2020年08月09日(Sun)
学生たちの本分、学ぶ機会を失わせない!協働で食料支援<みやぎ学生緊急アクション×ワカツク×フードバンク仙台>〜ぱれっと取材日誌〜
こんにちは。スタッフの水原です。 8月号紙面オモテ面では、新型コロナウイルスの影響の中で、今できることを「協働」で取り組んだ人たちを紹介しています 新型コロナウイルスは、学生たちの生活にも大きく影響を及ぼしました。保護者の経済状況の悪化、アルバイト先の営業自粛による収入の減少は、学生たちの生活を圧迫したのです。困窮する学生たちを支援しようと立ち上がったのが、みやぎ学生緊急アクションです。 今回の取材では、みやぎ学生緊急アクションが行った支援のひとつ、食料支援を取り上げました。活動に賛同し、一緒に取り組んだのは、一般社団法人ワカツク、そしてフードバンク仙台です。 2020年6月13日、仙台市青葉区のFiveBrigeで、困窮する学生たちに向けて行われた、第2回目の無料食料提供の会場に伺い取材をさせていただきました。 ▲みやぎ学生緊急アクション立ち上げメンバーの1人、小高紗季(おだか さき)さん(写真左端)と、メンバーの皆さん。東北学院大学、東北福祉大学の学生が中心となって運営しています。 みやぎ学生緊急アクションは、新型コロナ感染拡大防止による外出自粛の中で、「アルバイトができず、生活費や学費を払えなくて困っている学生が多いのでは?困っている学生を助けたい」と、小高紗季さんが仲間たちに声をかけ立ち上がりました。 2020年4月、宮城県内の学生に向けて「新型コロナ感染拡大の学生生活への影響調査(宮城県内)」を実施。アンケート結果をもとに、学生支援の必要を訴え、行政への政策提言、世論へ働きかけました。 ▲5月19日、仙台市に「新型コロナウイルス感染拡大の影響による学生への支援に関する緊急要望」を提出した様子。同要望を6月3日に宮城県に提出しました。 −−−−− 活動内容が、noteにまとめられています ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ みやぎ学生緊急アクション ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑ サポセンブログでも、 アンケート調査のご協力、アンケートの結果をご紹介していました。 ↓↓ 4/30まで<あなたの声、届けます。 宮城県内の学生に支援を>アンケート調査にご協力ください ↓↓ アンケートの結果<新型コロナの影響から、 学生の学ぶ機会を失わせないために!みやぎ学生緊急アクション −−−−−− ▲食料支援は5月30日、6月13日と2回実施しました。6月13日は、事前に連絡があった61人分の食料が用意されていました。 ▲1週間分の食料です。卵もありますよ。 食料を提供したのは、生活困窮者に食料支援をしているフードバンク仙台です。 普段は、全国から寄せられる食料を提供していますが、今回は一度に用意する人数が多かったため、みやぎ学生緊急アクションの活動に賛同した企業や個人からの寄付金で食料を購入したというお話を、代表の小椋亘さんから伺いました。 ▲「助けてと言える社会にしたい」と小椋さん。 食料支援を行った、青葉区五橋のFiveBrigeの前にて。 フードバンク仙台では、8月30日までクラウドファンディングで寄付金を募集中! ▲社会課題解決を目指し、活動する若者を支援している一般社団法人ワカツク代表の渡邉一馬さん。食料を袋に詰める作業を手伝っていたところを撮らせていただきました。 渡邉さんは、みやぎ学生緊急アクションの活動を支えたいと、「何か手伝えることは無いか」と声をかけたそうです。アルバイトを失った学生のために、企業や団体に声を掛け、アルバイト先を紹介するなどしました。 みやぎ学生緊急アクションでは、 新柄コロナ宮城学生支援室(LINEでの相談窓口)を開設 アルバイト先を失った学生に向けて、アルバイトを紹介したり、専門家と連携して労働問題解決にも取り組んでいます 皆さま、お忙しいところ取材にご対応いただきまして、誠にありがとうございました。 8月号ぱれっとは、こちらからダウンロードできます。ぜひご覧ください。 |