2021年10月21日(Thu)
自分の情報発信指針を見つけるワークショップ<ローカルメディアコンパスを体験しよう>ゲストはNPO法人森ノオト北原まどかさん
サポセン水原です。 10月9日(土)にサポセンにて、情報発信の困りごとに役立ててもらおうと、 NPO法人森ノオト 理事長 北原まどかさんをゲストにお迎えし、「ローカルメディアコンパスを体験しよう!」を開催しました。 ※ローカルメディアコンパスや講座概要について、詳しくは下記の講座案内ブログをご覧ください ⇒ 情報発信ワークショップ「ローカルメディアコンパスを体験しよう」 ![]() 当日講座に参加したのは13人。ローカルメディアに関わっている人、市民活動団体の広報担当者、市民ライターや、これから情報発信をしていこうと考えている人など、様々な背景を持つ人の参加がありました。 ▲今回講師を務めていただいた、NPO法人森ノオト 理事長 北原まどかさん(画面左) ![]() 森ノオトがローカルメディアコンパスを発行したのは、2019年12月。この後すぐに、新型コロナウイルスが猛威をふるい、対面でのワークショップ開催が困難となりました。対面でのワークショップは今回の開催が初めてだったそうです。 また、講座「ローカルメディアコンパスを体験しよう」は、当初2020年3月に実施する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で残念ながら中止に。あれから約一年半が経ち、ようやく北原さんを仙台にお迎えして、ワークショップを開催することが叶いました。 ▲ローカルメディアコンパスで気になるカードを使ってアイスブレイク 前半は、北原さんから森ノオトの活動とローカルメディアコンパスが生まれた理由についての講話。情報発信者へのエールともいえる思いのこもったお話をしていただきました。 後半は、その熱が冷めないうちに、実際にローカルメディアコンパスを使ってのワークショップを体験しました。 ![]() ワークショップでは、4人ほどのグループに分かれ、次の4枚のカードのエピソードについて話し合いました。 @おっと?主人?旦那さん? A惜しまれて閉店 B巨乳ポスター C「限界だけど」 ユニークなテーマが書かれたカードの裏面には、情報発信者の経験談や失敗談をもとにしたエピソードと、問いが掲載されています。例えば、@の「おっと?主人?旦那さん?」のカードでは、あなたならどんな言葉を使う?といったように、テーマについて各グループで話し合い、自分たちのグループでは、どう対応して、どう発信していくかの方針を決めていきます。 そして発表へ。 どのグループも白熱した議論が交わされ、様々な意見が出ていました。 参加者からは以下のような情報発信に関わる指針が出されました。 「先ずは相手の事情を知る」 「ちょっとした違和感を大切にする」 「媒体のコンセプトをハッキリさせる」 ・ ・ 最後に、北原さんから伺った大切なキーワードを皆さんに共有したいと思います。 「言葉には意思が込められている。言葉の背景を知ろう」 「正解は誰かが教えてくれるものじゃない」 「お互いの思いや意見を響き合わせて作用していくのが編集」 「新型コロナだから何もできない、じゃなくて、対応すれば救われる人もいるかもしれない。情報発信をあきらめないで取材する必要がある」 今回のワークショップでは、情報発信の難しさを実感したと同時に、皆で一緒に考えて同じ方向に進むことの大切さ、様々な意見に触れることで視野を広げる面白さを感じました。 参加者からは「相手にどう伝わるか考えることの大切さを学べた」「正解を求めず、まずは対話を重ねていきたい」など、様々な感想が寄せられました。 私たちサポセンスタッフも、改めてニューズレターや、動画制作など情報発信に携わる者として身の引き締まる思いでした。 ご参加いただいた皆さん、北原さん、ありがとうございました。 ▲交流会では北原さんと参加者で情報交換 ▲最後に北原さんとサポセンスタッフで記念写真を撮りました ------ ![]() 次回は、2021年2021年10月29日(金)18:30〜20:00 に開催します!! 場所はサポセン1階マチノワひろば。参加費無料、入退場自由な気楽に参加できます。 ローカルメディアコンパスに触ってみたい!という方も是非、お待ちしております。 詳しい内容は、サポセンブログでご確認ください。 |