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胆振東部地震に関連して〜1[2018年10月21日(Sun)]
 久しぶりの更新。

 本当なら、2ヶ月前に終わったフクとまの保養のことを掲載しなくちゃならないんだけど。

 その前に、9月6日に起きた「胆振東部地震」のことについて書いていきたいと思います。

 地震が起きた日、これまで保養に参加した方々から、心配するメールや電話をいただきました。
 とても嬉しかったです。
 遠い所にも、自分達のことを気にかけてくれる人が居るって、こんなに心強いことなんですね。
 
 保養に来た方が「私たちのことを心配してくれる方が北海道に居る」ということをよくおっしゃいますが、今回の地震で、私たちも同じことを感じた様に思います。


 地震が起きたのは、9月6日の午前3時8分。

 トントンという縦揺れで目を覚ました。
 いや、ケモノのような(ナマケモノくらい)鋭敏な野生の感覚で、ハッと目覚めたときに一拍おいて縦揺れが来たような気もします。

 すぐに短パンを履いて、書斎のふすまを開けて子供部屋を見ると、カミさんが次男をかばう様に抱いて布団の上に居て、階下に降りると、居間で寝ていた長男(←何で居間で寝てたんだ?)が「なんだ、なんだコレ!」って言いながらテレビを付けようとしていました。

 テレビで津波が来ないことを確認し、震度5強は非常召集レベルなので、自分は出勤の準備を。
 カミさんが、全員の持ち出し用のリュックを玄関近くに出していたら停電に。
 手回し式のラジオを付け、自分の非常用リュックからクッキーを出して通勤用のリュックに入れ、その他屋外活動用の準備をして、出かける前に状況を確認しようとしたら、テレビが消えています。
 「誰だ、テレビ消したの!」と言ったら。
 次男に「停電じゃん!」と言われ、
 「あっ、そうか」(←落語の「粗忽長屋」「堀之内」かよ)

 カミさんに「今日は、いつ帰れるか分からない、子ども達をよろしくな」
 高一の長男に「かあちゃんを支えてな」
 という『一家のあるじ』らしい言葉も、
さっきの「誰だテレビ消したの」の一件で何の重みもなく、ラジオの地震速報にかき消されて行きました。

 職場へは、自転車で向かいましたが、街灯は全て消えて真っ暗。
 灯りは、三日月と星、そして車のヘッドライトと不安で外に出て来た人の携帯のライトだけ。
 もちろん信号も消えています。

 強烈に覚えているのは、大きなオリオン座とその横に居る三日月。
 家から職場へは南に向かうのですが、向かってる途中、ずっと正面に大きな大きなオリオン座が輝いていました。

 オリオン座とその横にちょこんと居る三日月。
 とても、心強かった。

 次回以降は、安平町でのボランティア活動について書いていきます。
 

 
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