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2017年12月03日(Sun) 地域を支えるお互い様のネットワーク


【市民ライター講座2017 受講生の取材原稿を公開します】

 病院への付き添い、話し相手、庭の草むしり。日常生活で周りの助けを求める人が絶えない。「特定非営利活動法人地域生活支援オレンジねっと」(泉区南光台南)は、家族単位で登録した住民同士が、互いに助け合う地域生活支援の拠点だ。

 代表兼コーディネーターの荒川陽子さん(59)が、支援を希望する人の相談を受け、希望に合わせてボランティアをマッチングする。必要に応じて、地域包括支援センターや介護事業所と協力し、支援を考える。
 生活支援対応ボランティアは常時37人。病院の付き添いや送迎など、事前研修を行い準備する。依頼に合わせて仙台市内各所に赴く。

 団体設立は2006年。荒川さんは「地域に支援をしたい人と受けたい人をつなげる拠点を作る必要があった」と当時を振り返る。
 きっかけは2005年、地域福祉に関わる仕事をしていた頃。生活相談員兼ボランティアコーディネーターをしていた。支援が届かない病人や高齢者を目の当たりにした。国の社会福祉制度では、増える高齢者全てに手が回らない。民間の支援は高額で二の足を踏む。頼れる家族が近くにいない独り暮らしの高齢者もいる。

 「制度や家族が支え切れない困りごとや悩みを、地域が代わって担えれば」との思いが募り、同年12月に職を辞した。南光台のインテリアショップの一角に、生活支援と相談の場を構えた。支援の求めは高齢者に留まらず、障がい者や子育て世代からもあった。団体の認知度が上がるにつれ、支え合う仲間がオレンジねっとに集まった。

 地域住民の交流を促すためにコミュニティカフェとサロンを開設した。毎日多くの人が訪れる。週末は野菜や古布の販売会など、住民が企画したイベントで賑わう。
 地域の行政機関や学校、幼稚園、商店との繋がりを活用して、地域団体とともに、南光台地区のまちづくりに取り組んでいる。17年7月には、法人格を取得。地域に深く根ざし、生活と賑わいを支えるのに無くてはならない拠点となった。

 「地域の人がいるから活動を継続できる。助け合いのネットワークを広めるためにも出会いを大切にしたい」と荒川さん。
「住民1人を数人で支えるお互い様」の仕組みは、制度や家族の枠を超え広がり続ける。

オレンジねっと (640x426).jpg
▲荒川さんは、これからもたくさんの人を支え、笑顔にする。

(仙台市青葉区 小野真璃子)

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