CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

«つなぐ 【64号】 | Main | つなぐ 【66号】»
最近の定例会報告
最新コメント
ネットワーク事務局
つなぐ 【59号】 (01/25)
【バックナンバー】つなぐ
リンク
https://blog.canpan.info/fukushinetwork/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/fukushinetwork/index2_0.xml
つなぐ 【65号】 [2011年07月20日(Wed)]

---- 今月の目次 -----------------------------
● 8月学習会のお知らせ
  「高齢化するダウン症成人の生活支援について」
   日本ダウン症協会 長谷川知子医師
●白十字就労支援プロジェクトから
●報告 東京学芸大学附属別支援学校見学
●報告 学習会「やわらかく自閉症を語ろう」
-------------------------------------------------


【8月の学習会のお知らせ】
「高齢化するダウン症成人の生活支援について」

講師: 長谷川知子医師(日本ダウン症協会)
日時:8月26日(金)午後4時半から6時半
場所:東村山市民センター2階会議室 
  (市役所向かい側、中央図書館となり) 
申込先:東村山福祉ネットワーク事務局
    Fax 042-343-8145    
申込〆切:定員40名(定員になり次第〆切ます) 
資料代:500円(当日)


大きな地図で見る

この学習会には、平成23年度東村山社会福祉協議会地域活動福祉助成金を活用しています。


【白十字就労支援プロジェクトから】

●花植え
6月29日(水)白十字ホーム1号館ベランダ2階と3階で、就労支援室から2名の方が参加しおこなわれた。

仕事の手順 
1.苗と土をリヤカーで運ぶ 2.苗の分別 3.株のないプランターに植える
4.水やり 5.掃除、6.プランターの手入れ(雑草抜き古い花を根元からきる)

白十字ボランティアの方の指導で花の手入れを学び、交流も楽しんだ。

●草取り
6月29日(水)愛の園、なごみの里参加
・みるみるきれいになって達成感があった。
・白十字担当者からも助かったと感想。

●今後に向けて
7.8,9月の間月2回のペースで作業する。

●白十字ホーム内部での効果
障害者就労について受け入れ現場が慣れ、空気が和らいで、高校新卒者が厨房に就職できた。


【東村山福祉ネットワーク定例見学会報告】

2011.7.8(金)10時〜12時  参加7名
見学先・東京学芸大学附属特別支援学校
学校のご説明・大伴校長先生 喜多尾副校長先生
ご案内・山口先生

◆概況
知的障害児を対象とした教育機関 教員養成大学の附属として研究実践実習の機関。就学前から卒業後に至る生涯教育の観点にたった教育を行っている。幼稚部から高等部まで小人数の一貫教育 総生徒数72名 教諭 講師 職員計48名

◆卒業生対策
若竹会(生涯教育) 在校生卒業生合同行事(若竹まつり) 卒業生対象のクラブ活動(ソフトボール 若竹ミュージカル 陶芸 調理 絵画 カラオケ 太鼓他)

◆父母参加による支援の充実
父母教育

近年特に幼稚部の応募者減少の傾向。送迎バスなし電車通学に家族の負担を感じることや地域での幼児教育の充実が原因か。

◆支援の工夫
年齢や障害やひとりひとりの個性に応じた支援のあり方の工夫
小学部では、複式学級編成。自閉症クラス1クラスもある。
国語算数等の一般学習は小中で行うが、高等部では教育の目標―18才で卒業後の社会人としての意識づけと生活のスキルや社会的マナーを習得させたい。
中学部高等部では個々の特性に応じた作業学習等を行う。
指やロクロを使う粘土陶芸 
大型の機械を使っての木工制作
畑での農作業
パソコン
美術 

◆高等部では進路学習を中心に展開
進路相談現場実習
現場実習報告会

木を使った新しい居心地の良い明るいきれいな建物。食堂、陶芸、木工室 パソコンルームなど充実。学生の教育実習の場でもあり、職員も若くすがすがしかった。みどりの多いひろい敷地にゆったりと建物があり、幼稚部では体験入園者も一緒に水遊びがおこなわれていた。専用の部屋で、お母さんたちが会議中だったり、衣類などの交換スペースもあり、保護者の活動が活発そうだった。

image03.jpgimage10.jpgimage06.jpgimage02.jpg

◆感想から
・高等部全員参加の現場実習報告会に短時間参加させてもらえた。教員からの鋭い突っ込みにも臆せず一人一人が返答している姿。「すごい」
・小人数なのが新鮮だったが、企業や作業所などおおぜいの中にはいるとき、どうなのかな。
・関わり方のカラーがあるんだなと感じた。私もこどもにどう関わるか考えなくちゃと思った。


東村山福祉ネットワーク定例学習会報告

「やわらかく自閉症を語ろう」
お話・おしゃべりの会 岩本導子さん
2011年6月24日(金)4時半〜6時半
東村山生活実習所ホール 参加者6名

自らの失敗子育てからと前置きして始まった岩本さんのお話。自閉症の娘さんと暮らす日々の確執、気づいて自閉症について学び、娘さんの混乱の意味がわかり、すこしづつ支援の仕方を獲得してきた体験。おしゃべりの会を立ち上げた経緯や、十人十色の自閉症の人の特性を知って、適切な支援を送ってほしいという支援者に向けたアドバイス、娘によりよい人生を送ってほしいという親の願いをこめたお話でした。

要旨をまとめました。
・障害の受容ができなくて、いつかは治ると思っていた時期が長くあった。
・自閉は見えにくい障害なので、周囲も理解したと思ってしまう。車いすの人に「立って歩け」というのと同じような対応をしていないだろうか。
・誰の目線でみているのか。もしかして支援者の目線で判断して、「言ったからわかっているだろう」と自己満足はしていないか。答えは何十通りも考えられる。
・新しいところや経験が苦手な場合もある。特性を理解することがとても大切。
・支援者と話していると「保護者にチェックされている」と受けとられる場合があるのが残念。子どもたちを守っていく同じ土俵の人として、互いにオ意見を出し合える関係になれたらいいかと思う。
・娘の手におえないようなパニックの原因は、毎日の手当にもかかわらず悪化していた虫歯であり、詰まりに詰まったウンチであり、靴に入った石であった。伝える術を持たない娘がこわれながら教えてくれた。体のチェックは本当に大切。
・家事力。家の中でできる仕事を身につけることは大きな自信となり、家の中での居場所づくりにもなる。小さい時からこつこつと家事を教え、体得してもらうこと。これは学校ではできない親の仕事。この人はどういう人生を歩いていく人なのか考える。⇒必要なことが見えてくる。家族の理解や協力も重要。
・アセスメントの大切さ:娘は平面からは情報を得にくいことがわかったので、絵やカードはやめて、具体物で伝えるようにしている。
・「椅子を見たら座る、ベッドを見ると寝る」という理解から病院でレントゲンや心電図がとれた。説明をされてからでは混乱して無理だったと思う。
・話しかけは「短く、低い声ではっきりと」が基本。黙って見ていてくれることが本人には一番楽。
・娘に合った事業所探しをし、何度も話し合い、娘を理解してもらってから支援をスタートする方法で、ショートステイや行動援護など、娘の居場所が増えてきている。事業所との良い関係づくりも親ができる大切な仕事かと思う。
・やる気になった時がその時。気がつけば娘も変わってきた。親の言動がいかに大切なことか。
・要は本人の療育のみではなく、プラス、周囲の適切な対応が大切である。
・たくさんの貴重な出会いにも助けられて現在がある。悩んでいるお母さんを一人でも救えたらという思いから「おしゃべりの会」を立ち上げた。「自閉症を抱え込まないで、みんなでね」が合言葉。

地域にも開放している明るいカフェで、生活実習所の特製ケーキやクッキーをいただきながら参加者との意見交換へと続きました。また、災害時の障害者対応について、貴重な資料をいただいています。
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント