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つなぐ 【69号】 [2011年11月26日(Sat)]

---- 今月の目次 -----------------------------
●12月見学会のお知らせ
 「秋津療育園」
●白十字就労支援プロジェクト
●11月見学会の報告
 アイエスエフネットハーモニー(中野商工会議所内)
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【12月見学会のお知らせ】

「秋津療育園」

12月の企画は、本来学習会の予定でしたが、急遽、秋津療育園の見学に変更いたしました。
「秋津療育園は、社会福祉法人天童会 秋津療育園は、児童福祉法第43条の4項に基づいた、重度の知的障害と重度の肢体不自由を併せ持つ重症心身障害児の療育施設です。障害児・者の生命と生活を守り、心身の成長・発達を援助し、その維持に努め、社会とのつながりを保ち、豊な人生を実現するために努力します」(秋津療育園ホームページから抜粋)

日時:12月12日(月)14時20分 秋津療育園正門集合
〆切:12月9日(金)
申込先:ネットワーク事務局 メールかfaxでお願いします。
    Fax 042-394-8145


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【白十字就労支援プロジェクトから】

12月から就労支援室でタイムカード導入スタート。入退のチェックと、早く作業が終わったら窓口に伝えて他の仕事をもらうなど、契約事項に従うようにしたい。就労支援室版のチェックマニュアル制作。また、本人の励みにもなる。


【11月見学会の報告】

2011.11.11(金)午前10時〜12時  参加4名
見学先:アイエスエフネットハーモニー(中野商工会館内)
説明:渡辺幸義社長

アイエスエフネットハーモニーは、IT企業アイエスエフネットの特例子会社。
アイエスエフネットハーモニーでは、障害者という呼び方をやめて、未来の夢を実現するメンバーすなわちFuture Dream member=FD(以下FD)とよびます。FDを雇用することで、FDと一般社員の能力や人間性を成長させ、結束させて収益を上げ、FDの人生を支援し、日本社会の税負担を減らす、そして税収をupさせることで、国の予算の未来の原資を作ることを会社理念としている。

FDは、現在日本に6人に一人、約700万人いる。現在働いている人35万人。95%の人が働く場を持たない。FDの手当は一人約13万円、FDが働くと最低賃金としても時給790円、40年間働けば、1300万円程度の納税者になる。国の予算の未来の原資を作っていることになる。

「社長は親、社員は子」社員と本音で話し合える環境を作り、聞いたことを現場に活かしていく。

T いじめられない?
暮らしてゆける収入あるの?など一人一人にあった働きかけ方で付加価値の発見と活用

U 失敗が醍醐味
1、時間かける 2、工夫創造する 3、社員一丸になる

V 誕生日など朝礼などで皆で祝う

W 就職前にNPOで時間をかけて必要な事を収得。マニュアル本作成中

「高い目標」
@2020年 FD社員下週25万円を目指す 
A5障害を20障害に 
B10年後に1000人雇用 
C全国100か所のサテライトの設置と1000人のFDメンバーの雇用

FD雇用のきっかけは、外資系企業をやめて、起業したが、社員募集しても人が来ない。来てくれた人の目を見て良いと思ったら採用。履歴書は見なかった。社員と居酒屋で飲んだ時、「かつてひきこもりだった」に考えが変わった。FDもチャンと働ける。働いてもらおう。3障害を組み合わせたグループワークが効果的。IT社会の仕事の下請けや病院の書類づくり、写真いり身分証明書などIT開発補助が主な仕事。FD同志で協力しあってITの仕事をしている。IT業務はフロー化が得意。フローチャートを見れば、FDメンバーでできるものを切りだせる。

・企業としては、FDを内緒で雇用するとリスクが大きい。どう雇用し、対応するか、PR(啓蒙)見学会実施。ユニクロスターバックスなど多数雇用先あり

・意識の高い自治体のトップ中野区長の後押しで、中野区立商工会館を借りることができた。

・「父母の会」で、障害のある子が企業に就職するとは、どういうことか知ってもらい、また、父母の生の声をきいて、障害者雇用の参考にしている。

image011.jpg
ネームカードの赤いコードは教える人、緑のコードは習う人、FD同志で研修

(感想から)

・FDの良いものはいっぱいあるけれど、付加価値がみつけられない。

・外資系企業センスとFD雇用がドッキングして、ヒョウタンから駒かな?

つなぐ 【68号】 [2011年11月06日(Sun)]

---- 今月の目次 -----------------------------
●11月見学会のお知らせ
 「特例子会社アイエスエフネットハーモニー」
●白十字就労支援プロジェクト
●10月学習会の報告「東北大震災被災障害者を支援して」
 さやま園 大浦孝啓氏・東村山福祉園 手嶋一幸氏
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【11月見学会のお知らせ】

11月の見学会は、就労支援室のご紹介で特例子会社アイエスエフネットハーモニーを見学します。

日時:11月11日(金)10時〜
  (9時40分JR中野駅北口改札口集合)
見学申込:8名限定

11月8日〆切です。今回は「つなぐ68号」の発行から申込期限までの日数がなく、申しわけありませんが、ご希望の方お急ぎください。申込先はネットワーク事務局 メールかfaxでお願いします。Fax 042-394-8145

会社紹介
アイエスエフネットハーモニーは2008年3月27日に障害者雇用促進法に基づく 特例子会社の認定を品川公共職業安定所より受けました。

事業コンセプト
1.ITを駆使し、障がい者の「雇用」を促進し、「生きがい」「やりがい」、そして「自立」を実現していきます。そのため付加価値の高い事業を創造していきます。

2.職業訓練を十分に行い、障がいの特性に関わらず、工夫を重ねて様々なIT業務にチャレンジします。

3.一人でも多くの障がい者が社会参加できるように、他企業に対して積極的に情報を発信し支援を行ないます。

4.従業員全員が共に学び成長していきます。


【白十字就労支援プロジェクトから】

水やり作業
・季節が変わって、プランターの状態をみて水量や回数を少なくする。
・白十字ホームと交わした契約内容に従って、各作業所が作業をすることが原則。作業所の都合で、契約違反の行為をしないことを、ホーム担当者から要望された。報告・連絡・相談といった基本を踏まえた作業所側の姿勢があってこそ、信頼を得て障害者就労の機会は拡がる。今後にむけての課題となった。

下膳作業
愛の園と就労支援室との連携で、1週間、土日祭日も空けることなく作業を行えるようになった。


【10月学習会の報告】 
東北大震災被災障害者を支援して

さやま園副園長 大浦孝啓氏、東村山福祉園 手嶋一幸氏
10月28日(金)午後4時から いきいきプラザ 参加5名

▼大浦孝啓氏

震災後50日過ぎに、東社協知的発達障害部会と、東京都発達障害支援協会により派遣された12人で、6日間復興支援活動をした。

陸前高田市をまず見せてもらったが、何もない、野球場が海の中。川には車や家がある。「あまり見ない方が良い、遺体があるかも」と言われた。

ケアホームは電気がついても水がない、風呂・トイレ使えず、飲料水もない。水を運び、風呂へ連れて行くなどする。

通所作業所はライフラインが途絶えていて、どろだらけ。でも家にいてもどうしようもないので通ってきている。

南三陸の特別支援学校は使えず、気仙沼の支援学校まで2時間かけて送迎する。

気仙沼にある結婚式場は、片づけに障害者を雇用していた。その手伝いのボランティアをした。現地の人々も何をどうしたらよいか分からない様子だが、とにかく言われたことに素直に従って働いた。その後内緒で泥まみれの2か所のトイレをピカピカにしたら感動してくれた。その1ヶ月後に結婚式があり、復興パーティがその場所で開かれたりした。

今回の体験では、衝撃的で、気持が高ぶり、ドウシヨ、ドーシヨとオロオロ。気持のON、OFFが切り替えられず、夜は酒を飲むなどして、クールダウンした。

帰路、東京に近付いて川を渡るときに、川に車や家がないことに不思議な気持を持った。帰京してTVで被災者の映像をみると涙がでてみれない。TVの元気で明るい様子と実際に接した現実。支援者によっては、ゴミを触れなくなったひともいる。同僚などに「お疲れ様」と言われるのがイヤ。現地の人を思えば。

今どうなっているのか、もう一度いきたい。あれで良かったのか。現地の人は「頑張ってって言わないで。もう精一杯頑張っているんだから」


▼手嶋一幸氏

1.石巻市支援(大湊小学校)10月8日〜10日。全国VYSから28名で参加。

2.支援内容 11月11日に閉鎖される避難所から、引越しの手伝い。全国から届けられた応援メッセージなど剥がし、汚れを取り段ボール詰め、保管場所に置くなど。

3.今後のボランティア活動について「仮設住宅の住民に対して、何が出来るか、決めてから来てほしい」と言われた。

4.被災地見聞
・大川小学校(海岸から5q)100数名中80人以上死亡
・女川町には3階建ての仮設住宅がある。(全国初)
・7か月たつが、場所によっては何の支援も入っていない。長期に及ぶ支援が必要だと感じた。

千葉鴨川青年の家に避難している方たちの支援・経過 

1.原発10キロ圏内に施設がある福島県社会福祉協会の施設を利用する279名が被災後、同法人内の通所施設に一時避難したが、避難勧告が20キロ圏内にでたので、小学校に避難した。その後、4月5日より順次青年の家に避難。

2.地域の亀田病院との連携。薬処方、職員のアパート斡旋など協力態勢あり。

3.職員は退職、休職などで3割減った。その穴埋めに東京都社会福祉事業団の施設から計10名が支援に参加。7月からは5名。支援内容、見守りが中心で掃除(部屋、トイレ)や食事介助など朝6時半から夜6時半まで働く。

4.職員も利用者も福島にいつ帰れるのか不安。今年度中には福島県に仮設の施設が建ち、福島に戻れる予定。


参加者感想
・支援に行ったリアルな話が聞けて良かった。
・分かりっこない、ほっておいてほしいという被災者の声をよそで聞いた。人生の立て直しをしなくてはいけないのは、大変なことだと思う。
・パチンコ屋(ギャンブル)と飲み屋(酒)が繁盛していると聞いた。これからもズーッと尾を引くことになると思うと心が痛む。

つなぐ 【67号】 [2011年10月01日(Sat)]

---- 今月の目次 -----------------------------
●10月見学会のお知らせ
 「東北大震災・被災障害者を支援して」
  さやま園大浦孝啓 福祉園 手嶋一幸さん
●白十字就労支援プロジェクト会議から
●9月見学会の報告「川口めだかふぁみりぃ」
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【東北大震災・被災障害者を支援して】

講師:さやま園副園長 大浦孝啓氏 福祉園 手嶋一幸氏
日時:10月28日(金)4時〜6時
会場:いきいきプラザ2F 会議室

大浦氏と手嶋氏は、被災障害者支援のために東北と千葉において、支援活動を行ってこられました。現場からみた実態と課題などをお話いただきます。


【見学会予定(交渉中)】

特例子会社アイエスエフネットハーモニー
就労支援室のご紹介です。

11月11日(金)午前10時〜12時
(詳細については次号でお知らせします)


【白十字就労支援プロジェクト会議から】

★下膳作業の現状
愛の園から男性2名参加 就労支援室から女性1名(土日の朝昼他)

★ベランダ水遣り作業の様子
ベランダのプランターに水遣りと枯れた花柄摘みとベランダ清掃。現在4団体参加。2時間の作業。職員がつくことになっているが、職員なしで行った作業状態には問題がでている。作業手順や入退間時間など、マニュアル化して、各団体とも最初の契約どおりの仕事をこなすことが求められている。

★草刈り作業
白十字ホームの依頼により園庭の数か所で雑草刈りをしました。

★白十字ホームの現場への影響
ホームの現場が障害者雇用に理解を深めつつあり、高校新卒者の就職も実現した。


【「川口めだかふぁみりぃ」見学報告】

9月30日(金)10時〜2時 8名参加

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めだかのシンボル

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めだかふぁみりぃの拠点

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山下所長は元小平の校長先生

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販売コーナー センスのいい木工品、季節をとりいれたクッキーなどなど

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軽度の人ばかりでないが、真剣な作業風景がみられるクッキー工場

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ケアホームは、地元の木材で建てられた。
幼児のための楽しいスペース「めだかのいっぽ」は、兄弟保育も認める。お母さんは、ここからスタートする。木と自然の香が一杯のめだかさくら館は心安らぐ建物。住んでみたいケアホーム。

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すいーつばたけ川口樹モール店 JR川口駅最寄のアンテナショップ
商店街にとけこんでいる。


参加者の感想から

・2度目の見学だが、以前よりパワーアップ。木工の商品がレベルアップ。パンの種類も多くなった。
・東村山で自分たちも同じような事を目指してやってきているのだが、なぜ広がらないか。
・御夫婦のお人柄とお互いを認め合い、立て合い、息子さんの状況に応じて、活動を作っていらしたことを伺い、感動した。兄弟が成人してからと、能力の高い職員への苦労話などもっと聞きたかった。

つなぐ 【66号】 [2011年09月12日(Mon)]

---- 今月の目次 -----------------------------
●9月見学会のお知らせ
 川口市めだかふぁみりぃ       
●ネットワーク参加団体ー秋のイベントのお知らせ
●8月学習会の報告
 長谷川知子医師「高齢化するダウン症成人の生活支援」
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【9月見学会のお知らせ】

9月の見学会は、待望の川口市のめだかふぁみりぃの様々な事業所見学です。

めだかふぁみりいの活動は、

●「NPO法人めだかふぁみりぃ」が、おもちゃ図書館 めだかねっと(広場 活動)カルチャースクール(ハンドベル、絵手紙、エアロビ、お花、書道、マラソン)めだか通信の発行 合宿 イベント

●「社会福祉法人めだかすとりぃむ」が、SELPすいーつばたけ(パン・木工・園芸) 川口市地域活動支援センターめだかSUN、すいーつばたけクッキー工場 すいーつばたけ川口樹モール店 グー・チョキ・ヘルパーMICS Maisonめだか さくら館(ケアホーム) めだかのいっぽ(児童デイサービス)

〜「めだか通信」より〜

「ハンディがあってもなくても街のなかでいっしょに生きよう」を合言葉に、障害のあるこどもや大人に今なにが必要かを確認しながら、地道な積み重ねで大きく発展してきた会です。

日時:9月30日(金)8時 東村山駅改札口集合 
申込先:東村山福祉ネットワーク事務局
Fax 042-343-8145    

人数に限りがありますが、見学希望の方は事務局までfaxかメールでお申し込みください。
10名でしめきります。


【ネットワーク参加団体イベントのお知らせ】

10月8日(土)青葉祭 11:00〜14:00
        青葉町トーコロ青葉ワークセンター

10月15日(土)東村山福祉園祭 10:30〜15:00

10月16日(日)さやま園祭 ひかり苑・サンホーム合同開催
         10:00〜15:00
         場所:さやま園グランド他
         内容:作品販売、展示・模擬店・フリーマーケット・イベント

10月16日(日)ボランティアまつり 10:00〜14:00
         社会福祉協議会駐車場

イベント情報のご提供は前月の10日までに事務局へfaxかメールでおしらせください。


【情報(長谷川先生から)】  

プラダウィリー症候群支援者会議 関東PWSギバーズネットワーク会議
日時:9月29日(木)午後6時〜
場所:中野区社会福祉協議会(スマイルなかの)4F多目的室
問合せ:ワークセンターつばさ  新鋪文彦施設長


【東村山福祉ネットワーク学習会報告】
高齢化するダウン症成人の生活支援

講師・長谷川知子医師
8月26日(金)午後4時半から 東村山市民センター会議室 参加者48名


講義要旨

忘れてはならないこと
「普通の人」が「ダウン症」をもっているだけ。障がいが先に立つと偏見になる。これはダウン症以外でも同様。我々と同じ人間であることを忘れないこと。

ダウン症とは
染色体21番の過剰が原因で、遺伝子も過剰になった。ダウン症自体は病気や障がいではなく、人類の多様性であるが、病気や障がいになりやすい体質をもつ。

身体特徴として
顔の中心が低形成だが、それは単なる特徴。しかし副鼻腔炎や口の中のトラブルなどが起こりやすい。筋の緊張低下があるので体の支持が弱い。言葉が聞き取り難いのも、口の機能や筋緊張低下が原因。合併症をもつことが多いので、定期的に診察を受け、合併症の検査をして、早く治療することが必要。薬は効きすぎる傾向がある。

発達特性は
発達も思考もその過程は普通と変わらないが、ゆっくり育ちゆっくり考えるので、早くと急がさないこと。

役立つ存在の意味
誰にでも優生思想はあるが、それを知ることは乗り越えること。障がいをもつ子は、家族の狭い価値観を変える、役に立つ存在である。子育ては親の成長が必要だが、それにも貢献していると親御さん達は言う。

接し方のポイント
1.本人の考えを知る
2.話しかけるとき、本人の目線で、近すぎず遠すぎず
3.部分でなく全体を知ると理解しやすい
4.自分で考え判断を
5.図や写真で説明を
6.自分で選択を
7.親は待つ練習を

*これらは全ての子育て、さらに人間関係に大切なこと 


参加者の感想から(一部を掲載)

・障害のある人に対して基本的な事を講演の中で聞くことが出来て良かったです。ダウン症の専門の先生のお話をきくことが出来て良かった。
・やわらかく暖かい存在感は混乱しているお母さん方の安心のよりどころになっていることを感じた。
・1000人以上の指導にあたっているという実践と研究に説得力があった。
・ダウン症のことについて原因から聞くことが出来た。障害というのを改めてその人の個性、特徴ではないかと思った。成長していく中での環境、声のかけ方に重要性があることを初めて知った。
・施設内での生活ではやはり自己主張を通すことが難しい場面があると思います。高齢化においても、各個人差があり、私たちも基本的な部分でくり返しくり返し接していくことが大切だとおもいました。

・46才でなくなったダウン症の男性のことについて事務局からの質問に、まだ若くて亡くなったダウン症の方に心から哀悼を述べます。しかし、これはおそらく何らかの病気が根底にあったと思います。(中略)ダウン症の方は代謝が普通と違うところがあります。ホルモン代謝や内臓機能、潜在的な感染 痛風による腎障害、肥満による悪影響、薬の副作用など必ず原因があるはずです。でも定期検査をしていないと知らないうちに悪化していることがあり要注意です。ダウン症だからダメだ、という認識を変えていかなければと思っています。



つなぐ 【65号】 [2011年07月20日(Wed)]

---- 今月の目次 -----------------------------
● 8月学習会のお知らせ
  「高齢化するダウン症成人の生活支援について」
   日本ダウン症協会 長谷川知子医師
●白十字就労支援プロジェクトから
●報告 東京学芸大学附属別支援学校見学
●報告 学習会「やわらかく自閉症を語ろう」
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【8月の学習会のお知らせ】
「高齢化するダウン症成人の生活支援について」

講師: 長谷川知子医師(日本ダウン症協会)
日時:8月26日(金)午後4時半から6時半
場所:東村山市民センター2階会議室 
  (市役所向かい側、中央図書館となり) 
申込先:東村山福祉ネットワーク事務局
    Fax 042-343-8145    
申込〆切:定員40名(定員になり次第〆切ます) 
資料代:500円(当日)


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この学習会には、平成23年度東村山社会福祉協議会地域活動福祉助成金を活用しています。


【白十字就労支援プロジェクトから】

●花植え
6月29日(水)白十字ホーム1号館ベランダ2階と3階で、就労支援室から2名の方が参加しおこなわれた。

仕事の手順 
1.苗と土をリヤカーで運ぶ 2.苗の分別 3.株のないプランターに植える
4.水やり 5.掃除、6.プランターの手入れ(雑草抜き古い花を根元からきる)

白十字ボランティアの方の指導で花の手入れを学び、交流も楽しんだ。

●草取り
6月29日(水)愛の園、なごみの里参加
・みるみるきれいになって達成感があった。
・白十字担当者からも助かったと感想。

●今後に向けて
7.8,9月の間月2回のペースで作業する。

●白十字ホーム内部での効果
障害者就労について受け入れ現場が慣れ、空気が和らいで、高校新卒者が厨房に就職できた。


【東村山福祉ネットワーク定例見学会報告】

2011.7.8(金)10時〜12時  参加7名
見学先・東京学芸大学附属特別支援学校
学校のご説明・大伴校長先生 喜多尾副校長先生
ご案内・山口先生

◆概況
知的障害児を対象とした教育機関 教員養成大学の附属として研究実践実習の機関。就学前から卒業後に至る生涯教育の観点にたった教育を行っている。幼稚部から高等部まで小人数の一貫教育 総生徒数72名 教諭 講師 職員計48名

◆卒業生対策
若竹会(生涯教育) 在校生卒業生合同行事(若竹まつり) 卒業生対象のクラブ活動(ソフトボール 若竹ミュージカル 陶芸 調理 絵画 カラオケ 太鼓他)

◆父母参加による支援の充実
父母教育

近年特に幼稚部の応募者減少の傾向。送迎バスなし電車通学に家族の負担を感じることや地域での幼児教育の充実が原因か。

◆支援の工夫
年齢や障害やひとりひとりの個性に応じた支援のあり方の工夫
小学部では、複式学級編成。自閉症クラス1クラスもある。
国語算数等の一般学習は小中で行うが、高等部では教育の目標―18才で卒業後の社会人としての意識づけと生活のスキルや社会的マナーを習得させたい。
中学部高等部では個々の特性に応じた作業学習等を行う。
指やロクロを使う粘土陶芸 
大型の機械を使っての木工制作
畑での農作業
パソコン
美術 

◆高等部では進路学習を中心に展開
進路相談現場実習
現場実習報告会

木を使った新しい居心地の良い明るいきれいな建物。食堂、陶芸、木工室 パソコンルームなど充実。学生の教育実習の場でもあり、職員も若くすがすがしかった。みどりの多いひろい敷地にゆったりと建物があり、幼稚部では体験入園者も一緒に水遊びがおこなわれていた。専用の部屋で、お母さんたちが会議中だったり、衣類などの交換スペースもあり、保護者の活動が活発そうだった。

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◆感想から
・高等部全員参加の現場実習報告会に短時間参加させてもらえた。教員からの鋭い突っ込みにも臆せず一人一人が返答している姿。「すごい」
・小人数なのが新鮮だったが、企業や作業所などおおぜいの中にはいるとき、どうなのかな。
・関わり方のカラーがあるんだなと感じた。私もこどもにどう関わるか考えなくちゃと思った。


東村山福祉ネットワーク定例学習会報告

「やわらかく自閉症を語ろう」
お話・おしゃべりの会 岩本導子さん
2011年6月24日(金)4時半〜6時半
東村山生活実習所ホール 参加者6名

自らの失敗子育てからと前置きして始まった岩本さんのお話。自閉症の娘さんと暮らす日々の確執、気づいて自閉症について学び、娘さんの混乱の意味がわかり、すこしづつ支援の仕方を獲得してきた体験。おしゃべりの会を立ち上げた経緯や、十人十色の自閉症の人の特性を知って、適切な支援を送ってほしいという支援者に向けたアドバイス、娘によりよい人生を送ってほしいという親の願いをこめたお話でした。

要旨をまとめました。
・障害の受容ができなくて、いつかは治ると思っていた時期が長くあった。
・自閉は見えにくい障害なので、周囲も理解したと思ってしまう。車いすの人に「立って歩け」というのと同じような対応をしていないだろうか。
・誰の目線でみているのか。もしかして支援者の目線で判断して、「言ったからわかっているだろう」と自己満足はしていないか。答えは何十通りも考えられる。
・新しいところや経験が苦手な場合もある。特性を理解することがとても大切。
・支援者と話していると「保護者にチェックされている」と受けとられる場合があるのが残念。子どもたちを守っていく同じ土俵の人として、互いにオ意見を出し合える関係になれたらいいかと思う。
・娘の手におえないようなパニックの原因は、毎日の手当にもかかわらず悪化していた虫歯であり、詰まりに詰まったウンチであり、靴に入った石であった。伝える術を持たない娘がこわれながら教えてくれた。体のチェックは本当に大切。
・家事力。家の中でできる仕事を身につけることは大きな自信となり、家の中での居場所づくりにもなる。小さい時からこつこつと家事を教え、体得してもらうこと。これは学校ではできない親の仕事。この人はどういう人生を歩いていく人なのか考える。⇒必要なことが見えてくる。家族の理解や協力も重要。
・アセスメントの大切さ:娘は平面からは情報を得にくいことがわかったので、絵やカードはやめて、具体物で伝えるようにしている。
・「椅子を見たら座る、ベッドを見ると寝る」という理解から病院でレントゲンや心電図がとれた。説明をされてからでは混乱して無理だったと思う。
・話しかけは「短く、低い声ではっきりと」が基本。黙って見ていてくれることが本人には一番楽。
・娘に合った事業所探しをし、何度も話し合い、娘を理解してもらってから支援をスタートする方法で、ショートステイや行動援護など、娘の居場所が増えてきている。事業所との良い関係づくりも親ができる大切な仕事かと思う。
・やる気になった時がその時。気がつけば娘も変わってきた。親の言動がいかに大切なことか。
・要は本人の療育のみではなく、プラス、周囲の適切な対応が大切である。
・たくさんの貴重な出会いにも助けられて現在がある。悩んでいるお母さんを一人でも救えたらという思いから「おしゃべりの会」を立ち上げた。「自閉症を抱え込まないで、みんなでね」が合言葉。

地域にも開放している明るいカフェで、生活実習所の特製ケーキやクッキーをいただきながら参加者との意見交換へと続きました。また、災害時の障害者対応について、貴重な資料をいただいています。
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