2019年12月21日(Sat)
性的マイノリティの中高生が集える場所を「HOMEY」〜ぱれっと取材日誌〜
こんにちは、スタッフの松村です。 ぱれっと1月号「市民ライターの突撃インタビュー」では、東北のレスビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニング(LGBTQ)などの中高生が集える場づくりをする「HOMEY」をご紹介します。 取材を担当するのは、市民ライターで、東北希望の会の代表を務める前川珠子さんです。 東北希望の会は、過労死・過労自死防止を呼びかける啓発活動をする遺族・市民の会です。 「増え続ける10代の自殺者のなかにも性的マイノリティがいます。HOMEYの存在を広く伝えたい」と手をあげてくださいました。 ▲代表のあゆみさん(手前)と、市民ライターの前川さん(奥) HOMEYの主な活動は交流会の開催です。 自分の性について悩んでいる中高生であれば誰でも参加でき、性的マイノリティ理解者の参加もOKです。読書やカードゲームをしてまったり過ごしたり、お花見、クリスマス会などのイベントもしています。 代表のあゆみさんはトランスジェンダーです。 取材では自分が悩んだ経験や、不登校だった頃のこと、家族との間での話などさまざまなことを話してくれました。 トイレや制服、プールなど男女を分けることで様々なことが機能している「学校」においては、生きにくさを感じる場面はたくさんあるそう。(プールの男女別は学校により対応が異なります) 学校や家庭といった限られた世界に置かれている10代はにとって、誰か共感してくれる人がいる場所、自分の性に偽らずにいられるもう一つの場所が心の支えになります。 私は異性愛者で、性の自認にも悩んだことがありませんでした。 今回の取材で、私が意識したこともないような局面で、悩み、我慢している人がいることを改めて知ることができました。 HOMEYからお知らせ-------------------------------------------------------- 日程:2019年12月22日(日) 時間:14時30分〜17時 場所:仙台市市民活動サポートセンター 研修室2 内容:クリスマスパーティーです!いえい! お菓子を食べて、みんなで話して、ゲームをするのはもちろん、参加者の方にプレゼントを用意してもらって、みんなでプレゼント交換もしたいなーと思っています。 プレゼントに関することは注意点の欄にも書きましたので、ぜひご確認ください。 参加費:200円 参加方法: homey-touhoku.github.io のお問い合わせに 1.名前(通称名可) 2.年齢 3.セクシャリティ(書かなくてもかまいません) 4.備考(何かやりたいこと、質問等あれば) を書いて送ってください。 ※注意点 プレゼント交換用のプレゼントは、特に制限などは設けませんが、 高価過ぎるもの、手作りの食品以外(食あたり防止のため)の物でお願いいたします。 ----------------------------------------------------------------------------------- ぱれっと1月号は1月4日発行です! お楽しみに! 「ぱれっと」バックナンバーはこちらからご覧いただけます。 |