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2021年05月25日(Tue) 被災した地域の記憶をつなぐプロジェクト記録集〜サポセンブックレビュー〜


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こんにちは。スタッフの伊藤です。
サポセン図書コーナーからオススメの本を、ご紹介します。


RE:プロジェクト通信記録集

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仙台の沿岸部、そこに何があったか、みなさんは覚えていますか?
本書には、仙台の東部エリアに暮らしてきた方々のかつての暮らしや思い出が詰まっています。
東日本大震災後、仙台在住のフリーライター西大立目祥子さんが「聞き書き」し、詩人の武田こうじさんが詩をつづり、12の集落ごとに制作したフリーペパー『RE:プロジェクト通信』『五年目のRE:プロジェクト通信』をまとめた記録集です。

RE:プロジェクトは、仙台市公益財団法人仙台市市民文化事業団の事業です。
本書では、12の集落ごとに「この地域を知るためのメモ」としてまとめられています。構成は、地域ごとの地図、3.11に何が起こっていたかの記録。地域の歴史的背景、さらに「まちの記憶」として取材した「聞き書き」、最後に「詩」でしめくくるというもの。
地域の歴史で言うと、例えば東部エリアの歴史は政宗公の新田開発とも関係が深く、そこを縦に通る物資運搬に使われる為に掘られた貞山運河についてなど丁寧に紹介されています。
財団職員で担当の田澤さんは、「この本は、RE:プロジェクトの歩みとともに、大震災を経験した街の記録でもあります。語られる言葉や垣間見える地域の様子について、大震災からの時間を思いながら読み進めていただけますと幸いです」と語っています。

本書は、このプロジェクトがどのように進められて行ったかが分かるバイブルにもなる内容です。今は見る事の出来ない昔の風景写真も織り込まれていて、懐かしさを感じる方もいらっしゃるはずです。

東日本大震災によって街並みを失ったこの地域は、当事者の語りにしか「ここに在った確かな暮らし」を感じる事ができません。もう住むことの出来ない災害危険区域に、これから観光果樹園や温泉施設にレストランなど、続々できていく予定です。

震災から10年、そこに、昔の暮らしがあった事をふと思い出してもらえる手がかりに。今一度「故郷に住めなくなった」言葉にならない声を聞いてみませんか?

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編 集:西大立目祥子 武田こうじ  田澤紘子(公益財団法人仙台市市民文化事業団)
発 行:公益財団法人仙台市市民文化事業団
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サポセン図書コーナーには、「何か始めたい!」方のヒントになるもの、市民活動の参考になるようなもの、様々な図書がございます!貸出期間は2週間で、1人1回につき2冊までお貸出ししています。
スペースの関係で閉架しているものが多くなりましたが、引き続きサポセン1階「マチノワひろば」に貸出図書を設置しています。なにか書籍をお探しの場合は、スタッフまでお気軽にお声がけください。

ひらめき他にもいろいろな貸出図書があります!→サポセン在庫書籍一覧(20210124更新)
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