
2014年保養の様子 その9(8/1)[2015年01月02日(Fri)]
さあ、最終日です。
午前中はお母さんたちは、荷物のまとめと片付け。
子どもたちは、
スタッフと一緒に宿舎周辺でチョウを追いかけます。
今日も晴れだよ!
おおむね片付いたら、出発前にみんなでアイスタイム!
一休みして、さあ、いよいよこの宿舎をあとにします。
北海道最後のイベントは、
苫小牧の金太郎の池公園でめいいっぱいの外遊びです。
その間、お母さんたちはぷらっと港市場などでお買物。
途中、昼食にスタッフの1人が経営するラーメン屋さん
「らぁめんの村役場」で昼食です。
金太郎の池では、今日のスタッフが待っています。
バスが着くと、ここでアクシデント発生の知らせを受けました。
FさんとこのNちゃんが発熱と。
病院に行くまではないようなので、
ンちゃんは公園遊びを中止してバスにいて、
お母さんが買物中はスタッフが看ていることにしました。


金太郎の池のあとは、科学センターにちらっと寄って、
世界でここにしかない本物の宇宙ステーションを見て触れて来ました。
さて、時間です。
フェリーターミナルに向かいます。
ターミナルでは、
障害者就労支援施設「彩菜房き・き」さんから、
そこで働く方が折った千羽鶴のプレゼントをいただきました。
ターミナルは、すごい混み様です。
私たちと同じ頃に来た保養グ ループは、
やはり同じ頃に帰るので、どうしてもこうなりますね。
フクとまが保養を始める時にいろいろとアドバイスをい ただいた、
二本松市の同朋幼稚園の園長さんにもお会いしました。
とりあえずは、ターミナルの一角を確保し、
みんなはお土産を買いに行きます。
代表は、小樽「あまとう」のマロンコロンを
「宇宙一 美味しいから」と熱心に奨めてました。
いよいよ、お別れです。
参加者のみなさんから、
一言ずつ挨拶をいただきました。
空気、土、水、草、花、そして食べ物、
いろいろなものに放射能を気にすることなく過ごせることの素晴らしさ、
子どもが虫を追いかけ、転び、擦り傷を作って泣く、普通 の姿。
それを見ることができる幸せ...。
代表の挨拶のあと、
最後に、今回初めてフェリーに同行した
花輪が一言みんなにメッセージを送りました。


さあ、フェリーへ。
福島へ帰りましょう。
Iさんだったかな、ママタイムの時にぽつりと言ったそうです。
「家に帰れば、また、土も花も触るのを制限しなくちゃならない。どうやって説明したらいいん だろう。きっと混乱する...」
他の人も同じ思いだったかもしれません。
私たちには、かける言葉が見つかりませんでした。
フクとまにできることは、北海道で何の心配もなく過ごして、
心も身体も解放してもらうこと...。
福島では、様々な人が未来を目指して頑張っています。
商店街を盛り上げようとする人、
農業を再生させようとする人、
子どもの健康を守ろうと努力する人。
未来を見据えているのは、みんな同 じです。
フクとまも微力ながら応援しています。
でも、福島では、被ばくに対する不安を
正直に言うことがためらわれるような雰囲気になっていると感じます。
それがすごく気になります。
私たちは、県外に避難した人も含め、
みんなが胸を張って自分の思いを伝え合えるような福島になればいいなと思います。
そういえば、フクとまの目指すものに
「距離を超えたネットワーク」がありました。
3年経験したフクとま...
ひょっとしたら福島でできることがあるかもしれません...。


私たちは想います。
その小さな胸のどこかに、
思い出のカケラがいつまでも残っていて、
正直で平和な社会を創るために、
距離を越え、疲弊した慣習や常識を 超えて、
強いネットワークを生み出すエネルギーになってくれたらと。
午前中はお母さんたちは、荷物のまとめと片付け。
子どもたちは、
スタッフと一緒に宿舎周辺でチョウを追いかけます。
今日も晴れだよ!
おおむね片付いたら、出発前にみんなでアイスタイム!
一休みして、さあ、いよいよこの宿舎をあとにします。
北海道最後のイベントは、
苫小牧の金太郎の池公園でめいいっぱいの外遊びです。
その間、お母さんたちはぷらっと港市場などでお買物。
途中、昼食にスタッフの1人が経営するラーメン屋さん
「らぁめんの村役場」で昼食です。
金太郎の池では、今日のスタッフが待っています。
バスが着くと、ここでアクシデント発生の知らせを受けました。
FさんとこのNちゃんが発熱と。
病院に行くまではないようなので、
ンちゃんは公園遊びを中止してバスにいて、
お母さんが買物中はスタッフが看ていることにしました。


金太郎の池のあとは、科学センターにちらっと寄って、
世界でここにしかない本物の宇宙ステーションを見て触れて来ました。
さて、時間です。
フェリーターミナルに向かいます。
ターミナルでは、
障害者就労支援施設「彩菜房き・き」さんから、
そこで働く方が折った千羽鶴のプレゼントをいただきました。
ターミナルは、すごい混み様です。
私たちと同じ頃に来た保養グ ループは、
やはり同じ頃に帰るので、どうしてもこうなりますね。
フクとまが保養を始める時にいろいろとアドバイスをい ただいた、
二本松市の同朋幼稚園の園長さんにもお会いしました。
とりあえずは、ターミナルの一角を確保し、
みんなはお土産を買いに行きます。
代表は、小樽「あまとう」のマロンコロンを
「宇宙一 美味しいから」と熱心に奨めてました。
いよいよ、お別れです。
参加者のみなさんから、
一言ずつ挨拶をいただきました。
空気、土、水、草、花、そして食べ物、
いろいろなものに放射能を気にすることなく過ごせることの素晴らしさ、
子どもが虫を追いかけ、転び、擦り傷を作って泣く、普通 の姿。
それを見ることができる幸せ...。

代表の挨拶のあと、
最後に、今回初めてフェリーに同行した
花輪が一言みんなにメッセージを送りました。


さあ、フェリーへ。
福島へ帰りましょう。
Iさんだったかな、ママタイムの時にぽつりと言ったそうです。
「家に帰れば、また、土も花も触るのを制限しなくちゃならない。どうやって説明したらいいん だろう。きっと混乱する...」
他の人も同じ思いだったかもしれません。
私たちには、かける言葉が見つかりませんでした。
フクとまにできることは、北海道で何の心配もなく過ごして、
心も身体も解放してもらうこと...。
福島では、様々な人が未来を目指して頑張っています。
商店街を盛り上げようとする人、
農業を再生させようとする人、
子どもの健康を守ろうと努力する人。
未来を見据えているのは、みんな同 じです。
フクとまも微力ながら応援しています。
でも、福島では、被ばくに対する不安を
正直に言うことがためらわれるような雰囲気になっていると感じます。
それがすごく気になります。
私たちは、県外に避難した人も含め、
みんなが胸を張って自分の思いを伝え合えるような福島になればいいなと思います。
そういえば、フクとまの目指すものに
「距離を超えたネットワーク」がありました。
3年経験したフクとま...
ひょっとしたら福島でできることがあるかもしれません...。


私たちは想います。
その小さな胸のどこかに、
思い出のカケラがいつまでも残っていて、
正直で平和な社会を創るために、
距離を越え、疲弊した慣習や常識を 超えて、
強いネットワークを生み出すエネルギーになってくれたらと。