こんにちは。スタッフの松村です。
サポセンが河北新報社の記者のみなさんのご協力をいただきながら開催してきた「
市民ライター講座」は、2014年からこれまで7回実施し、111人の市民が卒業しました。
講座終了後も継続的に発信活動をしてみたい!と地域で活動する人も多くいます。
サポセン機関紙「ぱれっと」での取材活動、サポセンのイベントでのプレス活動をしたり、ローカルメディア
TOHOKU360の通信員や発信隊として、力を発揮したりしています。
市民一人ひとりの発信には、誰かの背中を押したり、助けになったり、 さまざまな影響を与える力があります。小さな声でも、少しずつ共感を呼び、仲間に、多くの人に届き、社会を動かす力になります。
さて、今年度は「市民ライター講座」の開催はありません…。
今年度は、これまでの卒業生のみなさんと、1冊の冊子を作ることにしました。
タイトルはまだ決まっていませんが、地域で活動する団体や個人の方々をご紹介し、「地域のためになにかはじめてみたい」「課題解決に向け、活動を広げたい」と思いを持つみなさんの背中を後押しするような冊子を作りたいと思っています。
呼びかけに手を挙げてくださった市民ライターは、福地裕明さん、平塚千絵さん、安藤真代さん、渡邉貴裕さん、阿部哲也さん、佐々木眞理さん、阿部えりこさんの7人です。
取材、執筆はもちろん、編集という新たな手段を身につけながら、市民ライターとサポセン、みんなで力を合わせてチャレンジしてみます。
デザインという視点で力を合わせてくれるのは、グラフィックデザイナーの
くろさわかなさん。
とうほくあきんどデザイン塾改め、
So-So-LABのコーディネートのもと、制作をすすめています。
実は、5月から7月にかけてすでに5回の合同編集会議を実施しました。

今回の取材(掲載)対象は、これまでサポセンの講座に参加していたり、相談に来てくださっていたりと、何かしらのつながりのある方々です。
冊子コンセプトの共有、それに基づく取材先の選定、紙面の内容、取材の仕方などさまざまなことを話してきました。
そしてなんと、本日8月25日までに全14件の取材が完了しました。
どなたのお話も、きっと誰かの背中を押すこと間違いなしのお話でした。
サポセンとしては、「相談に来てくださって、その後はどうですか?」と伺える貴重な機会となりました。
発行は年明けを予定しています。
市民ライターのみなさんの活動の様子はこのブログでお知らせしていきます。
どうぞお楽しみに。