終日。スマートイコカ(ICOCA)はたまに使うことがあるだろうが、もっぱらキャッシュレス決済に使うことになると思う。

JRまたは地下鉄での通勤を続けて数十年。宿舎に入って徒歩通勤の時期もあったが、列車にお世話になってきた。思いついて酒を飲む、本を読む、ブログを書く、SNSに投稿する、ぼんやり景色を眺める、寝る・・・。待ち時間があるという難点はあるものの、自由自在に歩いて、駆けて、考えごとをして、語らっての通勤生活であった。

明日からはクルマでの通勤。新しい生活が始まる。そしてきょうは、今の仕事の引き継ぎで忙しい。
年度替えツルニチニチソウが音を出す [2020年03月30日(Mon)]

fumihouse-2020-03-30T20_06_52-1.jpg新しい年度が始まった。令和2年度は明後日からだが、NHKは毎年4月1日を含む週始めから番組を改編する。ニュースのキャスターや天気予報官が交代した。画面のデザインやサウンドログ(冒頭や合間のメロディ)が変わる。新年度の露払いのような感覚があって新鮮だ。

古関裕而をモデルとした朝ドラ『エール』が始まる。5千に近いという作曲の数々。世紀の作曲家役は窪田正孝。糟糠の妻を二階堂ふみが演ずる。窪田は指揮はもちろん、楽器演奏まで吹替、代役なしでやったというから大したものだ。

この世は音楽で満ちている。湧き出る才能の持ち主だったのか、努力の人かは知らないが、戦中戦後の音楽を作り続けた人の物語。楽しみである。実は島根県歌も古関裕而の作曲なのだ。

(ツルニチニチソウは古風に雅な色合い。どんな音楽が似合うことやら)
春だサクラだスマホをかえる [2020年03月29日(Sun)]

fumihouse-2020-03-29T22_39_59-1.jpg春だ。土筆だ。桜だ、サクラ。心踊る春が来たからというわけではないが、スマホを新しくした。電池がヘタって夕方になると切れはしないかと心配だった。基本ソフトを自動更新するたびに、動きが重くなってイライラしていた。

サクサク動くようになった。語句変換の登録を移行し忘れていたので、代わりに面倒な作業が必要になった。今まで入れていたソフトは自動的にインストールされていたので驚き、楽にはなったが、気忙しい1日だった。なによりもドコモショップに3時間も拘束された。長い1日だった。
ジュディさん虹の彼方に何を見る [2020年03月28日(Sat)]

fumihouse-2020-03-28T22_52_57-1.jpg『ジュディ 虹の彼方に』は悲しい映画だ。ミュージカル女優ジュディ・ガーランドの晩年を描いた。少女時代から薬漬けにされ、ステージで稼ぐことを強いられる。華やかな世界の一方で、スキャンダルとプレッシャーにさらされ続ける結果、酒に逃げる。恋にも逃げた。四度の結婚を重ね、どれもうまくいかない。大スターになった引き替えに、ごく普通の幸せには縁がなかったと言える。

ロンドンなら稼げると踏んで乗り込んで来たものの、遅刻や無断キャンセル、酩酊状態でステージに上がり客と口論して泣き崩れる。収拾のつかない自暴自棄。ファンにとっては見ていられない光景だったことだろう。歌姫はスポットライトを浴びて観客の前に立つことが唯一の楽しみだった。自分が輝くことのできる場所はそこしかない、という孤独感を漂わせる背中が寂しかった。

自分をスターダムに押し上げた『オズの魔法使』主題歌の「虹の彼方に」。涙こぼれてやがて歌えなくなる。客が助ける。みんなが続きを歌い始め、ジュディは観客と一体になる。私を忘れないでと言ったジュディであったが、わずか6ヶ月後、ジュディが47歳で亡くなったことを字幕が告げる。悲しい映画である。

(ジュディはまるで木についたまま、茶色に朽ち始めたヒメツバキのようだ)
来年は鬼が笑うと誰か言い [2020年03月27日(Fri)]

fumihouse-2020-03-27T12_55_39-1.jpg東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会が、大会延期後も8万人のボランティアを継続して採用するよう通知したという。

7年かけてやってきた大会の準備。あと3月あまりで手が届くにもかかわらず、運営のすべてを見直さなければならないとは、徒労感はいかばかりか。お見舞い申し上げたい。新型コロナのやつに恨みをぶつけよう。

組織委員会のボランティアへの通知では、諸事情で活動が難しい場合には辞退するようお願いしている。学生が卒業する、結婚して遠くに移り住む、仕事に就く、様々な予定があろう。病気や事故、嫌なことだが確率としては当然誰かの身に降りかかる。こればかりは予測不能ななのだ。

来年の事を言えば鬼が笑うと言うとおり、将来のことはわからない。たとえ数日先でも何が起こるかわからない、一寸先は闇なのだ。かといって、あれこれ言ってみてもはじまらないと諦めるのはつまらない。希望だって湧いてこない。だからこそ、見通しを立てて、計画を作り、人は前を向いていく。

一年後の自分よ、あなたよ、どうしてますか?

(ホトケノザもまた来年も咲くことだろう。だが、この個体が残っているかは予測不能)
貫いて愛を全う朝の山 [2020年03月26日(Thu)]

fumihouse-2020-03-26T20_28_25-1.jpg愛することは難しい。人を愛し、物を愛し、行為を愛する。子を慈しみ、他人を温かく思いやり、異性に心引かれる。また何事かの美や価値を認めて愛好する。可愛さ余って憎さ百倍というとおり、条件付きの愛というものは愛ではなく、錯覚にすぎなかったということもあろう。

関脇の朝乃山が大関昇進を決めた。相撲協会の使者に対して「大関の名に恥じぬよう、相撲を愛し、力士として正義を全うし、一生懸命努力します」と口上を述べた。

富山出身の26歳、スピード出世である。横綱の階段を駆け上っていってほしい。そして張り手、要は出会い頭のパンチングで格下を脅すような横綱ではなく、「正義を全う」し「相撲を愛」する大横綱になってほしいと思う。

それは横綱としての正道でもあろう。相撲界の王者として、人間として道理にかなった正しい道を歩んでほしい。

(水仙を眺め愛でる。よき春の昼間)
焦るなよ急ぎすぎるなこんな時 [2020年03月25日(Wed)]

fumihouse-2020-03-25T20_32_15-1.jpg急いで焦るといいことがないもので、一昨日夜の足の挫き事故もそうだったが(幸いに回復した)、取り違えたり、ぶつかったり、落ちたり、吸い込まれたり、ぐらついたり、送信ミスしたり、人違いしたり、いろいろあるんだと心得てはいたものの、鞄に入れたはずのものが見当たらなくて困るという失態をしでかした今夜の私は、ほとほとドジだなあと思ってるけれども、まあこんなこともあるものだと思い直して説明すると、いつもの入れる場所に入れずに慌てて違う場所に入れたんだろうと探し直しをしてみたところ。

(今夜は最後まで一文で済ましたら、気持ちの悪い文になったものだけど、ハクモクレンの白い焔の波は見てて楽しい)
残業はマスク着けるなバスに乗れ [2020年03月24日(Tue)]

fumihouse-2020-03-24T08_08_21-1.jpg疲れていたのだろう。残業してバス乗り場に向かった。余裕はあると思っていたのだが、意に反して停まっていたバスのドアが閉まった。スルスルっと発車して、手を振って追いすがったにもかかわらず、置き去りにされた。しかも暗がりを走ったものだから、段差に気がつかず右足をグキッ! 挫いてしまった。泣きっ面に蜂。気持ちまでくじけそうだ。

毎朝のストレッチでは足首も入念にやっている。くるぶしを捻って20秒、足の甲を伸ばして20秒。比較的柔らかいとは思うので、挫いた瞬間の衝撃は少ない。しかし、ダメージはある。じわじわと患部が熱くなる。くるぶしが突っ張って凝った感じが出てきた。右膝が重くて熱い。痛みはないけれど何か違和感。

冷やせばいいのだけれど、列車のなかではそれもできなかった。落ちた瞬間に踏ん張ったのだろう。右足も変な感じ。たぶん今夜か明日には痛みがくると思いつつ家路を急いだ。トホホの休み明け・・・。

マスクがいけなかった。マスクというやつは気持ちがどこか緩む。口回りの暖気が鼻や目に立ち上る。ゴムと不織布で頬を押し絞めると、ぼやっとする。その証拠にマスクを外して冷気を吸うとシャキッと研ぎ澄まされた感じだ。昨夜職場から出る前に、花粉や黄砂を吸うまいと思って、ポケットから出したマスクを念入りに着けたのも時間を食ったことに原因がある。

幸いに一夜明けた今朝は、歩くと痛みはあるが腫れはない。時間に余裕をもって行動するのが第一だが、マスクに注意である。

(杏の花も咲いている。いい季節、大事な時季だ。焦らず慌てずに、心して!)
偉大なり生の芸術手を伸ばす [2020年03月23日(Mon)]

fumihouse-2020-03-23T20_41_25-1.jpg音楽評論家の林田直樹氏が新型コロナウイルスの蔓延で音楽や演劇活動の空間が閉鎖されていることに対して述べている(『音楽の散歩道』聖教新聞3月18日付け文化欄)。

≪本物の生きた音楽は、手を伸ばせば届きそうなくらいに、すぐ近くで息づいていた。(中略)奪われてみて、改めてそのありがたみが分かる。いつかこの試練が終わり、劇場やホールが再び活気を取り戻したとき、私たちは、ライブな舞台というものを、もっと大切にできるようになっていたいものだ≫

ステキな演奏を聴きたい。軽やかで心踊る音楽に浸りたい。静謐な湖面を思わせる絵画を眺めたい。血沸き肉踊る物語に没入したい・・・生の芸術に触れたら、今はきっと感極まってしまうかもしれない。

(ミモザは黄色い球形のボンボンのような花がびっしり咲く。これも生の芸術だ)
葬式を終えて遺族を思いやる [2020年03月22日(Sun)]

fumihouse-2020-03-22T14_14_45-1.jpg詩人・谷川俊太郎がエッセイにこう書いている(『葬式考』新潮社,平成22年「ひとり暮らし」)。

≪葬式には未来というものがないから何も心配する必要がない。未来を思って暗い気持ちになることもない。(中略)未来があるのは結婚式だけで沢山だ、葬式にまで未来を持ち込まれてはあの世とこの世の区別がどこかへ行ってしまう。せめて葬式のときくらいはこの世の憂さを忘れたいものだと思う≫

葬儀に参列した。輪廻転生、永遠の生命と言っても立証はできないから、故人には「未来というものがない」。それは確かだ。遺族にとっては故人が存在しない寂しい状態での生活が始まる。当分は気持ちにぽっかり穴が開き、歳月を経ても時折空虚に思い出が頭をかすめる。

葬式とは遺族のためのもの。参列者がその場でどんなに言葉を尽くそうとも、遺された家族の助けにはならない。葬儀という一連の大行事にあって家族は気も張っており、ある面大丈夫だ。やがて葬儀の参列者をはじめ親戚の人たちが日常に戻り、周囲に人の輪がなくなる。寂しくなって辛かろうと思う。そんなときに適切に声をかけられたらいいと思った・・・。

(辛夷(こぶし)が満開だ。故人もきっとこの花を知っていたに違いない)
サクラ咲けキットカットを激励に [2020年03月21日(Sat)]

fumihouse-2020-03-21T23_22_14-1.jpg桜は咲かなかった。一昨日の春一番で吹いた南風。気温がぐんぐん上がり桜の蕾がふくらんで割れ、濃いピンクの花びらが見えた。きのうは春一番のあとの冷え込みで一時停止。きょうは風は多少強いままだったが、クルマの温度表示は18℃まで上がった。開花すると思ったが、意に反して開かなかった。明日に期待しよう。

キットカットは、ウエハースをチョコレートでコーティングした棒状の菓子。ネスレ日本が製造する。嗜好に応じて異色の味があり、受験生が「きっと勝つ」ように縁起担ぎに食べる。激励のメッセージを書く枠まである。

写真は『桜日本酒』。ホワイトチョコが桜色に染めてあり、少し日本酒の味がした。桜日本酒の順番を替えると『本日桜酒』。酒を飲もう、桜酒で楽しもう。戸外なら風通しもよいからウイルス感染の恐れは少ない。自粛で飲み会や集まりがなくなってしまうのは、もうウンザリ。少々ハメをはずしたい。「Have a break, Have much SAKE 」
何らかの肯定感を背の軸に [2020年03月20日(Fri)]

fumihouse-2020-03-20T23_09_46-1.jpg職場や家庭、友人との人間関係に悩み、抑鬱気分、不安感や不快感が強いと言われる今の世の中。他人にどう思われているかが第一義。他と比べてしまい自分の良さを見失って劣等感ばかりを刺激する。落ち込んでばかりで、自己肯定感が持てない。そして不眠となる。時には必要以上に動いたりしゃべったりして集中力欠如。考えがまとまらず、恐怖すらも感じて奈落に落ちる。記憶力は低下し、食欲は不振で倦怠感と悲哀感に満ち、自責の念や焦りから希死念慮すら湧いてくる。刺激に影響されやすくなって、泣き濡らしたり興奮することもある。やがて反対に感情の機微を感じられなくなって、鬱の坂道を落ちていく。

恋愛カウンセラーの羽林由鶴氏は次のように述べている(聖教新聞12月27日付けライフスタイル)。

≪周りの評価を気にして、自分の感情にすら自信がない子が多い。親が……、友達が……と振り回され、自分の考えや生き方への不安が、エントリーシートにも透けて出ちゃってる。/だからまず、自分の好きなもの、自我を大事にする訓練をします。悩む人は優しい、真面目、良い人。より完璧を目指す頑張り屋だから≫

肝胆相照らす仲の付き合いができる人、別な表現をすれば、気の置けない関係があると楽になる。自分の思い過ごしを軌道修正してもらえる。わたしは、「悩む」「優しい」人、「真面目」、さらに「完璧を目指す頑張り屋」にはなかなかなれないものだから、せめて「良い人」を目指したい。

(ユキヤナギは悩まない。ひたすら春を待ちわび、春に咲く)
春一番サクラ咲くころ今のとき [2020年03月19日(Thu)]

fumihouse-2020-03-19T20_55_00-1.jpg暑さを感じるほどの陽気だった。太陽が照りつけて眩しい。夕方になると強い風が吹き荒れてやかましい。しかも気温は暗くなってからでも上昇中だ。

きっと春一番。あすは春分の日。ギリギリ間に合った。被害が出ない程度に吹いてくれ。春の嵐くんよ。あすは桜が咲くかもよ。

(沈丁花も満開となったことだろう。香りは今一つだが)
終わりありそれゆえ今が輝いて [2020年03月18日(Wed)]

fumihouse-2020-03-18T19_12_30-1.jpg転勤が決まって考える。この部屋で会議するのはあと何回だろう。このロッカーを使うのもあと何回か、2週間後はもう新職場にいる・・・そんな感傷に浸りながら、仕事の詰めと引継ぎ資料作りに励む。出勤日は残すところ8日。今の仕事の終わりが近い。

では、わたしの日常はずっと続くのか? わたしの生活上の営みは無限に繰り返すことができるのか。そんなことはない。いずれ終わりが来る。何事にも終わりはある。仕事だけでなく、人との別れもある。自分の人生もいつかは終わる。

終わるから空しいとは思わない。何事も終わりがあるからこそ今が輝く。マンネリ化を嘆くことがあるかもしれない。努力が報われず下を向くことがあるかもしれない。だが、諦めなければ明かりは消えない。最後まで今この時は輝く。これは間違いない。

(菜の花は春に輝き、春を輝かせる)
こだまです響く心はこだまです [2020年03月17日(Tue)]

fumihouse-2020-03-17T19_27_21-1.jpg金子みすゞは歌いました(『こだまでしょうか』)。

 「遊ぼう」っていうと
 「遊ぼう」っていう。
 「馬鹿」っていうと
 「馬鹿」っていう。
 「もう遊ばない」っていうと
 「遊ばない」っていう。
  そうして、あとで
  さみしくなって、
 「ごめんね」っていうと
 「ごめんね」っていう。
  こだまでしょうか、
  いいえ、誰でも。

こだまは、樹木に宿る霊や木の精が呼び合うから木霊、あるいは木魂。山や谷、人里離れた場所で開放的になって思わず叫ぶ。おーい、ヤッホー・・・。反響は自分の声ではなく、精霊が返してくれたリフレイン。残響たっぷり山彦くんのお出ましです。

こだまは【子霊】。子どもたちの声を聴いていますか?
こだまは【粉霊】。粉粒のように小さくても心の声を聴きましょう。
こだまは【戸霊】。戸を隔てていても中の人のことを想像できますか?
こだまは【呼霊】。あなた呼ばれてますよ。気がつかないんですか?

寄り添うことは、こだますること。かけがえのない人を美しい珠(宝石)のように大切にしたいですね。まずは言葉を繰り返してみましょうよ。

(白木蓮が咲いてます。白い焔のように連なります。これも木霊の仕業でしょうか)
待つ時と作る時とが転じるや [2020年03月16日(Mon)]

fumihouse-2020-03-16T08_13_43-1.jpg≪時を「待つ」のではなく、時を「つくる」――その姿勢は、私たちの人間革命の挑戦にも通じる。目の前の課題に対して、“チャンス”と捉えて挑んでいくか、“仕方がない”と一歩引いてしまうか。結果はともあれ、“挑戦”を選択し、努力を続けていく人生には限りない充実がある≫ (聖教新聞「名字の言」3月4日付け)

挑戦してきただろうか?と疑う。怠け心や臆病という自分に負けずにやってきただろうか?と問う。現状がこうだから仕方がないと挑戦を怠っていなかったか。やるべきことを押し込めて後回しにしていなかったか。

もちろん過去は過去、過ぎ去ったことだ。だが、生命の傾向性は未来へも続き、性格は簡単には改まらない。生活環境が換わる今こそ、自分を広げるチャンスである。今やるべきことから目を背けず、自分にできることを問いかけながら、挑戦を開始しよう。

(サイネリアも咲くときには全力で咲き誇る。見る人を喜ばすために(たぶん))
演奏の道標なり記号かな [2020年03月15日(Sun)]

FB_IMG_1584253923645~2.jpg和音の進行や演奏記号などの理論を楽典という。楽譜を読むために必要なことを学ぶ。楽譜の文法とも言われるが、主にクラシック音楽や現代音楽で使われる。

メロディを奏で、リズムを刻み、ハーモニーを楽しむ。そのために必要な約束事。音楽の入り口にあっては基本に忠実でありたい。

楽典の【典】の字。辞典の典だ。真ん中の横バーと二本の足は「物をのせる台」の象形。上部の枡形は「書物」の象形。合わせて「神に捧げた尊い書物」となるそうだ。そこから、手本や法則を示す漢字が成り立つ。

五線譜と格闘する。戦う必要はないのだが、初心者には五線譜が指し示す曲の内容を汲み取るのは難儀である。今はYouTubeなどインターネットで音源を聞ける便利な時代だ。それでも楽典を欠いては音楽は成立しない。
入鋏を漢字で書いて読めない [2020年03月14日(Sat)]

fumihouse-2020-03-14T10_34_50-1.jpg遅延証明書である。JR松江駅が2月18日に発行した、2時間遅れを証明するものだ。たった10センチの積雪だったが、湿った雪で倒竹があり列車の進行を妨げた。

「周囲 入きょうしたとおり 列車が遅延しました」と書いてあり、日付の10と8、遅延時間の2時間のところに鋏(はさみ)が入っている。

ハサミは漢字ではふつう書かない。だから【鋏】の字には馴染みがない。鉄道会社も鋏を入れることを漢字ひらがなの混ぜ書きで表すわけだ。

乗車券や入場券に係員が鋏を入れるシーンをとんと見なくなった。それでもこの辺りでは一畑電車が改札で入鋏しているが、裏が黒い磁気キップ、近頃ではICカードで手早く済ます。人間の手でパンチしないということは、駅員との挨拶の機会も少ない。世の中は刻々と変わっていく。
行き交って人よ人よと縁結ぶ [2020年03月13日(Fri)]

fumihouse-2020-03-13T20_32_35-1.jpg集合庁舎の中で他の事務所の人と行き交う。知っている人もいれば知らない人もいる。知り合いでなくても気持ちのよい挨拶をし合う仲になることもあれば、こちらから声をかけても梨のつぶての人がいる(やがて私も気にとめない)。ある人と1日のうち何度もばったり出会って「きょうはよく会うね」。そうと思ったら、そのあと何週間も会うことがない、てなこともよくあること。

職場でも同じことが言えて、何度も同じ職場で働く人がいるかと思えば、職員録に掲載されてはいても名前を知らないのはもちろん、会ったことのない人も多い。人と人との縁は不思議なものだ。

きょうは島根県職員の人事異動の内示の日。替わることはないと思っていたが、思わぬ内示の通告。驚くとともに、今の職場で縁した人たちに感謝する。併せて新しいまだ見ぬ職場の人よ、こんにちは!どうぞよろしく! 四月から新しい縁をつないでいくことになる。楽しみもあるが不安もある。まっなるようになるさ。いや、なんとかしてみせる。

(桃の花も咲いた。新型コロナウイルスになんか関知せず、自然の風物は歩みを進める)
大流行じっと耐えてはデマを消せ [2020年03月12日(Thu)]

fumihouse-2020-03-12T18_40_41-1.jpg耐え忍ぶ世界。地球規模の大流行(WHOもパンデミックを宣言)に多くの人が不安を感じ、流言蜚語が出回ります。愉快犯やお調子者が発したデマ情報を信じた人は、よかれと思って拡散させます。罪に荷担したことになります。よくよく注意しましょう。デマのいくつかを掲げてみます。

【デマ1】花崗岩に殺菌作用がある(大嘘)
【デマ2】27℃の温水を飲むとウイルスが死ぬ(大嘘)
【デマ3】日向で衣服を干すと殺菌できる(大嘘)
【デマ4】鼻水と痰が出る場合は新型コロナではない(大嘘/鼻水と痰は初期症状そのもの)
【デマ5】トイレットペーパー生産は中国中心。マスクと同原料なので供給が遅れる(大嘘だが、デマがまかり通りホントに店頭から消えた。いい加減パニックを終息させたい)
【デマ6】ティッシュペーパーやカップ麺、米まで不足(大嘘/念のための買いだめが拍車をかける)
【デマ7】厚労省が日の丸を印刷したマスクを生産手配中(嘘っぱちだが、あったら面白い)
【デマ8】髭を剃って防御(大嘘)
【デマ9】聖母や聖人の像にキスしても感染しない(大嘘)
【デマ10】牛肉を食べると良いワクチンになる(大嘘)
【デマ11】中国からの手紙や小包で感染(大嘘/長時間は生きない)
【デマ12】コカインはウイルスを殺す(大嘘)
【デマ13】冷たい食べ物を避けると感染しない(大嘘)
【デマ14】アルカリ性の食事は感染を予防する(大嘘)
【デマ15】アオサやビタミンDが効き、紅茶や緑茶で予防できる(大嘘)
【デマ16】アルコールでは消毒不能(大嘘/アルコール消毒剤か、石鹸と水で頻繁に洗うこと)

イランではアルコールを飲むとよいとしてメタノールを飲み、27人が中毒で死んだといいます。イスラム教徒の多くは酒を飲みませんから知識がないのです。可哀想なことをしました。

混乱に乗じて別のウイルスも暗躍します。変なメールやサイトに引っ掛かってコンピュータ・ウイルスに犯されてはいけません。よくよく注意です。

(林檎を食べる時も、よくよく手を洗い、表面も水で流してウイルスを寄せ付けない)
目を閉じて追悼のとき黙祷で [2020年03月11日(Wed)]

fumihouse-2020-03-11T18_24_35-1.jpg職場で黙祷をした。14時46分すこし前に「東日本大震災の犠牲者を追悼するため黙祷を捧げます」と音頭をとって「立てる方はご起立ください」(電話応対中の職員等がいた)と。起立を確認して「黙祷」。14時47分まで1分を計って「お直りください」。協力を謝して終えた。

黙祷って何だろう。無言のまま目を閉じいくらか下を向き心の中で祈りを捧げる。祥月命日を選ぶことが多く、時間は通常1分程度。厳かに静かに死者に思いを馳せる。無宗教儀礼として大抵は集団で弔意を表す。戦乱や大災害、大事故によってたくさんの人が亡くなったあとの弔慰式典において尊崇の念を表す。

日本で黙祷が浸透したのは関東大震災(1923年9月1日)からだという。震災1年後に慰霊祭が行われ、その同時刻に1分間の黙祷がされた。これ以降、全国的に広まったということだ。

(何の種類かは知らないが、3月9日の澄んだ朝に咲くサクラ)
想定ができぬ早さで敵進む [2020年03月10日(Tue)]

fumihouse-2020-03-10T17_44_47-1.jpg≪新型肺炎は、すべてを可視化できると信じる人間への警告だ。見えないものを尊重しないと真の進歩はありえない≫(広瀬浩二郎氏,国立民族学博物館)

そのとおりだと思います。死亡率は低いとはいえ、コビッド19は人類にとって未知の怪物です。抗生物質は効かない、感染者は引きも切らず増える、突然変異で強力化しないとも限らない・・・見えない危険な敵に世界がおびえています。この「警告」に対して私たちは謙虚でなければなりません。

(可愛らしくて美味しい出べそのデコポンのようにウイルスが見えたらいいのに)
追悼し未来に向かう今一度 [2020年03月09日(Mon)]

fumihouse-2020-03-09T20_41_29-1.jpg追悼式典はなくなりましたが、3.11はきます。災害時にトップがなすべきこと協働策定会議が発信した文書があります(平成29年4月)。東日本大震災や熊本地震に遭遇した市町長が著したもので、≪私たち自身が失敗し、もがき苦しみながら重ねてきた経験と教訓≫を、≪被害の軽減につながることを心から祈念し≫、ここに込めたと。

日本は災害列島。常にどこかが被災します。地震、津波、大雨洪水、山崩れ、大雪、大風・・。前例のない事態に翻弄され、多くは批判されます。それでもトップは責任を放棄できないのです。

平時にあってトップは責任を自覚し備えを怠らず、自然の災いを甘く見て油断せず、いざとなれば躊躇は禁物。避難勧告の空振りを恐れてはならないと。なおかつ行政には限界がある故、日頃から自らの判断で自ら命を守る覚悟を住民に求め、指示待ちを排除することだと。

それでも、≪人は逃げないものであることを知っておくこと。人間には、自分に迫りくる危険を過小に評価して心の平穏を保とうとする、「正常化の偏見」と呼ばれる強い心の働きがある(中略)緊迫感をもった言葉で語る等、逃げない傾向を持つ人を逃げる気にさせる技を身につける≫べきであると述べます。

その他、詳細な記録、報道や視察への対応、立ち居振舞いの配慮、ボランティアセンター、住民の悲哀、瓦礫の分別処理、職員が働きやすい環境と感謝の念、職員の休息、制度や運用の改善を訴えることなど、トップとしての心得を説いています。

災害は起こってほしくない。でも残酷にも起きるのです。3.11を機に改めて祈り、考え、自分の出来ることに取り組みましょう。

(山茱萸(サンシュユ)の季節が来ました。弾ける水滴のように、火星人の触手のように春を喜びます)
ウイルスを正しく恐れ対処して [2020年03月08日(Sun)]

fumihouse-2020-03-08T18_15_01-1.jpg新型コロナウイルスは、当面ニュースのトップに居座るであろう。東北でも宮城に次いで福島の牙城が崩れ、中国地方では山陽の3県に狼煙が上がった。島根、鳥取に感染者が確認されるのも時間の問題だ。

ショッピングセンターの客の入りは普段の土日の2割方少ないだろうか。映画館はガラガラ。医院の患者も少なかった。皆が不要不急の外出を最小限に控えて感染に警戒している。

報道が騒ぐのはやむを得ない。政府も本腰をいれて対策に駆け回っている。それでも肌感覚と実際とは開きがある。冷静になってみれば濃厚接触したときの感染率は7%程度、罹患者のうち死亡率はインフルエンザより低い1%。差し迫る脅威は感じない。心理学でいうところの正常化バイアスもあるので、甘く見過ぎるのは禁物だが、騒ぎ過ぎのように思える。

マスクを買い占めてネットで稼いだヤツら。トイレットペーパーやティッシュまでデマを流して儲け代にしようとする輩。撒き散らされた根拠のない噂話に扇動されて動く人。迷惑千万、犯罪並みだ。国内で生産されて在庫はあるのに、流通の問題で遅れているのをいいことに流言飛語がまかり通る。

デマが流される → 信じた一部が買いに走る → 信じないがこのままいくと無くなると予測した者も念のため買う → 一部の店頭から消える→誰かがSNSにアップ → 買い占めに拍車がかかり全ての店から消える

悪循環でもって、デマを流した当事者がシメシメとほくそ笑んだのだろう。「正しく恐れる」という言葉が使われるとおり、デマの温床を断ち切りたいものだ。過剰に恐れるのではなく、冷静に恐れる時なのだ。

(ムスカリも咲いた。異相な春の使者、別名グレープ・ヒアシンス)
持続する彩色バッジ円満に [2020年03月07日(Sat)]

fumihouse-2020-03-07T10_00_56-1.jpg鮮やかに彩色された円形ピンバッジを着用する人を見かけます。SDGs(エス・ディ・ジーズ)の印です。5年ほど前に国連サミットで採択された、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)のために、2030年までに達成すべき17のゴールを多色化しています。

「持続可能」というと難しそうですが、30年後も今と同様に暮らしていけるのか、100年後も人類の文明が維持できるのかどうかということです。危ないと感じるからこそ、多くの人が取り組むようになったわけです。キーワードは、誰も置き去りにしない(No one will be left behind)。

貧困や飢餓、健康や教育、安全性、エネルギー、働きがい、まちづくり、気候変動と海や陸の話。まさに地球全体の生き残りを視野に置いたゴールです。備忘録としてSDGsの17項目を列挙します。

1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロ
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう

奇しくも新型コロナウイルスの拡大によって地球に住む人類は運命共同体であり、世界の課題や方向性は人類すべてに繋がる、という感覚もできているのではないでしょうか。

地球と人類が持続可能になるよう私も微々たるものですが、行動を起こしたいと思っています。〆切はは西暦2030年。時間はあまりありません。

(いたいけな子供たちのために、この世界と地球を守らなければならない)
モンスター幻影見ては恐怖する [2020年03月06日(Fri)]

fumihouse-2020-03-06T18_38_18-1.jpgモンスターとは化け物のことであるが、モンスター・ペアレント(理不尽な学校保護者)やモンスター・ペイシェント(酷い患者)で使われすぎてしまって、原義の意味が薄れてしまった。

化け物とは、異様な姿の妖怪変化であり、得体の知れない薄気味悪さを併せ持っている(この際、超人的な能力をもつ化け物的な人のことは除く)。魑魅魍魎(ちみもうりょう)とも言う。全ての字が鬼偏になっていて、山海の精気から生じて人を迷わすという化け物にふさわしい字である。物の怪(もののけ)とも。人にとりついて祟る悪霊のことだ。

お化けは怖い。スッーと音もなく突然現れて驚かす。真綿で絞めるように苦しみを与え、ときには思いがけない痛い目を遭わす。痛めつけられて恐怖感が強まると、人はやがてお化けがいないのにも関わらず、そこに存在しているかのように錯覚しておびえる。化け物にとっては願ったり叶ったり。祟りの対象をトコトン苦しめて支配することができる。

化け物とは何だろう。人間にほかならない。地球にとっては人間こそ、魑魅魍魎であり、物の怪、悪霊、モンスターなのだ。これ以上地球を怯えさせてはならない。

(花をながめて安らかであれ。モンスターを忘れよ)
観る者のいない客席閑古鳥 [2020年03月05日(Thu)]

fumihouse-2020-03-05T17_56_32-1.jpgオープン戦でホームラン。選手が喜び弾け、ガッツポーズ。大声援が飛びそうであるが、そうはならない。響くのは打球がスタンドの座席に当たって響きわたる鉄筋音とベンチのチームメイトの声援。プロ野球無観客試合。寂しいものである。見つめるのは報道とマスコットキャラクターも含めたチーム関係者のみ。

ラグビー、バスケットはもちろん、大相撲さらに春の甲子園までも無観客で行うという。寂しいことだ。客の応援を受けて燃える選手、声援が沸き立ち、さらに熱くなる一団、思いがけないパフォーマンスも生まれる・・・。いい循環が続かない。やむを得ないことではあるが、張り合いのないこと、この上ない。

(なぜか我が家の沈丁花の匂いは漂ってこない。寒さに当てられなくて香りが弱いのか)
バス停を一つ二つと歩きたり [2020年03月04日(Wed)]

fumihouse-2020-03-04T18_16_39-1.jpg【バス停散歩】 おもしろい試みだと思う。松江市営バスが、こう称して健康ウオークを推奨している。

≪バスに乗っていただきたいのですが、あなたの健康のためにたまにはバス停散歩をしてみませんか!≫と銘打ち、次のバス停までの距離と時間、消費カロリーを表示している。

この掲示に気がついたのは今朝だが、わたしは既に実践している。次のバス停とは言わず、二つも三つも先のバス停まで歩くことが常だ。松江市内循環路線に乗るもので、バス代は一律210円。節約にはならないが、季節の移り変わりを感じつつ、バス停散歩を楽しんでいる。
ふくらんで木の芽うれしや春うらら [2020年03月03日(Tue)]

fumihouse-2020-03-03T18_13_33-1.jpg【木の芽時(このめどき)】がやってきた。木の蕾はふくらみ始め、山は淡く化粧を施したようで、まさに山笑う季節。桜前線が話題に上るのももうじき。この冬は薄くて短かったが、木々ならずともこの季節は嬉しい。きょうの日差しは春そのもの。

希望に満ちる春は反面、寒暖の差が大きく、自律神経やホルモンのバランスを崩しやすい。卒業・入学、就職、人事異動や引越しなど引きも切らず、生活全般が変化する。花粉も飛んでぐちゅぐちゅしてしまう人も多かろう。新しい環境は喜びとともに大きなストレスを引き起こす。

木の芽時という言葉には、体調を崩しやすい時季だから警戒せよとの意味が込められている。春はうつ病や不眠症など発症しやすい季節であるし、情緒も不安定になる。自殺者数が多いのも3月だ。若芽のエネルギーに人間は圧倒されてしまうのかもしれない。

新型コロナウイルスによる世情不安もある。仕事においてモチベーションが下がってしかたないとぼやく人がいた。意識してリラックスタイムをつくり出し、無理をしすぎず、どうぞ皆さんご自愛くださいね。

(紅白斑入りの椿でも楽しんでくださいな)
無理しても笑う門には福来る [2020年03月02日(Mon)]

fumihouse-2020-03-02T18_43_43-1.jpgウィリアム・ジェームズは19世紀末のアメリカの哲学者。頭でっかちにならず、行動することの大切さを説く。

 楽しいから笑うのではない。
  笑うから楽しいのだ。
 We don't laugh because we're happy.
  We're happy because we laugh.

心も身体も動かしていく実戦力で地平を切り開こうとする力強さがある。同類の言葉がある。

 私は幸せだから歌うのではない。
  歌うことが幸せなんだ。

 快活でなくなったとき最善の方法は、
  快活そうにふるまい、快活そうにしゃべることだ。

あれをやっておけばよかった・・・不作為という選択。あとあと後悔するのはこれだ。うじうじと臆病になってはならないと哲学者は言う。

 選択しなければならないのに選択しないのは、
  それ自体がもう選択なのである。

快活に勇気をもって進め! という開拓者魂に溢れた哲学者の真髄に触れたような気がする。この骨太な精神性にわたしは同時代の(数十歳年上だが)詩人ウォルト・ホイットマンと同様のたくましい息吹を感じる。

(青かピンクか、白か。0.5か0.4か。好きなものを選択せよ)
ワンカット人は生きるさひと息に [2020年03月01日(Sun)]

fumihouse-2020-03-01T17_01_41-1.jpg映画を見て、人生はワンカットであることを思い知りました。常に「私」の視点から見た映像で世の中は動き、「私たち」も含めて一人称の感情や体験でもって途切れることなく連綿と続いていきます。

邪魔が入り、怪我をしたり生死の境に置かれることもある。期待に胸踊らせるときもあり、喜びすぎて墓穴を掘ることもある。友の悲しみに泣き、痛む心を他人に癒されることもある。走り、飛び、腹を減らし、喉の渇きに飢える。重い荷物に辟易し、ポケットに忍ばせた愛する人の写真に頬を寄せる。思いがけない攻撃から必死の思いで逃げ、時には全力で相手を打ち倒す。それが絶えることなく死ぬまで続く(睡眠中は除く)のが人生です。

映画『1917 命をかけた伝令』(原題は「1917」)は英国の上等兵ブレイクとウィルが決死の思いで敵陣を駆け抜けて重大な伝令を味方に伝える第一次大戦での半日の物語です。戦争の凄惨さの中に、家族愛を伝え、命を削る戦闘にもヒューマニズムが顔を出します。それが2時間のワンカットに詰め込まれているのです。

主人公の後ろからカメラが追いかけ、横に回り、開けた前方の視界を先取りし、俯瞰して上から眺める。ワンカットが途切れたように見えたのは、気を失ったときと、滝壺に落ちたとき。すごい映画でした。

(春のワンカット。ふきのとうはいい香り)
重なって和音は音楽決めるもの [2020年02月29日(Sat)]

fumihouse-2020-02-29T23_48_34-1.jpgコードを勉強中である。『完全終止』と呼ばれるのが、ハ長調だと「C→G7→C」で進行して終わるもの。ドリフターズの学校コントで「起立・礼・着席」はこのコードを使っていたように思う。収まりよくきれいに終わった感じがする。

『アーメン終止』というのもある。「C→F→C」と進行する。讃美歌のアーメンの節によく似ている。終わった感は十分あるが、完全終止より柔らかく、次に続く感もあったりする。今まで苦手意識ばかりが先走っていたが、音楽理論というのも、なかなか乙なものだ。

(西洋建築のエンタシスの美も和音と同様、バランスがとれている)
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