みなさん、こんにちは。スタッフの小田嶋です。
サポセンの図書コーナーから、オススメの本をご紹介します
今回、ご紹介する本はコチラです。
ラッキーとの日々
〜東日本大震災・愛犬と家族の絆をつづった手紙〜いつも庭で愛犬ラッキーと暗くなるまで遊ぶ子どもたち、家に帰ってきて制服のままこたつでウトウトするお兄ちゃん。そんな当たり前の日常が、当たり前ではなくなる――福島第一原子力発電所事故により急な避難を余儀なくされた一家は、愛犬ラッキーを一人ぼっちで福島に残してきてしまいます。1ヶ月もすれば、いわきに戻る予定でした。しかし、当分は帰れない状況に…。ラッキーを苦しめたと自分を責める子どもたち、傷つく我が子を案ずる両親。本書には家族が互いに支え合い、日常を取り戻そうと奮闘する様子が描かれています。大震災という大きな悲しい出来事の中に、一人ひとりのドラマがあったことを教えてくれる、ある家族の実話です。
また、手紙のようにつづられる文章からは、避難後の経緯や子どもたちの成長の様子が、身近な人からの近況報告のように読むことができます。
想定外の災害が続く昨今、かけがえのない家族を守るために私たちに何が出来るでしょうか?
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文:渡部 真理子 絵:さとう なつき
制作:読み聞かせサークルこだま
発行日:2013年9月
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サポセン図書コーナーには、「何か始めたい!」方のヒントになるもの、市民活動の参考になるようなもの、様々な図書がございます!貸出期間は2週間で、1人1回につき2冊までお貸出ししています。
スペースの関係で閉架しているものが多くなりましたが、引き続きサポセン1階「マチノワひろば」に貸出図書を設置しています。
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