介護職に医療行為
[2009年06月11日(Thu)]
6月11日の新聞に、「介護職に医療行為」の大きな見出しが出た。まちにまった指針作りがはじまった。
きっかけは、要介護度の高い高齢者が多い特別養護老人ホームの実態調査で、事実上看護師を24時間配置できず、午後9時から朝6時にかけてのたんの吸引は、介護職が実施しているのが83%にのぼっていたことがわかったからだ。
ルールは既に特別支援学校の教諭が実施できるように作られていて、ほぼそれに準拠して作られるだろう。いままで小出しにしてきたのをやめ、当然介護職全体のルールとなるべきである。
ルールは、簡単に言えば医師や看護師による研修を実施し、医師の指導と指示、そして本人や家族が同意すれば、職員が所属する法人が責任を持った形で実施するというものだ。
医療的ケアは少なくとも高齢になってからの話だが、すべての人が関係してくる。難病や重度の障害者にとっては一生の問題だ。
医療的ケアを医師や医師の指示を受けた看護師しかできないとうたっている医師法は、現場の実態にあわせて、中学生でもわかるように早く改正したほうがいい。
地域で生きることをすすめるためには、こういう根っこの扱いをなるべく早く取り組んだほうがいい。研修を義務付けて医療看護師という制度を設け、ただでさえ不足している医師や看護師に限ることなく、医療を展開している諸外国に早く追いついてほしいものだ。
障害者の地域生活をすすめるためには欠かせない地域医療や医療的ケアの扱いを早く進めないといつまでたっても「地域」が近づいてこない。
タイミングが不思議といいが、本日は金立養護学校で医療的ケアについて保護者の立場で話をさせていただく機会を得て、先生による医療的ケアを介護職に先立ってはじめていただくことをお願いした。何よりも児童生徒の理解をすすめるために。
きっかけは、要介護度の高い高齢者が多い特別養護老人ホームの実態調査で、事実上看護師を24時間配置できず、午後9時から朝6時にかけてのたんの吸引は、介護職が実施しているのが83%にのぼっていたことがわかったからだ。
ルールは既に特別支援学校の教諭が実施できるように作られていて、ほぼそれに準拠して作られるだろう。いままで小出しにしてきたのをやめ、当然介護職全体のルールとなるべきである。
ルールは、簡単に言えば医師や看護師による研修を実施し、医師の指導と指示、そして本人や家族が同意すれば、職員が所属する法人が責任を持った形で実施するというものだ。
医療的ケアは少なくとも高齢になってからの話だが、すべての人が関係してくる。難病や重度の障害者にとっては一生の問題だ。
医療的ケアを医師や医師の指示を受けた看護師しかできないとうたっている医師法は、現場の実態にあわせて、中学生でもわかるように早く改正したほうがいい。
地域で生きることをすすめるためには、こういう根っこの扱いをなるべく早く取り組んだほうがいい。研修を義務付けて医療看護師という制度を設け、ただでさえ不足している医師や看護師に限ることなく、医療を展開している諸外国に早く追いついてほしいものだ。
障害者の地域生活をすすめるためには欠かせない地域医療や医療的ケアの扱いを早く進めないといつまでたっても「地域」が近づいてこない。
タイミングが不思議といいが、本日は金立養護学校で医療的ケアについて保護者の立場で話をさせていただく機会を得て、先生による医療的ケアを介護職に先立ってはじめていただくことをお願いした。何よりも児童生徒の理解をすすめるために。