こんにちは、スタッフの小野です。
7月31日(日)13:30〜15:30 サポセン6階セミナーホールで開催しました、ハジマルフクラムプロジェクトの様子をお知らせします!
ハジマルフクラムプロジェクトとは?
仙台のまちで、様々な活動をしている方をゲストにお呼びするトークイベントです。
地域には、自分の好きなことや気になることをきっかけに活動を始める人がたくさんいます。そんな方のお話を聞きながら、参加者の皆さんと共に仙台について様々な視点で語り合います。今回のテーマは「転勤族と町内会と語るせんだい進化論」です。
仙台市は毎年約4万人から5万人規模の転入出が繰り返されています。地元の人たちと転入出者が入り乱れることで、既存の枠組みを活かしながら、常に進化し新たな文化を作り出す気風を感じます。仙台を進化させている市民活動者たちのお話をうかがいました。
ゲストは、二つの団体から4人の方をお呼びしました。
WE SENDAI 転勤族チーム(以下転勤族チーム)からは、大山宗之さんと田代智志さん。
片平まちづくり会のりっぱ準備会(以下のりっぱ準備会)から、柳谷理紗さんと関本欣哉さんです。
まずは、ゲストからそれぞれの団体ついて、設立の経緯や活動内容などをお話していただきました。
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▲転勤族チームの田代さん(写真右)と大山さん(写真左)
転勤族チームは、仙台市営地下鉄東西線の開業をきっかけに、これからの仙台をつくる超市民型プロジェクト「WEプロジェクト」のWE SCHOOL市民メディア隊養成講座へ参加した転勤族のメンバーで結成されました。
「転勤族のネガティブなイメージや、転勤族が感じている孤独感を解消したい」と語りながら、仙台のまちを転勤族と共に盛り上げる「えぇじゃないか!転勤族プロジェクト」や、転勤族が居心地の良いと決めた店を認定する「WE基地」や、シェアボトル「転勤族ボトル」の普及などの活動を紹介しました。
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▲片平まちづくり会のりっぱ準備会の柳谷さん(写真右)と関本さん(写真左)。
のりっぱ準備会は、片平まちづくり会の中にある準備会のひとつ。片平まちづくり会は、地域間・組織間の垣根を越え、片平地区全体でまちづくりに取り組む地縁組織。片平地区の連合町内会、片平地区社会福祉協議会、片平小学校PTA、民生委員、片平地区老人クラブ連合会などで構成されています。
「空き地になってしまった地域の空間を、自治体のチカラで管理・活用していくための準備会です」という関本さん。空き地となってしまった坂(のり面)になっている原っぱ「のりっぱ」を活かし、ヤギと一緒に草むしりをするイベントやアートイベントなど、地域内外のひとを巻き込んだまちづくりを行っています。
二つの団体がお互いの疑問をぶつけるクロストークでは、活動のきっかけについてやりとりも…
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転勤族チーム 大山さん「町内会に関わったきっかけはなんですか?」
のりっぱ準備会 関本さん「自分の店(ギャラリー)を開きたかったので片平地区に移り住みました。展示内容の理解を得るために、地域や町内会と関わりを持ちました」
また、転勤族チームからは、「町内会の施設や設備を使って、転勤族でもまちづくりに参加できれば」という意見もありました。
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▲会場はざっくばらんな雰囲気で、ゲストと来場者が気軽に話をしていました。
地域やまちづくりに関するフリーペーパーや書籍を手に取ったり、各々が自由に過ごしました。
今回は、サポセンを訪れた方や元転勤族で活動の様子に興味を持った方など、総勢17名の参加がありました。
参加後、「転勤族だけでなく、年齢問わずサラリーマン全体に参考になる活動の話しが聞けた」「若い世代による地域づくりへの情熱が伝わってきた」「活動への意欲が高まった」との意見がありました。
このトークイベントをきっかけに、参加者が気になる市民活動を発見し、興味を膨らませ、新たな活動が生まれれば幸いです。
今回のゲストの活動が気になった方はコチラをご覧ください!
WE SENDAI転勤族チームHP→
☆のりっぱ準備会FaceBookページ→
☆過去のハジマルフクラムプロジェクトの様子はコチラ→
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