2021年06月22日(Tue)
コロナ禍で会えなくても地域の人に寄り添い続ける<宮城学院女子大学さくらレオクラブ>〜ぱれっと取材日誌〜
こんにちは。スタッフの小田嶋です。 サポセン機関紙「ぱれっと6月号」の「市民活動 突撃インタビュー」では、宮城学院女子大学 さくらレオクラブの活動をご紹介しました。お話を伺ったのは、メンバーの田中 友理さん、佐竹 美来さん、及川 理乃さんの3名です。 ▲取材時の様子 取材は2021年4月5日にサポセンで実施しました。取材させていただいた際の貴重なお話の中から、「ぱれっと」紙面ではお伝えしきれなかった「こぼれ話」をご紹介します。 ↓↓↓↓ 宮城学院女子大学 さくらレオクラブは、ライオンズクラブの成年育成プログラムの一環として、2017年に設立したボランティア団体です。宮城学院女子大学の学生有志が集まり、地域に寄り添った活動や、子ども・高齢者との交流など、人々との関わりを大切にしながら、多岐にわたる社会奉仕活動を展開しています。新型コロナウィルスの感染が拡大する以前は、地域のお祭りを手伝ったり、児童養護施設や老人ホームを訪問したりなど、地域の人たちと直接触れ合うような活動を行ってきました。 2020年以降、活動はもちろん、彼女たちの学生生活も大きく変化。メンバーたちは、大学の休校やオンライン授業が続く中、オンライン会議で今できる活動を模索し続けました。 しかし、コロナ禍での活動は困難を極めたそうです。メンバーの田中さんは「活動を企画しても、感染状況により直前で中止になることが何度もあった」と、当時の大変さについて話していました。 そんな中でも、「いま困っていたり、寂しさを感じていたりする人の力になりたい」と、諦めることなく展開してきた活動の一部をご紹介します。 フードパントリー活動 NPO法人ふうどばんく東北AGAINと協力し、アルバイト収入の減少など様々な事情で食料に困っている学生・外国人留学生をはじめ、感染症の最前線で治療にあたる医療従事者などに食糧を届けました。 ▲食糧を届けるための積み込みなど、力作業もこなしました。(画像提供:宮城学院女子大学さくらレオクラブ) ▲感染予防に気を配りながら食糧の袋詰めなどを行いました。(画像提供:宮城学院女子大学さくらレオクラブ) 児童養護施設への支援 毎年交流を続けていた、ラ・サール・ホームの子どもたちへ、クリスマスプレゼントとしてお菓子の詰め合わせを作り贈りました。 ▲お菓子を入れる紙袋には、子どもたちが喜びそうなイラストなどを描きました。 (画像提供:宮城学院女子大学さくらレオクラブ) ▲コロナ禍で会って交流ができなくても、可愛らしい手作りのパッケージ一つ一つに想いが込められています。(画像提供:宮城学院女子大学さくらレオクラブ) これらの他にも、様々な活動を行ってきました。特にメンバーが知恵を出し合い、クラウドファンディングで資金を募る段階から挑戦した活動があります。この活動は、市内の社会課題解決を目指す若者団体の優れた活動を表彰する「仙台若者アワード2020」で、最優秀賞を受賞しました。それは一体どんな活動だったのでしょうか? 詳しくは「ぱれっと6月号」をぜひご覧ください! ぱれっと6月号はこちらから 取材時は、まだまだ肌寒かった4月。それにもかかわらず、おそろいのポロシャツを着て取材に臨んでくださったメンバーの皆さん。ご協力ありがとうございました! |