2015年11月15日(Sun)
「広瀬川とサケ」私たちのまち自慢!地域資源を活かして子どもたちと学ぼう〜ぱれっと取材日誌〜
こんにちは。スタッフの松村です。 秋が過ぎようとする11月。 仙台のまちを流れる広瀬川では、毎年サケが産卵のために遡上する様子を見ることができます。 「広瀬川でサケ産卵?!」と驚く方もいるかもしれません。仙台は、私たちと、自然や生きものとの繋がりを感じることができる自然豊かなまちです。 ぱれっと2月号でご紹介するのは、荒町児童館と市民活動団体カワラバンが協働し、子どもたちが自分の住むまちを舞台に様々な地域の魅力や人と触れ合いながら学ぶプロジェクト「広瀬川とサケ」です。早速、スタッフの松田と荒町児童館におじゃましてきました。 5年目を迎えるこのプログラムは、サケが遡上する11月から始まり、児童館内でサケの卵を2ヶ月間飼育、稚魚になるまでみんなで大切に育て、2月に広瀬川に放流するというもの。 毎年、子どもたちに川の環境やサケの生態について教えてくれるのは、カワラバンの菅原正徳(すがわらまさのり)さんです。普段より、地域環境保全と地域に目を向ける人材育成を目的に、さまざまな環境教育活動を行っています。 ▲今年は、未就学児や小学生、地域の大人まで17名が参加しています。 「サケってどんなお魚?」「どうやって産卵するでしょう」「オスとメスの顔の違いは…」と、サケのぬいぐるみを使いながらレクチャーする菅原さん。 ▲レクチャーの後は、児童館から歩いて広瀬川の河口近くにサケの遡上を見に行きました。 ▲カメラに収めることは残念ながらできませんでした!が、 ちらほらと流れの緩やかな岸部には、川をのぼるサケの姿がありました。サケを狙ってサギもスタンバイ中。 ▲あいにくの雨で、広瀬川の水位が上がり近くまで行って見ることはできませんでしたが、 懸命に泳ぐサケの背ビレを何度も目撃!子どもたちも「いた!」と叫びます。 ▲荒町児童館の「広瀬川とサケ」担当の堀江瑞希(ほりえみずき)さんは、「子どもたちに生の体験から多くのことを学んでほしい」と話します。 身近な地域資源を活かした学びから、子どもたちは地域のこと、環境のこと、命のことなど多くのことを学びます。 詳しくは、ぱれっと2月号でお伝えします。お楽しみに! ※「広瀬川とサケ」は、日本NPOセンター事業「NPOどんどこプロジェクト2015」のひとつです。 ぱれっとバックナンバーはこちら→★ |