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サポセン@仙台
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2015年12月28日(Mon) 2015年もサポセンをご利用いただき、ありがとうございました〜年末のご挨拶と、年末年始休館のお知らせ〜


2015年も、残すところあとわずかとなりました。
今年も多くの方にサポセンをご利用いただき、感謝申し上げます。

サポセンは12月29日(火)から1月3日(日)まで、年末年始のお休みをいただきます。
新年は1月4日(月)午前9時から開館いたします。

また元気なみなさまとお会いできますこと、楽しみにしております。
よいお年をお過ごしください。


<<<年明けのサポセン>>>
参加者募集中です。お申込みお待ちしております。

1月28日(木)
市民活動を「学ぶ」時間:NPOいろは塾〜90分でNPOの基礎を学ぼう!〜

2月14日(日)
市民活動団体初心者向け講座「はじめての助成金申請」


2015年12月28日(Mon) <国際交流・協力事業を行う団体さんへ>公益財団法人未来の東北博覧会記念国際交流基金平成28年度助成事業募集


公益財団法人未来の東北博覧会記念国際交流基金より、助成事業募集のお知らせをいただきました。サポセン3F助成金情報コーナーに情報がありますので、ご来館の際はご利用ください。
以下、概要です。

=============================================
公益財団法人未来の東北博覧会記念国際交流基金平成28年度助成事業募集

公益財団法人未来の東北博覧会記念国際交流基金は、昭和62年7月から9月まで開催された「未来の東北博覧会」を記念して創設され、民間の国際交流団体などが行う国際交流・協力事業に対する助成を行っています。
現在、平成28年度に助成する事業を募集しております。

◆助成対象事業の実施期間と受付期間
4/1〜6/30までの間に開始する事業  →1/1〜2/10まで
7/1〜9/30までの間に開始する事業  →4/1〜5/10まで
10/1〜12/31までの間に開始する事業→7/1〜8/10まで
1/1〜3/31までの間に開始する事業  →10/1〜11/10まで
申請に関するご相談は、申請受付期間中に限らず、いつでも受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。
※平成25年度から、従来の年6回から年4回に変更しておりますので、ご注意ください。

◆対象となる事業
次に掲げる基準に適合し、また、この助成金がなければ、著しく困難であると認められる事業です。
(1) 国際交流事業
 @ 海外派遣援助事業
県民を海外に派遣し、民際交流を通じて国際感覚の醸成をはかるための事業など
 A 外国人等受入れ援助事業
海外からの人々を受け入れ、県民との交流を通じて宮城県を理解してもらうための事業など
 B 国際交流イベント援助事業
県内及び海外で実施する交流イベントで外国人と一般県民が広く参加し交流できる事業など
 C セミナー及びシンポジウム開催に対する援助事業
国際交流・国際理解に関するセミナーやシンポジウムなどで、一般県民が参加し、普及、啓蒙を図る事業など
(2) 国際協力事業
 @ 国際協力事業に対する援助事業
宮城県内及び海外の開発途上地域で実施する国際協力に関する活動など
 A セミナー及びシンポジウム開催に対する援助事業
国際協力に関するセミナーやシンポジウムなどで、一般県民が参加し、普及、啓蒙を図る事業など
(3) 多文化共生推進事業
 @ 定住外国人との共生社会を構成するための援助事業
地域情報の多言語化に関する事業や日本語教育及び日本語での生活に関する研修など
 A セミナー及びシンポジウム開催に対する援助事業
多文化共生推進等に関するセミナーやシンポジウムなどで、一般県民が参加し、普及、啓蒙を図る事業など

◆助成額・補助率
助成額は、助成対象経費をもとに本基金の積算基準にしたがって算定します。
上限額は原則として100万円です。
また、助成額は、総事業費(渡航費を除く)の2分の1を限度とし、1万円単位として、1万円未満の端数は切り捨てます。

詳しくはこちらをご覧ください。
http://mia-miyagi.jp/grant_kikin.html
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2015年12月27日(Sun) 1/27開催<力を合わせて地域の課題を解決しよう>協働促進フォーラム〜福祉のあるまちづくり〜


宮城県からのお知らせです。
以下、概要です。

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宮城県震災復興担い手NPO等支援事業
協働促進フォーラム〜福祉のあるまちづくり〜

東日本大震災から間もなく5年が過ぎようとしている現在、被災地においては高齢化や担い手不足をはじめとする様々な地域課題が顕在化しており、震災からの復興に向けて、これら地域課題の解決のための取組が求められています。
とりわけ、介護保険制度の改正に伴い、それぞれの地域で必要とされる生活支援サービスを提供し、高齢者や家族を支える仕組みづくりが急務となっています。
これらの鍵を握るのは、NPO・市民活動団体や行政など多様な主体による『協働』です。
シニアや若者など、皆が力を合わせて地域の課題解決に向けて活躍できる社会を実現するためには、 どのようなことが求められるかなど、『福祉のあるまちづくり』をテーマにともに考えましょう!

日時:2016年1月27日(水)13:00〜17:00
会場:TKPガーデンシティ仙台勾当台 ホール1
定員:100名(先着順)
参加費:無料
対象:NPO法人、市民活動団体、自治体関係者、企業など
主催:宮城県
企画・実施:認定NPO法人杜の伝言板ゆるる
申込方法
参加希望の方は、所属、氏名、住所、連絡先をご記入のうえ、下記宛先までEメール、電話でお申し込みいただくか、申込用紙をFAXでご送信ください。

<プログラム>
13:00 開会・主催者挨拶
13:05 パネルディスカッション テーマ「福祉のあるまちづくり」
    【パネリスト】
     荒川直美氏(NPO法人むすび 理事/東京都練馬区光が丘)
     桑原三郎氏(NPO法人よろずや余之助 会長/群馬県太田市)
     嶋賢一氏(横浜市戸塚区役所地域振興課長)
    【コーディネーター】
     大久保朝江氏(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 代表理事)
15:05 休憩
15:25 情報交換会
17:00 閉会

詳細はこちらをご覧ください→https://www.yururu.com/?p=1358

連絡先・申込先
認定NPO法人杜の伝言板ゆるる
〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-6 コーポラス島田B6
TEL:022-791-9323 FAX:022-791-9327
E-mail:npo★yururu.com(★を@に変換) URL:http://www.yururu.com/
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2015年12月26日(Sat) 大学生の新しい情報発信のかたち<まいぷろかべしんぶん部展示スタート>


こんにちは。スタッフの松村です。
サポセン5階交流サロン、展示スペースで開催中の展示をご案内します。

カラオケ まいぷろかべしんぶん展 第2弾 カメラ

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地域のイベントや施設を取材し、地域を盛り上げる若者たちがいます。主な活動エリアは宮城野区です。その名も「まいぷろかべしんぶん部」。周囲の若者がSNSで情報発信をする中、壁新聞にしてその情報を発信しています。サポセンでの展示は2回目です。今回のネタは、
・うみの杜水族館
・地下鉄東西線開業イベント
の2つです。

壁新聞は、限られた場所でしか見ることができません。

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自分たちで貼りに行くのも地域や人との大切なコミュニケーションの機会。
また、偶然掲示場所に集まった人たちとの会話も楽しみの一つです。
みなさまお見逃しなく!


位置情報展示期間
2015年12月22日(木)〜2016年1月14日(水)
※開館時間:平日9:00〜22:00  日/祝9:00〜18:00
※会期中の休館日:年末年始12月29日〜1月3日 11月13日(水)

位置情報「まいぷろかべしんぶん部」とは、宮城野区中央市民センター主催のプロジェクトに集まった大学生や高校生が、今話題の「仙台うみの杜水族館」「地下鉄東西線」や地域のお祭りなどを取材し壁新聞で発信するグループです。

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活動について詳しくは、こちらをご覧ください→

2015年12月25日(Fri) 3.11以前のまちと人に出会う旅「3.11オモイデツアー」に行ってきました〜ぱれっと取材日誌〜


こんにちは、スタッフのかさいです。

東日本大震災から、4年9か月が過ぎました。12月13日(日)に開催された「3.11オモイデツアー」に、ぱれっとの取材のためスタッフの新田と一緒に参加してきました。

「3.11オモイデツアー」は、被災地の様子を見て巡るだけのルートツアーと違い、そのまちに住んでいた住民の方々と直接出会い、まちに残った痕跡の中から、まちの思い出を一緒に語り合うきっかけをつくろうというものです。
オモイデツアーを企画運営するのは、NPO法人20世紀アーカイブ仙台と荒浜再生を願う会、海辺の図書館です。荒浜を拠点にさまざまな活動を行っています。

この日訪れたのは、若林区荒浜地区。
12月6日に開業したばかりの仙台地下鉄東西線荒井駅に集合し、バスで荒浜に向かいました。


佐藤正実さん.jpg

▲午前9時30分出発。
「荒浜のことをもっともっと知ってもらい、まちと人、人と人をオモイデで結ぶツアーにしたい」と、NPO法人20世紀アーカイブ仙台の佐藤正実さん。「ツアーをきっかけに、荒浜のファンを一人でも多く増やしたいです」と語ります。


海岸清掃2.jpg

▲午前10時 深沼海水浴場に到着。
まずは、全員で荒浜再生を願う会の活動に参加し、海岸清掃を行いました。
荒浜再生を願う会は、「荒浜での豊かな暮らしを将来に繋いでいくこと」を目的に活動を始めました。毎月1回「ふるさと蘇生活動」称して海岸清掃などを中心に活動しています。

荒浜まちあるき.jpg

▲午前10時30分
荒浜のオモイデをたどりながら40分ほどかけて、ぐるっとまち歩きをしました。
案内役は、「海辺の図書館」の庄子隆弘さん(写真右)。そして同じく、震災後もまちの様子を写真に撮り続けている地元の写真家佐藤豊さん(写真中央)です。海辺の図書館は、荒浜の人や地域全体を図書館に見立て、地域情報を記録していこうという取り組みです。

参加者は、庄子さんから話しを聞き、地元の写真家の佐藤さんと一緒に荒浜の現状を写真に撮りながら、まちを歩きました。「被災地で写真を撮ることにためらいがあったのですが、地元の方と一緒だったので安心でした」と、参加者の一人が話してくれました。


おふるまい.jpg

▲正午。荒浜再生を願う会の皆さんによる「おふるまい」をいただきました。
今回は、幻のもち米と言われる「ハツキネモチ」を使ったつきたての餅やとん汁。それから、石窯焼きのピザも振舞われました。
荒浜では、活動が終わった後は、「おつかれさま」「ありがとう」の気持ちを込めて料理を作り、交流するのが習わしだそうです。


荒浜小.jpg

▲午後13時30分 
震災遺構となることが決まった荒浜小学校へ。
仙台市から許可をもらい校舎の内部を見学させていただきました。屋上に上がると、荒浜のまちを一望することができます。
仙台市若林区荒浜にある荒浜小学校は、海岸から700メートル内陸部に位置します。児童・近隣住民合わせて約300名の方が避難しました。震災当日、大津波は校舎の2階まで押し寄せたといいます。


ふりかえり.jpg

▲14時30分
ツアーの最後のプログラム、ふりかえりの時間です。
場所は、荒浜再生を願う会の拠点「里浜ロッジ」。
笑顔がはじける地元のお母さんたちが映しだされました。
この写真は、参加者がツアー中に写した、荒浜のワタシのイチオシの1枚です。

今回、仙台市内はもとより、熊本、京都、長野、東京などから集まった参加者は37人。震災後、被災地はどこに行っても同じような風景だと言われがちです。しかし朝から夕方までまる1日荒浜に滞在し、地元の人々の思い出話しを聞いたり、まちをじっくり歩いたり、一緒におふるまいをご馳走になったりすることで、そこにはたしかに町が存在し、人々の暮らしがあった体感することができたようです。

こうして様々な思いを胸に、3.11オモイデツアーは散会となりました。
ブログをご覧の皆さまも、ツアー気分を味わっていただけたでしょうか。


貴田さん.jpg

▲荒浜再生を願う会の貴田さん

それぞれの団体の思いや3者の取り組みなどを取材した内容は、ぱれっと3月号でお伝えします。お楽しみに!


位置情報ぱれっとバックナンバーはこちら → 
2015年12月25日(Fri) 2/14開催!初めての市民活動を応援。市民活動団体初心者向け講座「はじめての助成金申請」


「はじめての○○講座」は、思いを実現する上で身につけておきたいノウハウを基礎から学べる講座シリーズです。
今回は、助成金の申請を考えている方を対象に、活動資金についての基本から、知っておきたい助成金の特性・申請書を書くコツを学ぶ講座を実施します。

はじめて講座_アイコン5.jpg

日時:2016年2月14日(日)13:30〜14:30

会場:仙台市市民活動サポートセンター 研修室5

定員:20名(先着順)

対象:市民活動団体を立ち上げ予定の方
   立ち上げ間もない市民活動団体
   助成金申請に挑戦しようと考えている団体
   新たな資金調達の必要性が迫られている団体
   手探りで活動していて、資金調達に不安のある市民活動団体・NPO法人など

参加費:無料

講師:仙台市市民活動サポートセンター スタッフ

申込み・問合せ:仙台市市民活動サポートセンター
Tel:022-212-3010 Fax:022-268-4042
Mail:sendai★sapo-sen.jp(★を@に変換)
メールでお申込の方は、件名を「はじめて講座」として、
氏名・電話番号・質問(あれば)をお知らせください。

チラシ兼申込み用紙(PDF)→はじめての助成金.pdf


2015年12月23日(Wed) 今、求められる福祉文化の創造とは<地域福祉フォーラム 住民参加から広がる、支え合いのまちづくり>


こんにちは。スタッフの佐藤です。

2015年12月1日(火)14:00〜16:30。サポセン地下にある市民活動シアターにて、地域福祉フォーラム「住民参加から広がる、支え合いのまちづくり」を開催しました。

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▲今回は、NPOと泉区将監地区の地域住民が協働で取り組むサロン活動を事例に、今後の地域福祉の在り方を話し合いました。

2015 年の介護保険法の改正に伴い、要支援の高齢者向けサービスが自治体の事業に移行することが決まりました。仙台市は2017 年からの実施を決め、サービス実施に向けた整備を進めています。
それに伴い担い手には、市民ボランティアの力が期待されていますが、地域における支え合いの担い手不足は、これまでも課題とされてきました。高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けるためには、公的サービスはもちろん、家族や地域住民、ボランティア、NPO による支え合いの充実が必須です。


第一部〈基調講演&事例報告〉

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▲東北学院大学経済学部共生社会経済学科 教授 阿部重樹さんに、 
仙台市の福祉施策の現状や、福祉文化の創造について基調講演いただきました。

「福祉文化」とは、身近な地域社会の中で多様な人々の多様な生活課題に対し、地域全体で取り組む「支え合いの文化」と言えます。「福祉文化の創造」という言葉は2000年台前半から使われ始め、2002年には厚生労働省の社会保障審議会福祉部会から出された指針において、明文化されていました。

しかしながら、2015年現在、仙台市社会福祉協議会が行った地域福祉の担い手へのアンケートやヒヤリング調査からは、
@地域住民の地域への関心の低さ・地域活動に協力する住民の少なさ。
A活動メンバーの不足
B地域全体の人と人とのつながりの希薄化
C地域から孤立している世帯への関わりや支援の不足
という四つの課題が浮かび上がりました。

阿部先生は、「各地域の実情に合わせた工夫と積極的な取り組みが着実に積み重ねられてきている」と評価する一方で、他方では、アンケート調査結果から「この10年の間にどのような福祉文化を創造できたと言えるのだろうか」と振り返ります。

最後に、地域包括ケアシステム構築の目途とされる2025年まで10年、福祉文化を創造するには「人と人とのつながりの大切さへの気づき、見守りや日常的な生活支援を行う担い手の育成、多様な地域福祉活動におけるまとめ役の育成、地域住民主体の話し合いの場やネットワークづくりが必要だ」とまとめました。


事例報告

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▲事例報告は、NPO福祉ねっと宮城 藤田佐和子さん。
泉区将監地区でサロンを始めた経緯や活動の様子を紹介いただきました。

2013年、NPO福祉ねっと宮城は、仙台市内で福祉サービスを提供する11のNPOがネットワークを結び活動を始めました。市内で実施されているインフォーマルサービスの実態調査やボランティア意識調査から、地域住民の参加と活動の場づくりの必要性を強く感じ、行政や関係機関と連携会議を行うとともに、担い手育成のためにボランティア養成講座を実施しています。

泉区将監地区で開催するサロンは、食事の支援を必要とする高齢者に配色サービスを行うボランティア団体「けやきグループ」とともに運営。「サロンは地域住民の交流場所に留まらず、ボランティアの活動の場や、担い手育成の場としてとらえている」と藤田さんは語り、住民がお互いに支え合うための土台づくりが進んでいます。


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▲次の事例報告は、将監中央町内会会長 高橋節子さん。
町内会の活動やテーマ型のNPOとの協力体制についてお話しいただきました。

高橋さんはNPO福祉ねっと宮城とけやきグループが将監地区でサロン活動を始めるに当たり、当初から活動場所の提供や地域住民への情報周知に尽力されてきました。
高橋さんは「将監地区は一つのサロンだけではカバーできない。今後もこうしたサロンが1つでも多くできることに期待したい」としながらも、運営の担い手確保に課題を感じています。


第二部〈パネルディスカッション〉

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▲多様な主体が協力体制を取りながら、地域課題に取り組むに至った経緯、協働で地域福祉に取り組む際の課題や、今後の支援のあり方などをテーマに、阿部先生がコーディネーターとなり、関係者と対話を深めました。

■パネリスト
 NPO福祉ねっと宮城 事務局長 藤田 佐和子さん
 将監中央町内会 会長 高橋 節子さん
 けやきグループ 代表 齊藤 幸子さん
 仙台市社会福祉協議会 泉区事務所 係長・所長代理 春 由美さん
 南中山地域包括支援センター 所長 山路 百合子さん

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▲サロン活動を始めるにあたっての「とまどい」や「期待」など、活動者の生の声を伺いました。
 

終了後のアンケートでは
「地域づくりのヒントは、地域で活動する人たちの活動の中にあると思った」
「地域活動者の生の声を聞き、人材不足で大変な状況にあることが分かった」
「まずは地域の行事に参加して、地域活動に取り組んでいきたい」
「自分にできるボランティア活動を始めたいと思った」
「できるか、できないか。じゃなく。やるか、やらないかだ!!に共感しました」
など、たくさんの感想をいただきました。

今こそ、人口減少・少子超高齢社会の中を生きていく市民一人ひとりが、地域福祉に係る市民力の底辺の広がりと底上げについて、見つめ直すことが求められています。

位置情報今後も、サポートセンターでは、先進事例で明らかになった地域・社会の課題をテーマに、多主体がその解決のためのアイデアを交換する対話の場づくりをおこなう予定です。

ご来場の皆様、パネリストの皆様、ありがとうございました。
2015年12月21日(Mon) 1/28開催!市民活動を「学ぶ」時間:NPOいろは塾〜90分でNPOの基礎を学ぼう!〜


市民活動を「学ぶ」時間:NPOいろは塾
〜90分でNPOの基礎を学ぼう!〜


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日 時:1月28日(木)午後7時〜8時半
会 場:仙台市市民活動サポートセンター 研修室5
内 容:1.NPOについての基礎知識
    2.NPOはじめの一歩
    3.サポセンガイドツアー
定 員:20名
参加費:無料
申込み〆切:1月26日(火)
申込み・問い合せ:仙台市市民活動サポートセンター
TEL 022-212-3010/ FAX 022-268-4042
MAIL: sendai★sapo-sen.jp(★を@に変換)
※メールでお申込の方は、件名を「学ぶ時間」として、氏名・年代・住所・TEL・FAXをお知らせください。
 電話・FAX・窓口でも受け付けています。
チラシ(PDF)→3つの時間3.pdf
申込用紙(PDF)→申込み用紙.pdf


2015年12月20日(Sun) 1/12〆切「宮城県民間非営利活動促進基本計画(第4次・中間案)」パブリックコメント募集


宮城県からのお知らせです。

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「宮城県民間非営利活動促進基本計画(第4次・中間案)」に対する御意見の募集について

 社会を取り巻く環境の変化に伴い、地域や社会全体が抱える問題等が多様化・複雑化している中で、NPOが取り組む社会的・公益的な活動に対する期待が高まっています。
 宮城県では、こうしたNPO活動を取り巻く環境の変化等を踏まえて、NPO活動の一層の促進を図ることを目的とする「宮城県民間非営利活動促進基本計画」を作成しており、この計画(案)に対する県民の皆さんの御意見・御提案を募集しています。

◆計画(案)及び関係資料の公表場所:
宮城県ホームページ、共同参画社会推進課、本庁県政情報センター、各地方振興事務所県政情報コーナー(仙台地方振興事務所を除く)

◆募集期間:平成27年12月17日(木)から平成28年1月12日(火)まで
     なお、郵便については当日消印有効です。

◆意見等の提出方法
・郵便、ファクシミリ、電子メール
・意見を提出する様式は自由ですが、「意見提出用紙 [※宮城県HPよりダウンロード可]」を使用していただいても結構です。
・いずれの方法の場合でも、住所、氏名(団体・企業の場合は、その名称及び代表者の氏名)、電話番号、男女の別、年齢を必ず記載してください。
・意見等の提出は日本語に限ります。

詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kyosha/sokusinkihonkeikaku-cyuukan.html

◆意見等の提出及び問合せ先
宮城県環境生活部共同参画社会推進課NPO・協働社会推進班
〒980-8570  宮城県仙台市青葉区本町三丁目8-1
FAX:022-211-2392
E-mail:kyoshan★pref.miyagi.jp(★を@に変換)
電話:022-211-2576(電話による意見提出はできません。)
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2015年12月19日(Sat) 地域で活動するみなさんを応援します!<宮城野区中央市民センターで活動する市民企画員のみなさん>


こんにちは。スタッフの松村です。

サポセンでは日々、「何かしたいけれど何から始めていいかわからない」「地域課題を、こんなアイディアで解決する活動を始めたい」などなど、地域づくり、ボランティア活動、市民活動に関するご相談が寄せられます。

普段は、サポセン窓口でお話を伺うのですが、今回は宮城野区中央市民センターに出張です。
市民センターの若者事業「まいぷろ」をお手伝いさせていただいているということもあり、スタッフの佐藤と行ってきました。

今回のサポセンのミッションは、宮城野区中央市民センターで活動する市民企画員の方々のこれまでの活動を整理し、誰かに伝えられるカタチにすることです。
現在、「未来に伝えたい”宮城野の記憶”」と題し、2つの企画が大詰めを迎えています。

まずは、いつも通りそれぞれの方々がどんな思いで、どんな活動をしているのか伺いました。
2つの企画には、メンバーのみなさんの熱い思いが込められていました。
「あれも、これもやってみたい!」「伝えたいことがたくさんある」と、話は尽きません。

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▲市民企画員の西井明美さん(写真右)と、村山智基さん(写真左)は、昔ながらの宮城野区の運動会について、地域の人にインタビューをし、調査してきました。昔の運動会の良さを伝えようと、今度、宮城野区の子ども会に所属するお母さんたちに向けて、20分で取り組みを発表するとのこと。
何を、どう伝えれば、運動会に関心を持ってもらえ、良さが使わるのか…。
発表に向けて、内容を取捨選択しタイムテーブルを作成することが、今日のゴールです。

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▲一方、市民企画員の佐藤千恵子さん(写真左)と北畠宏さん(写真右)は、宮城野の歴史や魅力を後世に伝えていくために、地域の人たちと一緒にカルタをつくり、遊びを通じて広く多くの市民に宮城野の魅力を伝えたいと活動中です。
目下のミッションは、カルタづくり。しかも、地域の人達を巻き込むことがポイントのようです。
多くの市民…これほど漠然とした対象はいません。まずは、市民センターを中心に活動している歴史系サークルに所属する人たちをカルタづくりに巻き込むため、どんな投げかけをすればいいのか。自分たちの活動について、説明できるようになることをゴールとしました。

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▲今回はワークシートを準備してみました。少し視野を広げてみるシート。
誰かに自分の活動を伝える際、伝える相手が「活動に参加したくなる」「活動に共感する」「寄付をしたくなる」など、「どうなってほしいのか」をしっかりイメージすることが大切です。
そのために伝えるべきことを取捨選択し、整理していきました。

3時間のワークショップはあっという間…。
みなさんのワークシートには文字がびっしり。

西井さんと村山さんの、「お母さんたちに運動会の良さを伝えたい」というシンプルな思いからは、「希薄化するコミュニティ」に対する問題意識が浮かび上がりました。運動会の良さを共有したうえで、本当に伝えたかったことは、「ちょっと面倒な人づき合いも、自分やこどもたちにとってたくさんのメリットがある」ということでした。
千鶴子さんと畠山さんは、歴史系サークルに所属する人たちにカルタづくりに賛同・参加してもらうために、これからどんなことをすればいいのか。ゴールに向けた事業計画のようなものをワークシートにびっしりと書き込みました。

始めは、目の前のイベントや、講座企画をどうしようか…そんな話が飛び交っていました。でも、みなさんの中には「将来、自分たちの活動によって地域の人や自分たちの暮らす街がこうなっていたら素敵だなぁ…」というしっかりとしたイメージがあったことが分かりました。

みなさんからは、
「自分たちの活動について文字にする難しさを知れた」
「これからは、自分の頭の中だけで内向きに考えるだけではなく、表に出して考えて進めるようにしたい」
「自分たちの活動の道しるべが見えた」
など、感想をいただきました。

手(グー)私たちは、自分たちの住むまちの魅力を伝えたり、暮らしの中で気が付いた課題を解決しようと日々活動する方々のパワーは本当にすごいと実感。
サポセンは、これからも地域で活動するみなさんを応援するため、各種相談や情報提供を行っていきます。

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