こんにちは。スタッフの水原です。
1月19日(土) 15:00〜17:00 サポセン1階マチノワひろばにて、
「マチノワストーリー〜自分ごとから発信し広がるネットワーク〜」を開催しました。
マチノワストーリーとは、当センターのイベントや講座に参加した人たちの「その後」を伝える活動発表会です
今回は、3名のゲストの方をお迎えし、現在の活動内容をお話いただきました。
会場には、14人が集まりました。
------------------------
トークタイム
それぞれの活動への思い------------------------
最初にお話いただいたのは、
市民ライターの平塚千絵さんです。
市民ライター講座を受講した理由は、「仕事で文章を書く機会があり、上手く伝えることが出来ていないと感じていた」「伝わる文章を書けるようになりたかった」と平塚さん。
市民ライターとして取材・執筆するうちに、初めて知る市民活動団体に触れる機会があり、「もっと多くの人たちを紹介したいと思うようになった」と話してくれました。
また、
「自分の世界が広がった」「人の話を聞いて文章にして伝えるのが自分は好きなんだなと感じた」など、活動していくうちに感じた自分自身の変化についても話してくれました。
今回マチノワストーリーにゲストとして参加することを勤務先で話したところ、
勤務先からも活動内容を話して欲しいと講師の依頼があったそうです。
アクションが、更に次のアクションが生んでいます
緊張ぎみの平塚さんを、隣で「うんうん」と聞きながら支える、市民ライター同期の福地さん
次にお話いただいたのは、同じく
市民ライターの福地裕明さん。
「3.11オモイデアーカイブ」「おやじの会」「市民ライター」と幅広く活躍しています。
そんな福地さんですが、市民活動というのは特別な人がやることという先入観があり、
自分には縁の無いものだと思っていたそうです。
「市民活動者のゲストとして登壇している自分が不思議だ…」と話す福地さんでしたが、
それだけ市民活動が生活の中に身近にあるということを伝えてくれていました。
福地さんのポリシーは、
「まずは自分のことを考える!」。
「自分の好きなことをやっていたら、結果的に社会に役立つことだった」と話してくれました。
また、福地の中で、「3つの発想の転換」があったそうです。
その中の一つ、
「ネガティブからポジティブへの発想の転換」についてでは、出来ないことを並べるのではなく、どうやったら出来るかを考えるようになったそうです。
2017年の市民ライター講座募集の時は参加出来ない理由から考え始めたそうですが、2018年には、どうすれば参加できるかを考えるようになったと実体験として語ってくれました
「市民活動って、実は身近なものだよ」と話してくれた福地さん
最後にお話いただいたのは、
本楽カフェ 主宰Teaさんです。
「架空読書会」や「読んだふり読書会」など読書に関するイベントを主宰しています。
「自分がやりたいと思うことをやるために声を上げた」というTeaさん。
「自分が楽しいと思えることを、皆でやりたい」それが開催の理由でした。
当初、人が集まらなくて中止になり、モチベーションが下がってしまったそうですが、twitterのフォロワーは減っていないことに気が付きます。
社会人になって環境の変化もあり、「失敗したからといって、失ったものなんて何もなかったじゃないか。日程をよく考えよう、広報を工夫しよう」と再発起。
「
仕事以外のもうひとつの『場』を作りたかった」と思いを話し、
「ゆるやかな場で知り合った人同士が、街ですれ違う時に挨拶が出来る、そんな空気が街に広がったら良いなと思う」と話してくれました
--------------------------
クロストーク
これからのこと、こぼれ話--------------------------
福地さんから平塚さんへ「市民ライター講座の受講前、受講後ではどのように変わったか。仕事ではどう役立ったか?」に対し、「これまでの自分の文章は主観的だった。でもライター講座を受けたことで客観的に書けるようになり、仕事で事業報告書を書くのに役立っている」と答えてくれました。
Teaさんから福地さんへの質問では、「転勤が多い福地さんは、その土地での活動を置いてきたのか」に対し、「転勤した先々では自分の趣味の活動をしていた。
自分の活動がカタチになってきたのは、地元仙台に戻ってからでした。
でも地方都市に居たことによって仙台の良いところが見えてきました」と、福地さんは答えてくれました。
また、平塚さんからの「ローカルメディア立ち上げ構想は?」に対し、「地域の良さを紹介できるような何かが出来ればと考えている」と福地さんは今後の展望を明かしました
福地さんからTeaさんへの質問では、「失敗したところから浮上した原動力、きっかけは?」に対して、「自分がやってみたいことを実現したい!という思いや、気になって覗きにきてくれた人がいたことが自分を支えた」と話してくれました。
「架空読書会」を体験するワークショップも盛り上がりましたよ!
参加された皆さんからもゲストへ質問し和やかな雰囲気の中で幕を閉じました。
一人残らず、アンケートにもご協力いただきました。ありがとうございました!!
----------------------
チェック!
メディア掲載情報----------------------
イベント中、朝日新聞の記者さんから取材が入りました。
当日、記者さんからの取材に参加者の方にもご協力いただきました。
その時の記事が1月23日の朝日新聞朝刊に掲載されました。
デジタル版はコチラから。
https://www.asahi.com/articles/CMTW1901230400001.html市民ライターの渡邉貴裕さんが、当日の様子、ゲストの皆さんへの取材を記事にしました。
サポセンブログで公開中ですので、ぜひご覧ください。ブログ記事は
コチラから。