こんにちは。スタッフの水原です。
7月21日(金)に、市民ライターの平塚千絵さんが講師として招かれた講演会に行ってきました。
市民ライターとは、サポセンで開催していた市民ライター講座を修了した人たちのこと。「書くこと」「伝えること」を通じて、市民活動やまちづくりを応援する活動をしています。

平塚さんは、サポセンをはじめ様々なメディアと連携した情報発信をしており、サポセンニューズレター「ぱれっと」でも「仙台をワクワクさせる人」としてご紹介しました。

>>>ぱれっと2022年9月号pdfデータは
コチラ実は今回の講座のきっかけは、尚絅学院高等学校の森田先生が「ぱれっと」で平塚さんの記事をご覧になったこと。先生から「
平塚さんに、学生たちの前で講演会をしてもらいたいので繋いで欲しい」との相談がサポセンに入り、平塚さんも快く引き受けたことから、今回の講演会の運びとなりました。

▲大講堂でお話をする平塚さん
尚絅学院高校の先生が、なぜ平塚さんにお話をしてもらいたかったのか。
それは現在、生徒たちが探求の授業の中で挑戦している、取材や執筆の活動に関係しています。仙台に暮らす一市民としての気づきや視点を活かした発信を行う「市民ライター」としての平塚さんであれば、「生徒たちの目線に近いお話をしてくれるのではないか」と期待したからだそうです。
意外なきっかけ&変化した思いそして、平塚さんの講演会はこんな言葉からはじまりました。
「皆さんは、私が文章を書くことが好きだから市民ライター講座に参加したと思っているかもしれませんが、そうではありません。
文章を書くのが上手くなりたいから、講座に参加したのです」。
しかし、平塚さんは市民ライター講座で市民活動団体の取材をする中で、「こんな活動があるなんて知らなかった。
これは皆に伝えなくては」という思いを強くされたそうです。
平塚さんが、取材する時の注意していることも話されていました。・質問内容をまとめていく。
・取材の時には、相手の話を遮らないようにする。
・取材準備
ペンを複数持っていく→取材中にボールペンのインクが切れて、取材先に借りた経験がある。
スマホの充電をする→充電が切れて録音ができなかった。
等々
日頃から取材している経験者ならではお話は、学生たちが、すぐにでも参考にできるタメになることばかり。平塚さんの経験、失敗談は先生たちにとっても参考になったようで、メモを取りながらお話を聞かれていました。

▲大勢の生徒や先生たちを前にした講演の様子

▲平塚さんと、講演会の依頼をしてくださった尚絅学院高校の森田先生
森田先生は、生徒たちに自分で考えるチカラを身につけて欲しいと、取材活動や執筆活動を探求の授業の取り入れているそう。「今回の平塚さんのお話から自分で考えて取材したり執筆するヒントになったのでは」と話されていました。
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